子どものおもちゃ収納棚をまるっと見直しました。
いろいろ考えて選んだのは、無印用品のパイン材ユニットシェルフ。やわらかポリエチレンケースを組み合わせて、子どもが片づけやすいすっきりとした収納が完成しました。
我が家のNEWおもちゃ棚を詳しくご紹介します。
目次
カラーボックス収納をやめた理由
これまでのおもちゃ収納は、ニトリのカラーボックスを並べて作っていました。引越し前の家では、置ける家具の大きさはこれが限界だったこともあり、これはこれで試行錯誤してたどり着いたものでした。
しかし、最近こまごまとしたおもちゃが増えてきたこともあって、これらの棚だけではだんだん収まりが悪くなってきました。
例えばこの中心にいるメルちゃんとリカちゃんは、ちょっと無理矢理突っ込まないと入らなかったし、奥にあるお人形グッズも取り出しにくい。お片付け後にパーツが残っていたりすると、わざわざ奥から取り出して中に入れるのも面倒です。
カラーボックスの収納は、一見整って見えるものの、収納力はいまいち。小さなボックス内に入りきらなくなってきたおもちゃが、この写真では見えないところへ溢れてしまっていました。毎日お片付けをしていても、なんとなく全体的にごちゃついてしまいます。娘自身もお片付けがしにくいからか、入りきらないおもちゃや、やりかけの工作なんかを机の上に置きっぱなしにすることが増え、子ども用のデスクは物置状態。ままごとキッチン兼作業用のデスクになるせっかくの素敵な机がこれではいけない…と思い、思い切って子ども部屋の大改造を計画しました。
玩具は棚+やわらかポリエチレンケースの引き出しへ
カラーボックスを買い足すというのも選択肢の一つでしたが、今後引越しがあるかもしれないことも考えると、これ以上おもちゃ収納を置くスペース自体を拡大するのではなく、棚を変えることで収納力をアップさせたい。
そこで、導入したのが無印良品のパイン材ユニットシェルフ(小)とやわらかポリエチレンケースです。
この写真だと左側の棚です。ちなみに、右の棚も幅サイズ違いの同じものです(後述します)。
高さはちょうどカラーボックスと同じくらいで子どもの目線にぴったり(身長100㎝の4歳児で最上段にやっと届くくらいです)。幅は86㎝のものに棚板を1枚プラスしました。上2段に『やわらかポリエチレンケース中』を横に3つずつ2段並べています。下の段には『やわらかポリエチレンケース深』を3つ。重めのおもちゃもたっぷり収納できます。
これまではカラボ+100均のボックスを使っていたのですが、棚とボックスがぴったりにならないため、デッドスペースがたくさん生まれていました。無印同士で揃えてみると、パイン材ユニットシェルフとやわらかポリエチレンケースは規格がぴったりと合うので、収納力が格段にアップ。ちゃんと奥行きもあってスペースが無駄になりません。正直こんなにたくさん入るようになると思ってなかったです。
これまで入れていたボックスのおもちゃを全部入れてもまだ余裕あり。
また、ケース同士を重ねずに引き出し収納ができるため、取り出しやすく片付けやすい。フタが不要なのもいい(フタって中身がいっぱいだと閉まらないし、中に入れる際にいちいち開けなきゃいけないのも面倒)。
ケース自体がやわらかい素材で丸みがあるので、子どもが扱いやすいのも魅力です。
中に何が入っているのか分かりやすいように、ラベルは自作しました(可愛いイラストにしたかったけど、より分かりやすいように写真で)。
パイン材ユニットシェルフで見せる収納棚も
引き出し収納がいい感じに完成したので、隣にもう1つパイン材ユニットシェルフを隣に並べて、見せる収納棚も作りました。こちらは家の壁に合わせて幅58㎝のものをチョイス。
右の棚です。
ここには、積み木・型はめなどの独立したおもちゃや、シール貼りに使う紙と丸シール、手作りおもちゃをトレイにまとめて並べたりしています。使いたいときに使いたいものをさっと取り出せるように見える収納を意識。
現在置いてるのは、ダボに輪ゴムをひっかけて遊べるおもちゃ、パズルを組み合わせて形を作る手作りタングラム、シール貼り工作など。そのときの娘の興味に合わせて替えていきます。
子どもって目につかないおもちゃの存在を忘れがちなので、せっかくおもちゃがたくさんあっても、目に入らないと遊ばない。特に細々としたものは、セットでまとめておかないとあっちこっちにバラバラになると目につかないので遊ばない。こうして1つにまとめておくことで、自分で取り出してやりたいときに使えるようになりました。
「ママあれどこ~?」という回数も減るので楽です。
上段にこういった細かいものを置いて、下段には赤ちゃんが触っても大丈夫なものを置いておけば、兄弟がいるおうちでもうまく収納できる気がします。
本棚にはカラボを残しました
本棚は2段のカラーボックスを残しました。
絵本はできるならたくさん欲しいのですが、我が家は定期的に図書館へ通って本を借りているので、購入する絵本は少なめです。ただ、赤ちゃんの頃は本を舐めたり破ったりしがちなので、わりと購入していたため、我が家は赤ちゃん絵本が多め。娘は4歳なので赤ちゃん絵本は卒業しつつあるのですが、平仮名が読めるようになったため、自分で読める絵本があるのも嬉しいみたい。読む練習になるかなと思うので、まだしばらく置いておくつもりです。
上段に絵本。図書館で借りた本は右側にボックスを置いて区切りました。下段には図鑑やシールブック。こどもの友。マグネットブック。パズルなど、物語とは別のものを収納してみたところ、なかなかいい感じに収まりました。
しかしすでに棚のキャパがいっぱいなので、本が増えたらまた見直す必要があるかも。このカラボだけダークブラウンなのも個人的には納得がいかない…wまぁ色を揃えたりするのは優先事項ではないので、しばらくはこのままいくつもりです。
幼児用デスクの横に工作コーナーを設置
収納棚を新しくしたことで、幼児用デスクの上から物がなくなり、本来の用途として使えるようになりました。
デスク下には、幼児用ワークとおままごとグッズをざっくり収納してます(椅子で見えないけど)。また、これまでおもちゃ収納と一緒くたになっていた工作コーナーも独立させました。
机の横に無印の引き出しを置いて筆記用具、折り紙、お絵描き帳などを収納。引き出し上のダンボールは、お菓子の空箱やトイレットペーパーの芯など、工作に使えそうなものをストックしておく場所にしてみました。これが子ども的にはかなりヒットだったようで、好きなものを選んで工作できるのがとても嬉しそう。
休日、自分で工作グッズを選んで何を作るか考え、横の机で何か作り始めるという理想的な光景が。集中できるし、使いやすそうです。
工作用具やペンの収納については、実は今後もう一つ見直したいところがあるのですが、とりあえずはこれでいいかな。
まとめ
こちらが現在の子ども部屋収納の全体像。
子どもが幼稚園に行っている間に改造した子ども部屋。
家に帰ってくるなり、娘は大喜び。公園に行くはずだったのに「やっぱりおうちで遊びたい!」と言って、おもちゃで遊び始めました。いや、置いてあるおもちゃは変わってないのよ…?と思いましたが、子ども目線でしっかりと目につくように収納することで、遊びたい意欲が高まったのかな~と感じました。
最近はお片付けのたびに激しく反抗していたのですが、それも少し収まったような気がします。親子が穏やかに過ごすためにも、取り出しやすく片付けやすい工夫はめちゃくちゃ大事だなと感じる今日この頃なのでした