旅行

裏磐梯のペンションに子連れ宿泊!フクロウとふれあえる個性派宿

今年のGWは、東京から車で約4時間かけて、福島県裏磐梯にあるペンションに泊まってきました。

ペンション「オーベルジュ渓翠館」は、2羽のフクロウがいる珍しいお宿です。2歳の子連れで訪れ、ふれあい体験イベントにも参加してきました。生き物好きにはかなり楽しめるお宿でした。どんなところか、詳しくご紹介します。

 

裏磐梯までのアクセス

東京から車で訪れるとなると、片道4~5時間程度はかかります。

今回、GWの最初と最後を避けて途中の2日間におでかけしたのですが、行きはやや渋滞あり、帰りは渋滞なしといった具合でした。往路は東北~磐越自動車道、復路は磐越~常磐自動車道を通ってみた結果、復路の方が距離は15㎞ほど長くなるのですが、渋滞は少なかったです。

 

とはいえ、子連れで片道4時間は結構遠かった…。

娘が車内でぐずるとキツイので、iPadで動画を見せたり、アプリのパズルで遊ばせたり、持って行ったおもちゃで気を紛らわせたりしながら、なんとか到着しました。

 

オーベルジュ渓翠館の部屋・食事・お風呂

ペンションなので、旅館やホテルのようなおもてなしはもちろん期待していなかったのですが、想像以上にお部屋と食事がよかったです。

お部屋の様子

今回、洋室ダブルのお部屋を予約したのですが、ベッドが壁にひっついていたので、子どもと一緒に寝るのも安心でした。

3名予約だったためか、まくらも3つ置いてもらえていました。

奥にベッド、手前にテーブルとイスがあります。ベッドから見える位置にテレビもありました。

ユニットバスとトイレも部屋内にあって、お部屋の設備自体はビジネスホテルと同じようなかんじ。

お布団もふわふわだし、お部屋は全体的に清潔感があってきれいでした。

 

食事は中華と洋食の日替わり!

1階の食事処はふきぬけになっていて、開放感がありました。

食事は、中華か洋食かを選ぶ…のではなく、日替わりで決まっています。私たちが訪れた日は中華の日でした。宿で中華ってちょっと珍しい気がしましたが、内容はよく、味もおいしかったです。量は多いとは言えないですが、宿泊費を考えると十分なコスパです。

 

一番おいしかったのはやっぱりフカヒレの姿煮。

キッズメニューは特別に用意されるというわけではなく、お皿に取り分けて一緒に食べるスタイルでした。大人と同じメニューを食べるのは難しいという場合は、何か持って行くか、お宿に相談してみるとよいかも。子ども用の食器類と白ごはん、ふりかけは出してもらえます。

朝食は洋食でした(前の晩が洋食の場合は、翌朝が中華になるみたいです)。朝食は子どもの分もプレートで出してもらえました。

お風呂は貸切できる!

お風呂は2つあり、貸切できます。

お風呂は1階、お部屋は2階にあるのですが、階段のところにいるテディベアで使用中かどうかを確認できます(お風呂に入る際はクマを連れて行きます)。わざわざお風呂の前まで行かなくても、空いているかどうか分かりやすくてよかったです。

 

子連れだとやっぱり貸切風呂は周りに気を遣わずに済むので楽です。

お風呂は合宿所みたいな雰囲気(←合宿所知らんけど)でちょっと古かったですが、家族で入るには広さは十分。湯船は3~4人浸かれるくらいの広さでした。

子連れ向けの風呂用おもちゃも置いてあったのですが、残念ながらこれはかなり年季が入っていて結構汚く、ちょっと遊ばせるのは躊躇してしまいました…。

 

フクロウとのふれあいイベントに参加!

オーベルジュ渓翠館の一番の特徴は、ふくろうたちとふれあえること。このふくろうとのふれあいを求めて、はるばる来ましたwイベントに参加したい場合は、チェックイン時に名簿に名前を書いて参加の旨を伝えておきます。

夕食後、20:30から開始。準備ができ次第、お部屋ごとに呼んでもらえます。子連れにはちょっと遅い時間ではあるのですが、小さい子どもがいるところから先に呼んでいただけるとのことで、娘も無事眠くなる前にふれあいできて、とてもありがたかったです。

 

「スンダオオコノハズク」という種類の小型フクロウ、モモちゃん。

めちゃくちゃ人に慣れていて、頭を撫でると気持ちよさそうに目を細めてくれました。可愛い…!!!!2歳の娘でも触れるくらいおとなしかったです(子どもは、騒いだり大声を上げたりすると驚いてしまうので、静かに座っていられる子のみ参加OKとのことでした)。

 

大型のフクロウ蛍ちゃんは、ごつめの手袋のようなものをつけて、手の上にのせてもらえました。蛍ちゃんは触られるのが大嫌い&たとえ甘噛みでも噛まれるとかなり痛いとのこと。子どもは見るだけの参加です。

なかなかの迫力!目がキレイで吸い込まれそうでした。

お宿のご夫婦からフクロウについて教えてもらいつつ、たっぷりふれあいできました。こんなに大きなフクロウを間近で見られること自体貴重だし、ふれあいもできて大満足でした。

 

まとめ

今回、混雑を避けるためにあえて東京から福島まで足を伸ばしてみました。

実際に行ってみると、GWでも間の日にちをとればそれなりに渋滞を回避できるということが分かりました(SAは混んでたけど)。福島まで行ってしまえば人の多さは気にならず、のんびり過ごせました。

フクロウ好きの人にはたまらないお宿だと思います。よかったら訪れてみてくださいねー。