息子は1歳、娘は6歳。
5つ歳が離れている我が家の姉弟は、遊び方や興味もそれぞれです。それぞれで遊ぶ時間はもちろんあってもいいけれど、一緒に遊べる時間もあると嬉しいところ。うちにはいろいろな玩具があるのですが、歳が離れていても一緒に遊べるのは、オープンエンドなおもちゃが多いです。
長く遊べて楽しい、我が家のオープンエンドトイをご紹介します。
目次
オープンエンドなおもちゃとは
オープンエンドトイというのは、遊び方が1つでなく終わりの決まっていないおもちゃのこと。反対にクローズエンドなものは、パズルや迷路、ゲームなど、ある程度遊び方が決まっていて終わりのあるもののことを言います。
オープンエンドトイは、
- いろいろな遊びに使える
- 子どもの想像力を駆使すれば何度でも無限に遊べる
- 0歳から長く使える
- お部屋に飾っても可愛い
といった魅力がいっぱい。シンプルだけど飽きがこないので、個人的にはとってもおすすめ。自分で考え想像する経験や、手先を使った遊びができるのも魅力的。1歳息子はもちろんのこと、6歳になる娘も今でもよく遊んでいます。
重ねる・並べる・積む
コップ重ね
ただただコップを重ねて遊べるだけに見えるこちらのおもちゃ。これが意外にも子ども心を掴みます。
積み上げて壊したり、重ねてみたり、全部のカップを並べて置いては丸い玉を入れてみたり…子どもたちはいつも夢中。この後ご紹介する他のおもちゃとも組み合わせやすく、おままごとやごっこ遊びの器としても使えます。6歳児も見立て遊びでいまだに使っています。
大人から見るとめちゃくちゃシンプルなおもちゃなのですが、このシンプルさがよいみたい。いろいろなメーカーのものが販売されているのですが、おすすめはカップの底が平らで裏返しても使えるもの(底が丸みを帯びているものはひっくり返して使いにくいです)。
王道はやはりcombiです。10段あるし色もはっきりしていて子どもの興味を引きやすい。キャラクターものが好きなら、モンポケ、いないいないばぁなんかもあります。
ちなみにうちはじじばばがリクエストしたものとは違う謎メーカーのものを買ってくれたためどこのかよく分かりません…まぁよく遊んでいるのでいっか…。
カラフルな積み木
積み木もオープンエンド代表のような存在。積み上げる、形作る、コップ重ねの器に入れたり出したり、見立てあそびにも便利です。
積み木もいろいろありすぎてどれを選ぶか迷うのですが、個人的には最初は口に入らないサイズのものを20個程度でOKだと思っています。積み木って重いのであまりにも大きかったり数が多かったりすると子どもは扱い辛く、お片付けも大変。増やしたい場合は年齢が進むにつれて少しずつ増やしていくといいかもしれません。
うちで一番初めに使い始めたのはBRIOのもの。
もっと数の多い素朴な木の積み木もあるのですが、手軽に扱えるBRIOの積み木の方が出番が多いです。
カプラ
積み木だけでは物足りなくなったら、おすすめなのはカプラ。
薄い1枚の板がたくさん入っていて、めちゃくちゃシンプルなのですが、きれいに重ねて作品を作るととっても美しい。重ねやすいし、倒れても1枚1枚が軽いので衝撃が少ないのもいい。
対象年齢は生後10か月から大人まで。ちなみに我が家は娘が幼稚園で遊んで興味をもったので、6歳の誕生日に購入しました。アート作品のような仕上がりになるし、大人も楽しめます。カプラに関しては、数が少なすぎると物足りないので、200ピースは欲しいところ。多ければ多いほど作れるものも増えるので、買い足していくのもおすすめです。
つなげる・まわす・曲げる
ポキポキ『ポップチューブ』
昔の掃除機の管のような形状で、曲げるとポキポキ音がするカラフルなチューブ。
ついつい大人も触ってしまう不思議な魅力がある玩具です。ポキポキ曲げながら好きな形を作るのもおもしろいし、チューブ同士をつなげて大きい輪っかを作ったり、くさりのようにつなげたりするのも自由自在。最近では、娘がぐるぐる巻きにしてソフトクリームを作っていました。安価で手に入るわりに意外に長く遊べる玩具です。買ってよかった‼
1歳息子はチューブをガジガジと齧ってしまうので、変形しちゃったときは内側から細長いペンを入れて整えるとなんとかもとに戻ります(ちょっと歯形が残るけど…w)
マグフォーマー
磁石でひっつくブロック、マグフォーマー。
見本を見ながらおうちを作ったり、車を作ったり…といったクローズな遊び方もできますが、好きなように並べたり形作ったりすれば自由自在に扱える素敵な玩具です。キラキラした見た目もきれい。
並べて道を作ったり建物を作ったり。レールを走る電車のトンネルを作ったり、ホワイトボードに貼り付けて形を作ったり、いろいろ楽しめます。
カラフルギア
くるくると回る歯車を組み合わせて遊べる玩具。
これも歯車同士をつなげて遊ぶのが楽しいです。いろいろなパターンで作る歯車を試しては、回して遊べます。ボーネルンドのものは軽い力で歯車同士がきれいにくるくる回るので、大人もつい回してしまう。1歳の誕生日に息子に購入したのですが、6歳娘もよく遊びます。
うつす・入れる・落とす
ストローとペットボトル
ストローとペットボトルさえあればすぐに作れるこの玩具。
ボトルにストローを入れていくというとっても単純な遊びなのですが、うちの1歳児にはドンピシャでした。穴や隙間に物を入れることにやたらとハマっていて、無心で遊んでくれます。手先をよく動かすので、器用さアップにもなりそう。ストローは他のおもちゃと組み合わせて他の遊びにも使えます。
丸い玉とおたま・トング
丸い玉を掬ったり、挟んで持ち上げたり。
コップがさねのコップにうつしては、掬い、他の容器に入れて…とよく遊んでくれます。玉は赤ちゃんの口に入らないサイズのものを使いましょう。
我が家はくるくるチャイムの玉をよく使っています。くるくるチャイムは穴に玉を入れると下から出てくるというクローズエンドな玩具ですが、玉が口には入らないけれど子どもに扱いやすいちょうどよいサイズなので、玉だけ使って遊ぶことも多いです。
ちなみに、おたまとトングはナチュラルキッチンで購入したミニサイズの本物です。
体を動かす
バランスボード
上に乗ってゆらゆら遊んだり、立てかけてすべり台にしたり。レールの坂道にしたりトンネルにしたり、横向きに立てかけて壁にしたり、といろいろな遊び方ができるバランスボード。
コロナ禍で子どもが運動不足にならないようにと数年前に購入。大型のジャングルジムやすべり台を置くスペースはない!という人にもおすすめです。
ちなみに、うちの娘は運動以外に使っていることの方が多いです。いろいろなものに見立てて遊べる素敵なオープンエンドトイだと思っています。
まとめ
我が家のオープンエンドトイをまとめてみると、どれもシンプルな作りだということが分かります。
子どもたちを見ていると、シンプルであるが故に、子どもはそこから想像力を掻き立てられ、いろいろな遊びに展開することができている様子。特に、うちの6歳娘は自分の世界に入り込んでよく遊ぶタイプなので、オープンエンドトイととても相性がよいです。1歳息子と一緒に遊べるのも魅力的。
シンプルで飾ってもかわいいものが多いので、プレゼントにもおすすめですよ。よかったら検討してみてくださいねー。