今年も残すところ約1週間。お正月に向けて、おせちをどうしようかと悩んでいる主婦の方も多いのではないでしょうか。
我が家は毎年それぞれの実家に帰省しては、それぞれの母の味を堪能させていただくだけの楽すぎる過ごし方をしていたのですが、今年は訳あって、夫婦2人の年越し。
…ということは、正月中の食べ物作らなあかんやん…!(がーん)
というわけで、今年は家でおせちでも作ってみようかと思い立ったわけです。
そもそも、できることなら作りたくなくて避けて通ってきたおせち。
なぜ作りたくないかと言いますと、ずばり「品数多い」「手間がかかる」「それほど好きじゃない」の3本立てなんです(すいません)。初心者にはちょっとハードル高いんですよね。そんな私でも作れそうなおせちについて考えてみたので、私と同じような方がもしいれば、参考にしてもらえたら嬉しいです。
目次
品数は5品に絞る!
いきなり手抜き宣言w
おせちってとにかく品数が多いんですよね。今まで一度も作ったことのない食べ物を、お重3段分も作るなんて、私にとってはもはや修行でしかない。
というわけで、作るのは5品に絞ろうと思います。おせちは1段にしますw
では、その5品をどうやって選べばよいのでしょうか。せっかく伝統を重んじておせちに挑戦するわけですから、おかずの由来を知って選びたいと思い、調べてみました。
おせち料理って一つ一つに意味があるんですよね。
おせちの具と意味
【日の出】
■紅白蒲鉾…紅白は祝いを表す色。蒲鉾は日の出の象徴。
【文化・学問】
■伊達巻…形が巻物に似ていることから、文化の発展や学問・習い事の成就を願う。
【金運】
【健康】
■黒豆…「まめに働く」という語呂合わせより、丈夫で健康に働けるように願う。
【長寿】
■昆布巻き…養老昆布=「よろこぶ」という語呂合わせより、不老長寿を願う。
■菊花かぶ…かぶは武家社会での頭を意味する。長寿を願う縁起物。
■えび…腰が曲がるまで長生きできますようにという意味が込められている。
【豊作】
■田つくり(ごまめ)…昔、田植えの肥料にいわしが使われていたことに由来。
【子孫繁栄】
■数の子…たくさんの卵から、子宝に恵まれることを願う。
【出世】
■小肌粟漬…出世を願う。出世魚であるコハダに由来。
■ブリ…こちらも出世魚であるブリに由来。
【平和】
■紅白なます…お祝いの水引をかたどった縁起物。平和と平安を願う。
【安泰】
■ごぼう…地中深くに根を張るゴボウに見立てて、家族がその土地にしっかりと根を張って安泰に生きることを願う。
【良縁】
■煮しめ…いろいろなものを一緒に煮る「煮しめ」には、家族が仲良く結ばれるようにという意味が込められる。入っている具材一つ一つにも意味がある。
由来を知ったところで、5品を選択!
おせちって、おせちって・・・
種類多っ!!!!
いや、多分厳密に調べたらもっとたくさんあると思います。調べて分かったのは、どの願いもすごく大事なことに違いなくて、一つ一つのおかずにちゃんと意味があるんだということでした。
ですが、何度も言いますが、全部作るなんて無理。というわけで、我が家の2016年にスポットを当てて、自分たちの願いに合ったものをいくつか選んで作ってみることにしました。
見事採用されたおかずは、簡単にできる「紅白蒲鉾」、金運アップの「栗きんとん」、子宝を願って「数の子」、夫の出世を期待して「ブリ」、夫婦円満の「煮しめ」に決定。
選んだ5品の作り方を調べよう!
初めてのおせちなので、作り方をいろいろ検索して、簡単そうなものを集めてみました。
紅白蒲鉾の作り方
「かまぼこの作り方」で検索したら、タラの身をするところからスタートしているものがあってびっくりしましたが、私は買いますw紅と白のかまぼこを切って、互い違いに並べるだけ。簡単で初心者でも絶対に失敗しません☆
栗きんとんの作り方
栗きんとんにも作り方がいろいろありました。栗の甘露煮を使った方が本格的なのかもしれませんが、こだわらなくてもいいなら、これは簡単☆
(リンクでクックパッドに飛びます)
数の子の食べ方
数の子のおすすめの味付けはこちら。塩抜きの仕方も書いてあって参考になります。数の子ってそのまま食べられないってことすら知りませんでした。正月料理の知識が底辺。
ブリの作り方
いつも作ってる照り焼きなら簡単に作れるけれど、ちょっと背伸びして幽庵焼きなんかもいいですね。旬の柚子の香りが漂って、レベルアップしたかんじ出ますよね。
煮しめの作り方
素材が全部身近なものばかりでとっつきやすいレシピです。野菜の下処理などが丁寧なので、いつもよりちょっとだけ心を込めて作れそうです。
おせち以外の買い置き・作り置き
なんとかおせちは決まりましたが、これだけでお正月を過ごすのは、ちょっと少なすぎる気がします。そこで、おせちとは関係なく買い置き、作り置きしておくと便利なメニューもいくつかご紹介します☆
1.おもち
定番ですね。焼いてもよし。お雑煮にしてもよし。お正月と言えばおもちでしょう。
2.おでん
おでんを大量に作っておけば、だらだら食べられること間違いなし!日本酒にもよく合うのでおすすめですよ。
3.おにぎり
お米が食べたくなる瞬間が、きっとやって来るんですよね。いちいちご飯を炊くのはめんどくさい。おにぎりを作っておけば便利です。
4.鶏のパン粉焼き
こちらは我が家の定番メニュー。冷めてもおいしいパン粉焼き。おいしくて日持ちするので、おせちにもアリだと思います。
5.おやつ・おつまみ
お酒に合うおつまみを買い置きしておくと便利です。買いすぎには注意w
まとめ☆
いかがでしたか?
今まで一度もおせちを作ったことがない人も、一緒に挑戦してみませんか。
最近は、お正月でも買い物や外食ができるようになりましたが、我が家はあえて外に出ないで、おうちでお正月らしくダラダラと過ごせるように、ちょっとだけがんばってみようと思います。
とりあえず今年のおせちは5品で勘弁!
毎年ちょっとずつレパートリーが増やせたらいいなあ。