大人の沖縄旅行は、夏休みが終わったこれからがオススメ!
妊婦だってリゾートを楽しみたいですよね。海や山でアクティブに遊ぶことは難しくても、リゾートでのんびりできるだけで、日頃の疲れが癒されます。
現在妊娠5か月の私ですが、約2か月後の11月、沖縄のリゾートへ行くことになりました。ホテルを選ぶにあたって、人気のリゾート「ANAインターコンチネンタル万座ビーチ」「日航アリビラ」を比較してみました。
妊婦視点で、快適に楽しめるのはどちらか、よかったら参考にしてみてくださいね♪
目次
旅行の日程と条件
まず、今回の旅行の時期は11月の金曜~日曜の2連泊。予算は1泊1人20000円程度の朝夕食付プランで考えます。
10月が終わると、沖縄では海で泳ぐことがあまりなくなるため(泳げる日もあるようですがあまり泳ぐ人はいない)、シーズンオフになります。夏の料金に比べてリゾートも安くなるので、1泊20000円の予算があれば、これらの人気リゾートでも、なかなかよいランクのお部屋に泊まれます。
リゾートでのんびり過ごすことが目的の妊婦さんには、コスパと体調の面から考えても、夏の暑い時期よりも少し暑さが和らぐこの季節がおすすめですよ。
2つのリゾートを比較してみた
今回、候補に挙がっている「ANAインターコンチネンタル万座ビーチ」「日航アリビラ」は、インターネットやガイドブックでも、よく目にする人気リゾートです。
2つともじゃらんの口コミもよくて、どちらも満足できるリゾートであることは間違いないと思います。ですが、どっちもよさそう!となると、かえってなかなか選べませんよね。
ここでは、妊婦目線で、客室・食事・施設の充実度・アクティビティの4つの視点で比較してみたいと思います。
1.ANAインターコンチネンタル万座ビーチ
「ANAインターコンチネンタル万座ビーチ」は、20000円前後でいろいろなプランを選べます。
予算内でプレミアムフロアにも宿泊できます。
①客室
【プレミアムフロアツイン】
お部屋はブルーを基調としたベッドが印象的なツインルームです。
コーナーテラスのお部屋であれば、デッキチェアなどがありテラスが広々としているようですが、ベーシックなツインのお部屋のテラスはちょっぴり狭そうです。
バスルームに大きな窓がついていて、オーシャンビューの景色をお風呂から眺めることができます。海を眺めながらお風呂に入れるのは素敵ですが、丸見えなので、夫婦やカップル以外だと、ちょっと気まずいかもしれませんね。
②食事
夕食は5つのレストランから選択できます。
レストランは、創作洋食ブッフェ、日本料理会席、広東料理コース、グリル料理、琉球芸能を見ながら食べる琉球料理バイキングの5つから選べるので、種類が豊富です。
ただ、妊婦にとっては、バイキングでいちいち席から移動するのはちょっぴり大変かもしれません。バイキングを除くと3種類からの選択になります。
朝食は、「ザ・ラウンジ」か「アクアベルオールダイニング」の2つの会場から選べます。2泊するので、毎回同じ会場よりは楽しみが増えそうですね。
ランチタイムは、日本料理、グリル料理などのレストランも営業しています。ナポリピッツァの「サルバトーレ クオモ&バール」もおすすめですよ。
「ANA万座ビーチ」のホテルレストランは、つわりなどであまり食べられない妊婦さんには、半分の値段でハーフサイズの料理も提供してもらえるという嬉しいサービスもあります。
③施設
■ビーチ・ガーデンプール・ジャグジー・大浴場無料
「万座ビーチ」は、景勝地万座毛の近くにある景色が美しいビーチです。夕日が沈む様子を眺めながら、景色を楽しむには絶好の場所です。
ビーチとガーデンプールでは、パラソルとデッキチェアを無料で貸し出してもらえるので、のんびり快適に過ごすことができます。
タオル、マリンサンダル、水着の無料レンタルもありますよ。また、嬉しいことに、マタニティ水着の貸し出しもあります。マタニティ水着なんて一時しか使わないし、わざわざ買うほどではないけど…という人でも、レンタルしてもらえるのは嬉しいですね。
ガーデンプールは12月まで営業しています。夏に営業しているビーチサイドプールは10月までなので、泳ぐことはできません。屋内プールはないので、暖かい日ならアリかもしれませんが、11月となると泳ぐのは難しいかもしれません。
ガーデンプールサイドには、ジャグジーとサンルームがあります。身体を冷やしてはいけない妊婦にとって、これはありがたいですね!
万座沖の海洋深層水を配合した大浴場とサウナもあります。1階なので露天風呂のような開放感はなさそうですが、光が入ってくる明るいお風呂です。
■スパ・エステ
サロンでは、「うるもスパ」というボディトリートメントが受けられます(15120円~)。
ボディ・フェイシャル・フットなどのメニューの中には、マタニティボディトリートメントというメニューも!妊娠中に疲れがたまりやすい腰や足を中心に、身体に負担のかからない体勢で全身のトリートメントをしてくれるのだそうです。
60分17280円となかなかセレブなお値段ですが、贅沢な気分を味わうことができますよ。
■プレミアム専用ラウンジ
プレミアムフロア利用の場合、専用ラウンジを利用できます。
ドリンクサービスがいつでも利用でき、カクテルタイムにはアルコール・オードブルのサービスもあります。朝食もここで食べられるのが嬉しいです。
④おすすめアクティビティ
「ANAインターコンチネンタル万座」は、妊婦でも楽しめるおすすめアクティビティが豊富です。
さらに、「スマイルマタニティ」という特典があり、妊娠中は妊娠の月数分だけ割引制度があるそうで、5か月なら50%、6か月なら60%割引になるので、かなりお得です。
■サブマリンJr.Ⅱ
船で海へ入り、海中の展望室から海の中の様子を見ることができる「サブマリンJr.Ⅱ」。よくあるグラスボートと違って、船の底を覗き込むのではなく、水族館のように側面の窓から海の中を見ることができます。
かがむのがちょっと大変な妊婦にとって、楽な姿勢で楽しむことができますよ。
セーリングクルーズ、サンセットクルーズで、クルージングを楽しむのもおすすめです。
■万座毛観光遊覧
近くの景勝地「万座毛(まんざもう)」への観光遊覧を楽しめます。
インストラクターが操船してくれるので、妊婦でも安心ですね。
2.日航アリビラ
「日航アリビラ」で20000円前後の朝夕食付きだと、プランは2つほどに絞られます。
「ANA万座ビーチ」に比べると、ちょっぴり高めだということが分かります。その分、高級感ある造りになっています。予算で選ぶなら、安いプランにする必要があります。
①客室
【スーペリアオーシャンパティオツイン】
カラフルで可愛い客室が素敵です。「ANA万座ビーチ」の客室よりも開放感があり、広いです。
デッキに机と椅子があるので、座って風を感じながら過ごすことができるのも嬉しいポイント。また、客室内にある大きめの足を延ばせるソファーに座ってくつろげるのもいいですね。
②食事
夕食は4つのレストランから選択できます。
洋食・和食・中華・ブッフェの4種類(5000円相当)。ANAに比べると、夕食の選べる種類は1つ少なくなります。
朝食は、洋食バイキング(目の前で作ってくれるオムレツあり)か日本料理・琉球料理から選べます。朝食券は以下のセレクトメニューに変更も可能です。
◆カジュアルブッフェ ハナハナのランチ ※限定セットメニュー ◆館内レストランにて昼食・夕食時1枚2,000円相当 ◆ラウンジにてサンドイッチセット ◆ラウンジ及びグロットバーにてワンドリンクとおつまみ1品 ◆クラフトメニュー
朝はゆっくり寝て、ランチをしっかり食べたいという場合は、朝食をランチに変更できるのは嬉しいですね。
ランチに営業しているレストランもたくさんあります。ビーチハウス「ソル」で海を見ながらBBQを楽しむこともできますよ。
③施設
■ビーチ
日航アリビラの「ニライビーチ」は、たくさんの生き物と出会えるビーチです。遠浅なので、干潮時には、浅いところを散歩してみると、いろいろな生き物に出会えるかも。ビーチパラソル・デッキチェアも無料で貸し出してもらえます。
■ガーデンプール・リラクゼーションプール
屋外のガーデンプールと屋内のリラクゼーションプールがあります。
「リラクゼーションプール」は、スパニッシュコロニアル風の建築様式のおシャレな屋内温水プール。アクアストレッチング、ネックシャワー、ボディマッサージ、低温サウナなどの設備が整っていて、妊婦にとっては嬉しい施設です。
ちょっぴり残念なのは、宿泊者でも利用料1030円がかかるということ。でも、天候や気候に関係なく、プールで過ごせるのは魅力的です。
■スパ・エステ
宿泊プランに、エステ2000円(税別)割引券が付いています。フェイシャル・ボディ・ペアプランなど、エステのプランも様々。
「マタニティトリートメントピュアハピネスタイム(11340円)」というメニューもあります。フェイシャルトリートメントにと、妊娠中のむくみやすい足のトリートメントがセットになっているプランです。
マタニティエステは、ANAはボディ、アリビラはフェイシャルとフットという違いがあるようです。
④おすすめアクティビティ
「日航アリビラ」は、妊婦でも楽しめそうな体験メニューが豊富です。アクティビティは次のようなものがあります。
■三線教室
沖縄の弦楽器「三線(さんしん)」の弾き方を教えてもらって体験できます。また、自分だけのオリジナル三線作りという体験メニューもあります。
■クラフト体験
海の貝殻を使って作るフォトフレームや、シーサーの絵付け、小さなガラス瓶で作るオブジェなど、クラフト作りに参加できます。
■リーフトレイル
リーフ(礁池)を歩きながら、生き物を観察できるアクティビティ。ガイドさんと一緒に巡れば、様々な海の生き物について教えてもらうことができます。
沖縄の記念にオリジナルの作品を作るのも楽しそうですね!マリンアクティビティは、グラスボート、サンセットセーリングもありますが、グラスボートに関してはANAのサブマリンの方が体勢が楽なので、妊婦向けかなと感じます。
比較してみて分かったこと
ANA万座ビーチ | 日航アリビラ | |
客室 | 【プレミアムフロアツイン】 予算内でプレミアムフロアに泊まれる。コーナーテラス以外はテラスが小さめ。 |
【スーペリアオーシャンパティオツイン】 どの部屋も広々としていてテラスも広い。 |
食事 | 夕食は5つのレストランから選べる。 朝食はラウンジで食べてもOK。 妊婦は食事を半額でハーフサイズに変更可能。 |
夕食は4つのレストランから選べる。 朝食を昼食に変更可能。 |
施設 | ガーデンプール・ジャグジー・大浴場・サウナ・フィットネスルーム無料 | ガーデンプール リラクゼーションプール・低温サウナ(有料) |
スパ | マタニティボディエステあり(有料) | マタニティトリートメント(フェイシャル+フット)あり(有料) |
アクティビティ | サブマリンJr.Ⅱ、万座毛遊覧船など妊婦でも楽しめるマリンアクティビティ ※マタニティ割引あり |
三線体験・クラフト作りなどの体験メニューが豊富 |
貸出 | マタニティ水着・足枕・抱き枕 |
2つのリゾートを比較してみたところ、どちらのリゾートも妊婦にとって快適な空間だということが分かります。個人的なイメージとしては、ANAよりも日航アリビラの方が高級感のある空間かなと思います。
迷いましたが、私は「ANAインターコンチネンタル万座ビーチ」を予約することにしました。
予算内でプレミアムフロアに宿泊できるというコスパのよさと、マタニティ向けの貸出、アクティビティの割引が決め手になりました。
「日航アリビラ」にも、いつか泊まってみたいです。
まとめ
いかがでしたか?
2つのリゾートで迷っている人がいれば、参考にしてもらえると嬉しいです!
妊婦でも楽しめるリゾートステイを、満喫してみてはいかがでしょうか♪