食パンに具をどっさり挟んだわんぱくサンド。分厚い断面の彩りが美しいほど、「萌え断」とインスタで話題になっています。
お店のサンドイッチみたいな見た目が美味しそう!と気になったので、私も挑戦してみました。野菜たっぷりでボリュームもあって、作るのも楽しかったですよ!
わんぱくサンドの作り方や、初めてなりに感じたコツをご紹介します。
目次
わんぱくサンドの材料を揃えよう
まずは、材料を準備します。
今回は8枚切りの食パンを4枚使って、2種類作りました。
これでちょうど2人分くらい。一見多そうに見えるのですが、分厚さのほとんどは野菜なので、わりとペロッといけちゃいます。
材料(2人分)
使った材料は以下のものです。
- 食パン(8枚切り) 4枚
- アボカド 1個
- トマト 半分
- 牛挽肉 100gくらい
- 玉ねぎ 1/4個くらい
- アーリーレッド(紫玉ねぎ) 1個
- サニーレタス 3枚
- 海老サラダ(市販)
- 卵 1個
- にんじん 1/2本
- レモン汁
(味付け用)
- マスタード
- マヨネーズ
- 中濃ソース
- ケチャップ
- バルサミコ酢
(パテ用)
- 卵
- 塩こしょう
- ナツメグ
今回は、牛挽肉のパテが入ったサンドと、海老サラダサンドの2種類に分けて作りました。
具材は好きなものを何でも詰めちゃえばいいと思うのですが、参考まで。
海老サラダはもちろん海老を茹でてマヨネーズで和えるなどすれば自分で作れます。安かったから買っちゃったw
味付けもお好みですが、パンと水分の間に油分を塗る必要があるので、マヨネーズかマスタードかバターは必要です。
具材の下準備をしよう
中に挟む具材の下準備をします。
できるところまでは、前日にやっておくと楽ですね。(ただしアボカドは黒くなるので、切るのはできるだけ直前がベター)。
①にんじんはキャロットラペにする
にんじんは千切りにして、塩2つまみで塩もみします。
そこにバルサミコ酢大さじ1を加えて和えておきます(甘いのが好きな人はお砂糖を入れてもOK)。
②パテを焼く
玉ねぎはみじんぎり、牛挽肉、卵1個、塩こしょう、ナツメグを混ぜてこねます。
手の平で平べったくして、パテの形にします。焼くとやや膨らむので、わりと薄めでOK。私は食パンの半分くらいの大きさを2つ作りました(1つでもいいです)。
フライパンに油を熱してパテを焼きます。
焼けたら、肉汁の残っているフライパンにケチャップと中濃ソースを入れて、ついでにソースも作っておきます。
③アボカドはレモン汁をかける
アボカドは、角切りか薄切りにします。
よく熟していたら、角切りにしたものを軽く潰してペースト状にするのもアリですね。マヨネーズと和えてブラックペッパーをかけても美味しい。
今回はスライスとペースト状にしたものを半分ずつ作りました。
アボカドは切った瞬間から急速に黒く変色してしまうので、変色防止のため、すぐにレモン汁をかけましょう。レモン汁をかけたらアボカドの鮮やかな緑を保つことができるのでおすすめですよ。
④目玉焼きを焼く
目玉焼きは軽く塩こしょうで焼きます。
黄身がどろっとしてると挟みにくいので、私は両面焼きます。
ゆで玉にするのもアリです。
⑤食パンは焼いて油分を塗る
食パンは、軽く焼いてパリッとさせ(そのままが好きなら焼かなくてもOK)、マスタードかマヨネーズを塗っておきます。
パンに油分を塗ることで、野菜の水分がパンに滲みこむのを防げます。塗らないと、すぐにべちゃっとしてしまうので注意。
わんぱくサンドのはさみ方
私は、初めてだったので、今回はラップを使って作りました。
慣れてきたら、見た目をカフェ風にオシャレに仕上げられるワックスペーパーを使うとよさそう。
大きいサイズのラップを、パンの3倍くらいの長さに伸ばして敷き、真ん中よりやや手前に食パンを置きます。
真ん中を切ることを想定して、具の断面がきれいに見えるように重ねていきます。
①ハンバーグサンド
一番下にサニーレタスをどっさり。サニーレタスはキッチンペーパーで水分を取りながら、のせていきます。あとで押さえつけるので、3~4センチくらいの高さがあって平気です。
その上にアーリーレッドを乗せます。できるだけ向きを揃えましょう。
ハンバーグをどかっと2個。
ちょうど真っ二つに切れるように配置します。ハンバーグの上にソースを塗ります。
トマトを同じ方向に並べて、
アボカドをプラス。
②海老サラダサンド
一番下にサニーレタスをのせて、
その上にキャロットラペ。これも、真ん中がきれいに切れるよう、方向を揃えるのっが大事。
目玉焼きは、黄身の部分が中央にくるように。
海老サラダ。なんか海老よりカニカマの主張が激しいですが…。
スライスしたアボカド。
最後にオーロラソース(ケチャップとマヨネーズを混ぜたソース)をかけます。
きつめに包むのが大事!
ここまでできたら、上にもう一枚パンを置きます。
ラップの上下をグッと寄せてパンを潰すように包みます。
上下が包めたら、左右を三角に折って、先をキャンディみたいに輪ゴムで留めます。
四隅がしっかり合わさるくらい、キツめに挟むとよいみたいです。
真ん中で思い切ってカット
冷蔵庫の中でしばらく馴染ませてから、カットします。
真ん中に包丁を当てて、ラップごと切ります。
このとき、緊張してちょっとずつしか切れてないと、断面がしっかり出ないので、思い切ってざくっといくのが大事です。
きれいな断面が出ると、なんかちょっと感動しますw
わんぱくサンドを作るコツ
どちらもいいかんじに「萌え断」になりました。私が実際にやってみたところ、わんぱくサンドを作るコツは3つ。
1.彩りのバリエーションを豊かに
せっかく豪華なサンドイッチなので、彩りを考えるのは重要。
青(レタス・アボカドなど)、赤(にんじん・トマト・パプリカ・海老・肉など)、黄(卵、じゃがいもなど)を揃えるといいかんじになります。
さらにオシャレ感を出したければ、紫をプラスするのがオススメ。紫キャベツやアーリーレッドあたりがいい味を出します。
今回はアーリーレッドが少なすぎたのか、紫がイマイチきれいに出ませんでした…。
2.メインの味をはっきりさせる
たくさん挟むサンドイッチとはいえ、味がケンカしないように気を付けるのも大事です。なんでもかんでも挟みすぎると、味が混ざってなんだかよく分からないことになっちゃう。
私的には、メインの食材は1つと決めておいた方がおいしいのではないかなーと思うんですよね。
今回なら、ハンバーグと海老。
そのメイン食材を邪魔しない野菜をたっぷり使ってサンドイッチにするように意識すると、味もよくて見た目も華やかなサンドイッチになります。
3.野菜の水分をしっかり抜く
わんぱくサンドは、とにかく野菜をたくさん入れるので、水分をしっかり取るのが大事です。
ザルでしっかり水分を切って、キッチンペーパーで水分を拭き取りながら挟むようにしましょう。
まとめ
見た目は結構難しそう…と思っていたのですが、初めてでも意外といいかんじに出来上がって満足です。
一つ一つの具を準備するのは、ちょっぴり手間がかかりますが、冷蔵庫にある具材を使っていろんなバリエーションを楽しめると思います。
普通のサンドイッチに比べて野菜がたくさんとれるし、ボリュームもあって満足感もあります。見た目も華やかなので、休日のピクニックにぴったりですよ。
いろんなパターンのわんぱくサンドに挑戦してみると楽しそうですね!