結婚式で人と差が付く演出がしたい!と思っても、ついプランナーさんのおすすめに乗っかっていると、どこをどんな風にこだわればよいか、分からなくなることも多いと思います。
式場やドレス選び、当日の進行などにこだわりたいと思うのはもちろんですが、結婚式に個性が出るのは、実は些細な部分だったりします。ほとんどの人には分からなくても、気付く人は気付く、そんなちょっとしたところにこだわっているかどうかで、人と差が付くと思います。
私が結婚式を企画する上で、こだわった9つのポイントをご紹介します。よかったら参考にしてみてくださいね。
目次
招待状編
結婚式は、招待状を出すところから始まっているようなもの。招待状にちょっぴり工夫があれば、受け取った人は期待度がアップします。私は3つのことをこだわりました。
1.招待状のデザイン
普通の紙では面白くない!と思ったので、選べるデザインの中から当日の披露宴会場の雰囲気に合わせたデザインのものを選びました。
定形外サイズの分厚いカードのような招待状です。普通の封筒に入った招待状よりも、少し目を引くスタイリッシュなデザインです。定形外なので少しだけ余分にお金がかかってしまいますが、こだわりのものを選びました。
2.返信用ハガキの切手
結婚式の招待状に貼る切手は、寿切手が一般的です。
私たちも招待状の封筒には寿切手を使用しましたが、出欠を確認するための返信用ハガキには2人の思い出の場所の花が描かれた切手を使いました。ちょっとした遊び心なので、気付いた人はいないかもしれません。
3.宛名は筆文字で丁寧に
全神経を集中させて、宛名は筆ペンで丁寧に書きました。文字を美しく書くことは、相手に好印象間違いなしです。
手書きに自信のない場合は、式場などでお金を払えば書いてもらうこともできると思います。私は自分で心を込めて書きたかったので、頑張りました。
挙式編
4.ベールダウン
父親とバージンロードを歩く前に、母親にベールを下ろしてもらうベールダウン。挙式の際にはあまり出番のない新婦の母親ですが、ここで参加してもらえるようにしました。
ベールダウンには、邪悪なものから花嫁を守るということや、子育てを終了するという意味があるそうです。最初から下ろした状態で入場するなど、ベールダウンの儀式を省略する場合もあるようですが、私はこだわって採用しました。
5.誓いの言葉は暗記
私たちは人前式を挙げました。人前式は教会式とは異なり、神父さんと向かい合って永遠の愛を誓うのではなく、新郎新婦が参列してくれた皆に誓いの言葉を告げます。
紙に書いたものを読んでもOKなのですが、私たちは誓いの文章を暗記して、皆の顔をしっかり見ながら誓いの言葉を言えるように練習しました。自信を持ってきちんと言葉にしなければ締まらないので、グダグダにならないよう、こだわりました。
披露宴編
6.席札に長文メッセージを貼る
披露宴会場のテーブルに置いてある席札には、メッセージが書かれている場合が多いですよね。私は、このメッセージを一言ではなく、一人一人にちょっとした手紙くらいの長文で熱いメッセージを書きました。
その際、書き間違いで数が足りなくなるのが怖かったので、メモ用紙サイズのオシャレな紙にあらかじめ書いたものを席札に貼りつけました。こうすることで、席札が完成する前から準備もできます。長文メッセージを書きたい場合には便利な方法です。
7.ケーキは見た目より味
今までの経験上、ウエディングケーキは、見た目は派手でも食べられない部分が多かったり、生クリームの味しかしなかったり…というイメージが強かった私。
自分たちの結婚式では、おいしいケーキを使いたいと思っていました。それで採用したチョコレートケーキ。誰もが珍しいと口をそろえたケーキでした。上にのってる球体はファーストバイトで活躍しましたw
8.ファーストバイトくじ引き
ファーストバイトは、披露宴において定番の演出ですが、皆と同じではおもしろくないと思ったので工夫しました。
新郎新婦のファーストバイトの後、新郎側から一人、新婦側から一人、ケーキを食べさせてもらえる人をくじ引きで選びました。特に、男性陣にはケーキにのっている球体を一口で食べてもらうという会場のノリで、大盛り上がり。球体を食べるのは想定外でしたが、くじ引きは予想以上に盛り上がりましたw
9.ワインサービス
キャンドルサービスの代わりに行ったワインサービス。これは、こだわった演出の中でも一番おすすめの演出です。
詳しくは過去記事にも書いたので、よかったら読んでみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
これらのことは、どれも結婚式にどうしてもなくてはならないことではありません。けれども、こうした些細なことをこだわるかどうかが、人と差が付くかどうかのポイントだと私は思います。
私がこだわった9つのことだけに捉われるのではなく、自分たちならどんなことにこだわってみたいかをまず考えて、自分らしい結婚式を作ってみてくださいね。