我が家のうさぎが、急にペレットを食べなくなりました。
牧草(チモシー)は一応食べてるのですが、以前に比べると量が減り、水もほとんど飲みません。
うさぎの食欲がなくなるのは、危険信号。動物病院に連れて行ったので、そのときのことをお話したいと思います。
目次
うさぎの食欲不振は危険!
うさぎは、常に食べることで消化器官を動かし、うんちを出して…を繰り返す生き物。たくさん食べて、牧草色の大きな糞が出ていたら元気な証拠です。
健康チェックのポイントは、とにかく食欲と糞。
食欲が落ちて、糞が小さくなったら、消化器官が弱っていることが多いです(大きな病気が隠れている場合もあります)。
うちのユキも具合が悪いと食欲が落ちて、糞が小さくなります。おかしいな…と思ったら、たとえ見た目は元気でも、すぐに病院に連れて行くようにしています。
ちなみに、全く食べなくなって全く糞が出ないときはさらに緊急性が高いです。出来るだけ早く動物病院に連れて行きましょう。
ペレットを食べない
今回は、大好きだったペレットを急に全く食べなくなりました。
ついこの前までは、エサ箱にペレットを入れる音だけでも寄ってきていたのに、無反応。口元に持って行っても、見向きもしないという状況。
封が開いたままのものを捨てて新しいのに取り換えてみたり、違うメーカーのものに買い替えてみたり、いろいろ試しましたがほとんど食べてくれません。
ちなみに、こういうときは小分けになってるペレットが便利です。
かろうじてちょっと食べたのは、これ。
心配で、なんとか食べさせようとがんばっていたのですが、ペレットに関しては、獣医さん曰く「牧草が食べられるなら、ペレットは食べなくてもそれほど気にする必要はない」とのことでした。
牧草(チモシー)を食べない
前回の食欲不振のときは、牧草(チモシー)も全く受け付けませんでした。
ペレットよりも、牧草を食べない方が危険です。
すぐに病院に連れて行くのはもちろんですが、普段うさぎが好きな野菜やおやつを食べてくれるなら、食べさせて様子を見ます。
うちの場合は、キャベツ・レタス・ハーブ類などが好きなので、牧草を食べないときでも食べてくれることが多いです。
水を飲まない
獣医さん曰く、うさぎの食欲不振は、まず水を飲まなくなるところから始まるそうです。
うさぎは本来たくさん水を飲む動物で、水分がなくなると一気に体調が変わってしまうのだとか。
うちの場合は、水を全く飲まなくなったら、水分多めの野菜を与えることでなんとか凌ぎます。また、普段のウォーターボトルに口を付けてくれなくても、小さな容器に水を入れて差し出すと、ペチャペチャと飲んでくれることもあるので、試してみるといいかも。
ぺちゃぺちゃ水を飲むユキ。
食欲不振の原因は?
引越しによる住環境の変化
今回の食欲不振の原因は明白で…、ほぼ間違いなく引越しのストレスだと思います。
沖縄からの長距離移動ということもあって、飛行機にも乗せたし、途中実家に預かってもらったりもしたので、環境がコロコロと変わってしまったんですよね。
さらに、前に住んでいた家に比べると、家の周辺も騒がしいため、新しいおうちにもまだ馴染んでいないのかもしれません。
移動も新しい環境も、うさぎにとっては負担です。ここ1ヶ月くらい落ち着かない生活をさせてしまったことで、ストレスがかかっているのだろうと、獣医さんも同じことを言っていました。
うさぎは繊細な生き物なので、環境の変化には十分に気を付けてあげなくてはいけません。やむを得ない状況だったとはいえ、反省です。
季節の変わり目
5月、6月や、10月11月あたりの季節の変わり目は、うさぎの体調も悪くなることが多いのだそうです。
気温が安定しないため、体内の調節がうまくいかなくなることもあり、この時期は動物病院にうさぎさんがよく来るのだとか。
人間と同じで体が環境に適応しにくい季節の変わり目は、食欲不振になりがちなので、普段とどこか様子が違わないか、気を付けて見てあげることが必要です。
動物病院で注射・お薬
というわけで、ここのところ食欲不振のユキさん。
動物病院に行って、注射をしてもらい、お薬をもらってきました。
まずは触診でお腹に異常がないかどうかを診てもらいます。歯に異常がある場合もあるので、口の中も診てもらうと安心です。
消化器官が弱っているという診断の場合、
注射は、首(背中?)のあたりにブスッと、わりと多めの液体を注入してもらいます。冗談みたいなサイズの注射器です(20㎝くらいある)が、うちの子はケロッとしてました。
この注射、以前全く食べなくなった時もしてもらったのですが、そのときは家に帰ったら急に牧草を食べ始めて効果覿面でした。
今回は注射だけでは、そこまで完全回復したかんじではありませんが、家に帰ってから一応牧草は食べています。野菜も食べるので、食べたいだけ食べさせます。
薬は、1日1回、病院で処方された量を与えます。粉か液体か選んでよいとのことでした。今回もらったお薬は液体。
液体はこの注射器のようなスポイトで与えます。
どちらにしても、うちのユキはそのまま飲めないので、好物の野菜に乗せて少しずつ与えます。(たまにチュパチュパとスポイトのまま飲める子を見ると尊敬する…。)
食欲不振のときには、だいたいこの注射→薬を飲ませながら様子見…というパターンが多いのではないかと思います。
それでも回復しない場合は、レントゲンを取って他に病気が隠れていないかどうかを調べるそうです。
まとめ
分かってはいたのですが、やっぱり引越しはうさぎにとってかなりストレスだったのだと思います。
環境の変化に適応するまで、獣医さんとも相談しながら様子を見ていきたいです。人間の都合で大変な思いをさせて、ユキには本当に申し訳ないけれど、できる限りのことをして、見守っていきたいなと思っています。
早く元気いっぱいになりますように。