燻製は、ビールやウイスキー、ワインと一緒に味わいたい大人のおつまみ。おいしいけれど、燻製のイメージって、煙がモクモク…。おうちで作るのは難しいかなと思う人も多いのではないでしょうか。
なんとなくハードルの高そうな燻製ですが、スモークチップと土鍋を使えば、あっという間にできちゃうんです。おうちで簡単にできる燻製の作り方をご紹介します!
目次
燻製作りに必要なものを揃えよう
燻製ってどんな料理?
燻製とは、食材を煙で燻して特有の風味を付ける調理法です。
サクラなどの木材が高温になったときに出す煙で風味をつけます。煙に含まれる殺菌成分を食材に浸透させることで、昔から保存食としても親しまれてきたそうです。
独特の香ばしい薫りで、お酒がすすむ一品です。
必要な用具
燻製を作るために、まず必要な用具を揃えましょう。必要な用具は次の3つです。
- 1人用土鍋(または鉄製フライパン、中華鍋)
- 土鍋の大きさに合ったザル・網
- アルミホイル
ここで注意したいのは、必ず空焚きできる鍋を使用するということです。フッ素やテフロン等の樹脂加工されたフライパンを使うのはとっても危険です。空焼きをすることで表面加工がはがれ、毒性の物質を発生することがあるのだとか。怖いですね。
鉄製のフライパンや中華鍋でもOKですが、臭いが残ってしまうので、我が家では100均で売っている1人用土鍋を使っています。
ザルも同じく100均で購入しました。本来はラーメンを掬うザル?のようです。ぴったりサイズでした。網目状になっていて、鍋の底に付かなければ何でもOK。
材料を揃えよう!
燻製を作るためにはまず、燻製チップが必要です。我が家で使っているのはSOTOのスモークチップス。
りんご、さくら、ウイスキーオークなど、いろいろな種類が売られています。お好みでいろいろ試してみると面白いですよ。
今回は、ブレンドを使用しました。
次に、燻製したい材料を揃えましょう。
(例)
- 鶏むね肉
- ゆで卵(うずらの卵でもOK)
- サーモン
- チーズ
- ホタテ
- くるみ
- ウインナー
どれも美味しいですが、個人的にはチーズが一押しです。スーパーに売られてる一番安いチーズ(6Pチーズなど)でも美味しくなりますw
いろいろ試してみるといいと思いますが、生ハムは薄すぎてカチカチになってしまい、失敗でした。
燻製の作り方を紹介するよ!
1.食材の下処理
火が通らないと嫌なので、サーモンや鶏肉は5㎜程度の薄切りにします。
ゆで卵を茹で、殻を剥きます。(めんどくさい場合はうずら卵の水煮を買うと便利)
キッチンペーパーで食材の水分を取り、塩こしょう(適量)をします。
今回、チーズはよくある三角チーズを使用していますが、これは包装の剥き方にコツがあります。まわりのホイルを全て取ったチーズを網にのせると、熱するにつれて溶け、網にくっついてしまうので注意!
写真のように、下になる部分だけ、ホイルを残して剥くようにしましょう。(ホイルのついていないチーズを使用する場合は、アルミホイルを小さく切って、下に敷くとよいと思います)
2.土鍋を準備
鍋の底にアルミホイルを敷きつめ、その上にスモークチップ(大さじ1程度)を入れます。
3.材料を並べよう
土鍋の上に網を置き、食材を並べます。
鍋の蓋をして、その上にアルミホイルを被せます。
このとき、アルミホイルでしっかりと周りを止めて、火がアルミホイルに燃え移らないよう注意!
4.あとは火をつけるだけ!
この状態で、中火で7分程度燻ります。
だんだん、スモークな薫りが漂ってきますよ。
火を止めたら、ここでそのまま放置。すぐに食べたい場合は、30分程度でも食べられますが、本来は1~2日置いておくとよりおいしくなるそうです。
我が家では、30分後に大抵食べちゃいますw
しばらく放置すれば、燻製の完成です。簡単ですね。
こちらが、ホタテ・うずらの卵・鶏むね肉・サーモンのスモーク。
うずらの卵・くるみ・チーズのスモーク。
どれも、しっかりとスモーキーに仕上がりました。燻製おつまみを購入しなくても、おうちで簡単にできるので、節約にもなりますよ。
まとめ
我が家はお酒をよく飲むので、夕飯の一品として登場することも。パスタやサラダと一緒に食卓へ出せば、ちょっぴりパーティー気分を味わえます。
お客さんが来る日にもおすすめですよ。
食後にまだちびちび飲みたい!というときにも、燻製は大活躍!夫婦でお酒を片手にゲームをしながら、だらだら飲んだり食べたりするのもオススメです。
ぜひ、おうちメニューの一つに加えてみてくださいね♪