気が付くと、いつのまにか増えている子ども服。
収納を見直すと同時に、自分が着る服にも興味を持ってきた3歳娘が、自分で選んで片づけられる仕掛けを導入することにしました。新しい子ども服収納は、子ども自身も気に入ったようで、服を選んだり片づけたりするのを楽しんでいます。
どんなチェストを選んで、どんな風に使っているか、ご紹介します。
幼児期から教えたいお片付け
子育ての目指すところはいろいろありますが、中でも「自分のことを自分でできるようになる」というのは大事です。自分の物を管理し、片付けられるのってすごく大事。
何を隠そう私は、大人になるまで物の片付けがものすごく苦手でした。
そんな私でも、結婚後少しずつ収納について学び、今ではおうちの収納を考えるのがちょっとした趣味…と思えるほど、ものの整理整頓が楽しくなっています。
整理整頓は、できないよりもできた方が良いことだらけです。無駄買いは減るし、物が散乱してるイライラから解放されるし、何より物が使いやすい。
そんなわけで、自分の娘には、子どもの頃から整理整頓の仕方を教えていきたいんですね。見栄えはそんなによくなくてもOK。大事なのは使いやすさなのです。片づけたら使いやすいんだぞってことを知ってほしいし、身に着けてほしい。
とは言っても、子どもにとってお片付けは大抵嫌なもの。「片づけなさい!」と言われて片づけられるものではないんですね。できるだけスムーズにお片付けを促すには、以前おもちゃ収納の記事でも紹介したのですが、簡単に片付けられるしくみを作ることで、簡単に取り出せて使いやすい!ということを実感するのが大事なのだと思います。
おもちゃの次は服。そろそろその日に着る服選びなんかもできればいいなと思い、これまで私が管理していた子供服を、子ども用チェストを導入して、子ども自身に入れたり出したりさせてみることにしました。
子ども服収納に便利なチェスト
子ども服収納に便利なチェストの特徴は、
- 子どもが扱いやすいサイズ(小さく、高さの低いもの)
- 引き出しが軽く、引き出しやすい
- ラベルが貼れる素材(プラスチックがおすすめ)
だと個人的に思っています。が、狭い我が家にぴったり合うサイズのチェストは素材が不織布のものしか見つけられなかったため、プラスチック素材は断念。
購入したこちらのチェストは、奥行きが30㎝しかないため、ちょっとした空間に収まります。2歳児でも一番上の段も開けられるし、引き出しがめちゃくちゃ軽いので、扱いやすさはばっちりでした。
ただ、張り付けたラベルが少し取れやすいので、ラベルシールの方を強力なものにした方がよいかも。
衣類を分類して収納しよう
次に、衣類を分類して収納していきます。
基本的に入れるのは普段着のみ。ここからはあくまで子ども自身が選んで着るので、フリルがたくさん付いたワンピースだとか、フォーマル用のカーディガンなど、ちょっと公園に着て行かれるとマズイ…という類のものはこのチェストには入れず、別の場所に入れておきましょう(幼児には判断できないため、絶対これ着るー!とか泣かれるとややこしいです)。
また、収納時に大事なのが、できるだけぎゅうぎゅうに詰めないこと。『手に取りやすく、入れやすい』ことが重要なので、あまり詰めすぎると子ども自身で出し入れできなくなります。
高さが低めとはいえ、一番上の段は子どもにとって一番取り出しにくいので、よく使うものほど下の段に入れるようにする方が便利です。
我が家は、
1段目 | ワンピース 上着 |
2段目 | トップス |
3段目 | ボトムス |
4段目 | 下着 靴下 パジャマ |
という配置で入れることにしました。引き出し内は、100均などで購入したカゴなどを使って仕切りを作り、その中に入れればOKということに。
写真なので一応畳んでますが、普段はぐちゃぐちゃに入ってることも(まだうまく畳むのは難しいので、現段階ではそれでOK)。
それぞれ何を入れるか分かりやすいように、ラベルシールを貼っておきます。
子ども用チェストを導入してみた結果
チェストを置いてからというもの、私が思っていた以上に、子ども自身が楽しく服を選ぶようになりました。
「今日は何着るの?」と声をかけると、「今日はこれとこれ~♪」とか言いながら服を持ってきます。内心(え…上下柄物かよ、え…その色とその色…)とか思うこともありますが、そういう場合は上着を着せてごまかすなど、できるだけ子どもの意思を尊重していますw(時々さりげなくアドバイスします)。
まあ少々変でも近所の公園に行くくらいだったら許される・・・はずw
洗濯物を畳んだあと、自分でしまうことも少しずつできるようになってきたので、この調子で小学生くらいまでには自分の服を自分で管理できるように育てたい。これができれば絶対に大きくなってからも役立つはずです(私自身が苦労したので分かる)。
よかったら参考にしてみてくださいねー。