家計のためにと続けている夫のお弁当作り。
お弁当って奥が深いですよね。インスタを眺めていると、もはやアートやん…というお弁当も多数見かけるのですごく尊敬するのですが、私の場合、そこまで頑張っちゃうと続かない自信があるので、飾り気も派手さもないけど、それなりに美味しい素朴なお弁当を理想としていますw
そんな私でも、ちょっぴり気を遣っているのは味と彩り。今日は味は置いといて、彩りのお話。どうすればそれなりにおいしそうに見えるか、基本的なことばかりですが、私が実践していることをご紹介します。
目次
赤・黄・緑は必ず入れる
お弁当の彩りの基本は、赤・黄・緑の3色。この3色が入ってるだけで、それなりにおいしそうに見えますw
私がよく使う野菜やおかずは以下の通り。
赤のおすすめ食材と簡単おかず
赤い彩りによく使っているのは以下の通り。
- ミニトマト
- にんじん
- パプリカ(赤)
- カニカマ
- 鮭
- 梅干し
ミニトマトはそのまま入れることができるし、すき間埋めに欠かせない食材。
(ちなみに私は生のミニトマトをそのまま食べるのあまり好きじゃないのですが、旦那の弁当なので容赦なく入れますw)
にんじんは、煮物などにすると色が茶色っぽくなるため、彩り要員としては微妙。その場合は、他の赤も入れた方がよいかも。彩りよくにんじんを使いたいなら、キャロットラペがおすすめです。私は、塩と酢のみを入れて和えた、甘くないキャロットラペをよく作ります。
パプリカはピクルスにして、常備しておけば使いやすいし、カニカマは卵焼きに入れたり、天ぷらにしたりすると、おかずとしてもなかなか優秀です。
焼き鮭は一工夫。みりんを塗って焼くと色がよくなるので、彩りにこだわりたいときはおすすめです(甘い味付けが嫌ならやめましょうw)。
黄色のおすすめ食材と簡単おかず
黄色の食材は次の通り。
- 卵
- とうもろこし
- かぼちゃ
- じゃがいも
- さつまいも
- パプリカ(黄)
やっぱりお弁当の定番と言えば卵。私のお弁当を見ても、卵焼きの登場回数がすごいことになってますが、卵焼きとゆで卵は彩りにも大活躍。
最近知ったのは、ゆで卵の黄味をくり抜いてカニカマ、マヨネーズと和えて戻す「スタッフドエッグ」。これも華やかでおすすめです。
とうもろこしはレンジでチンしてそのまま入れても色が映えるし、かぼちゃはかぼちゃサラダをちょこっと詰めると綺麗。
じゃがいもはアレンジがいろいろできますが、黄色の彩りとして使用したいなら、いったん茹でるかレンチンしたものを潰して、チーズと一緒に混ぜて丸めて焼いたじゃがチーズボールをよくします。
さつまいもは、こんなかんじで皮もちょっと残して切るとオシャレですね(精一杯の飾り切りw)。
緑のおすすめ野菜と簡単おかず
緑色はいっぱいありますが、色がきれいで個人的によく使うのは、次の6つ。
- ほうれん草
- いんげん豆
- スナップエンドウ
- ブロッコリー
- アスパラ
- オクラ
- ピーマン
どれも茹でると色が鮮やかな緑になります。肉巻きなどのときも、いったん茹でてからの方がおすすめです(色がきれいに出るので)。
ほうれん草やいんげん、オクラは、和え物にしたり、ブロッコリーはマヨネーズやチーズをつけてチンするだけでもOK。
ピーマンを酒・しょうゆ・みりんで軽く煮て、かつお節をかけた「やみつきピーマン」は、我が家のお弁当の定番です。
どれもお弁当に詰めやすい食材なので、すき間埋めにも役立つ緑たちですよー。
紫はアクセントにおすすめ
上の3色があれば、それなりに見栄えはすると思いますが、ここで紫をプラスするとアクセントになり、ワンランク上の彩りが完成します。
でも紫の食材って限られてるので、私は毎回は無理です。たまに入れます。
- アーリーレッド(紫玉ねぎ)
- 紫キャベツ
- しば漬け
- ゆかり
- 茄子
アーリーレッドや紫キャベツは、オシャレなインスタでよく見かける食材です。マリネにして入れると色が映えて綺麗です。サンドイッチにもおすすめです。
たまに使いますが、普通のキャベツや玉ねぎに比べて高いので、気が向いたときだけ…。
安く手に入るのは、柴漬けとゆかり。柴漬けは、ご飯の隅に少し入れるだけで、いいかんじの色合いになります。ゆかりは混ぜご飯やおにぎりにしてもいいし、カブの漬物に使うのもアリですね。簡単に取り入れられる紫要員です。
ちなみに、茄子は煮ると紫が濁ってあまり綺麗じゃないのですが、なす南蛮はおいしいので私はよく入れます。
茶色は地味だけど旨い!トッピングで彩りを
彩りについてごちゃごちゃ言ってきましたが、なんだかんだ言っても、おいしいのは茶色のおかずなんですよね。
鶏の照り焼き、ハンバーグ、から揚げ、焼肉、生姜焼き、豚カツetc…メインのおかずは大抵茶色い。正直、茶色いおかずがひしめき合ってるお弁当って実は一番美味しいんじゃないかと思うこともありますw
なんか今日のお弁当茶色くなったなーというときの彩りは、緑の野菜を添えることと、トッピングを意識します。
サニーレタスや大葉を敷いた上に茶色いメインをのせて盛り付けてもいいし、炒めたお肉なんかだと、糸唐辛子をトッピングすると赤色がプラスされて綺麗に見えます。粉状になってるパセリも簡単に使えておすすめです。
まとめ
蓋を開けたときに、お弁当が彩り豊かでおいしそうだとテンション上がりますよね。
彩りのよいお弁当を作るための基本は、赤・黄・緑。たまに紫。これらの食材を上手いこと組み合わせながら、センスのいいお弁当を作れたらいいなと思います。
まだまだ奥が深いお弁当作り。
いろんな方の神業を参考にしつつ、日々精進したい今日この頃なのでした。