2歳半になった娘。最近はさみデビューをしました。
初めてのはさみは、どんなものを持たせるか悩みました。できるだけ安全で扱いやすいものを求めて、今回購入したのは銀鳥産業はさみ『かみきりくん』。
これを使ってどのように練習を始めたか、使ってみて感じたことをご紹介します。
目次
初めてのはさみは何歳から?
来年度から幼稚園に入園する娘。現在2歳半で、今年5月からプレ幼稚園に通っています。プレ幼稚園には、春は親子で一緒に参加したのですが、そこで毎回工作がありました。
そこで行われたうちわ制作。
先生から「うちわに貼る画用紙を線に沿って切りまーす!はさみを配りまーす」と言われて衝撃を受けました。親と一緒に使えるとはいっても、うちの子まだ一度もはさみを持ったことないよ!とビックリ。これまで、はさみを使わせるのはまだ早いんじゃないかと思って使わせてなかったのですが、周りの子たちは意外と使ったことがある子も多くてさらにビックリ。
よくよく考えてみれば、来年度から幼稚園で自分一人でもはさみを使うわけだし、これは、おうちでも練習しなければ…!!ということで、購入を検討しました。
安全で2歳児に扱いやすいはさみを検討!
2歳児でも使いやすくて、できるだけ安全性の高いものを選びたいと思い、いろいろ調べてみた結果、銀鳥産業の『かみきりくん』というはさみを購入することに。
小さいサイズで2歳児の手に収まる
安全はさみはいろんな種類があるのですが、この『かみきりくん』は、他の安全はさみに比べてやや小さめです。
娘はまだ手が小さいので、3歳以降も使えそうなはさみを購入するよりも、娘の手の大きさに合ったものがよいと考え、こちらを選びました。手の成長に合わせて買い替えるつもりです。
安全カバーで刃が隠れている
いきなり刃がむき出しになっているはさみを使わせるのはちょっと怖いので、やはり最初はカバーがついているものがよいです。
はさみの先までカバーで隠れているので、先でケガをする心配もありません。
ただし、刃の部分は普通のはさみと同じように切れるので、使うときは必ず大人が見ているところで使用しましょう。
実際に安全はさみを使ってみた
というわけで、実際に使ってみることに。
新しいものに何でも興味をもつ娘は、自分用のはさみに大興奮。嬉しくて早く使いたい!とノリノリでした。
が、これが想像以上に苦戦を強いられることに。
初めてなので、まず持ち方を教えるのですが、まずうまく持つのが難しい。さらに、チョキチョキの動作もめちゃ難しい。
観察したところ、はさみを開いた状態からチョキン!と閉じる(なんとかできる)→閉じた状態からもう一度開くのが難しい→それでもなんとか開こうと思い切り手をパーにする→はさみがグワーと変な方向に開く→腕も変な方向に動かすのではさみがビューン!!!→私がギャー!!!!
みたいなことになってしまい、きょとんとしている娘にただ一人私のドキドキが止まらない。安全はさみでも普通に怖い。
一人で切るのはまだ無理だと判断し、まずは一緒に手を添えて一本の細長い紙切れを1回で半分に切る練習をしました。
1,2回一緒にやると、自分でやりたいと言い出す娘。ビビりつつも、やらせてみると、なんとか1回のチョキンで紙を半分に切ることだけはできるようになってきました。
とりあえずこの動作だけでもなんとかうまくできるようになってほしいので、いろんな色の紙を用意して、ひたすらチョキンチョキンと、1本の紙から端を切り落とす練習をしました。
ただし、所作はものすごく豪快。
切る際もゆっくりじわじわ…ができないので、刃と刃の間に紙がはさまってしまい、うまく切れない事態になり、イライラ。うわーん!と泣きそうになって、はさみを持ったまま手を振り上げようとするのが恐ろしく、見ている方もいっぱいいっぱいでした。
まあ最初はこんなもんだろう…、いきなり上手にできるわけないよね…と言い聞かし、とりあえずケガなく終われたから良し!ということではさみデビューは終了。
たくさん切った紙は、1枚の画用紙にのりでペタペタ貼って遊びました。
本人曰く『にゃーちゃん』だそうです。
親はヒヤヒヤしましたが、本人はなんだかんだ楽しそうだったので、はさみの導入としてはなんとかうまくいきました。
『かみきりくん』を使って気づいたこと
今回、初めてはさみを使わせてみて気付いたことは、思っていた以上に指先を使うはさみの動作は、2歳児にとって難しいということでした。
特に、はさみを開く動作が難しいというのは、使う前には分からなかったです。
調べてみたところ、スプリング付きの安全はさみもあることを知りました。
これは、今回購入した『かみきりくん』よりも一回り大きいのですが、バネによってはさみが開く作りになっていて、子どもの力が足りなくても使いやすいそう。
スプリングはいらなくなったら外せるので、今よりもう少し手が大きくなったら、2つ目のはさみはこれがいいかなーと考えています。
本人にとって難しいことを無理強いしてしまうと、はさみを使うこと自体を拒否されてしまう可能性があるので、できるだけハードルを低くして、少しずつステップアップできるようにしたいですね。幼稚園入園までに、果たしてどこまで使えるようになるか、これからも遊びながら練習できるといいなと思います。