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迷子紐を手首につければ安心!実際に使って1歳児と散歩してみた

迷子紐とは、道路や人の多い場所を歩く際、子どもが親の側から離れて危険な目に合わないように、親と子を繋ぐためのもので、幼児用ハーネスとも呼ばれています。

使うことに賛否両論があることは知っているのですが、私は必要だと思っているので、手首に装着するタイプを購入しました。実際に使用してみた感想と、迷子紐の必要性についてもちょっと語ってみます。

 

迷子紐を購入してみた

迷子紐のタイプは、大きく分けて3つあります。

体に直接付けるハーネスタイプ、

ダークレーンママヘルパーキッドキーパー

 

リュックを背負わせて紐を付けるタイプ、


迷子防止リュック ハーネス

 

親子の手首をつなぐタイプ。


子供安全ベルト セーフティ紐

 

私が購入したのは、手首をつなぐタイプのものです。

手首に着けるタイプにした理由

私が考えたそれぞれのメリット・デメリットはこんなかんじ(主観です)。

メリット デメリット
ハーネスタイプ かさばらない
長さを調節できる
体が安定する
毎回装着する必要あり
見た目がちょっと大げさかも
リュックタイプ 装着が簡単
見た目が可愛い
かさばる・荷物が増える
リュックをおろせない
値段が高め
手首タイプ 装着が簡単
かさばらない
値段が安い
蛍光色のデザインがちょっと微妙
歩く際ややバランスが崩れる(※)

(※)レビューで後述します

 

最初は可愛さに惹かれてリュックタイプを購入するつもりだったのですが、毎回リュックを背負わせなくてはいけないとなると、荷物が増えるしかさばるなぁ…という点がひっかかり、気軽に装着できて、持ち運びが楽そうな手首タイプにすることにしました。

適当な長さは1.5m?2.5m?

手首タイプの迷子紐には、ぐるぐる巻きになってる部分の長さが1.5mのものと2.5mのものがあります。迷子紐をつけた状態で、さらに手も繋ぐことを前提に作られているので、これは主に使う場所によって分けて考えるとよいです。

道路や人混みなどで使う場合は、ちょっとでも側から離れられるのが困るので1.5mがいいし、公園など、たまに手を離してもそれほど危険じゃないところで使うなら2.5mでもよさそう。

我が家は主に道路で使いたかったので、1.5mを購入しました。

 

実際に道路を歩いてみました

家の近くの道路を迷子紐を付けて歩いてみました。

装着は、リストバンドのようになってる部分を子どもの手首と、大人の手首にそれぞれ巻きつけて、マジックテープで留めるだけでOK。

身長170㎝くらいの夫が付けて、こんなかんじの長さになります。

 

試しに手を離してみると、1mくらい離れたところでビーンと張りました。

親としては、ちょっとだけ手を離しても速攻でその場を離れられないという安心感があります。車が来ないことを確認して、リュックの荷物を取り出す間くらいなら手を離しても大丈夫です。

ただ、手を離したまま歩かせてしまうと、片方だけ手首を固定されてることでちょっとバランスを崩してしまうので、1mの迷子紐は手を繋がずに紐だけで歩かせるのには向いてないなと思いました。公園なんかで手を離して使うこともあるなら2mにするか、他のタイプの方が歩きやすいかもしれません。

手を繋いで道路を歩く際にはとても便利です。

 

子どもの迷子紐って必要?【まとめ】

実際に使ってみて、迷子紐があるのとないのでは安心感がかなり違うということが分かりました。個人的には迷子紐大賛成だし、必要ならどんどん使えばいいと思うんですが、中には迷子紐に対してよいイメージを持っていない人もいるんですよね。

一時期、迷子紐(幼児用ハーネス)についての話題がツイッターなんかで議論を呼んでいましたが、ここでちょっと迷子紐の必要性について考えてみたいと思います。

 

結論から言うと、私の考えは「必要な子には必要」です。

 

迷子紐反対派の言い分を調べてみると、「ペットのように見えるのが気になる」「紐に頼ってないで手を繋げば済む話だ」みたいなのが多いですよね。正直な話、迷子紐が必要な子をもつ私たち夫婦にとっては、そんなこと気にしてる場合じゃねぇ!子どもの命の方が大事なんじゃ!という話なんですよ。

うちの娘は、道を歩いてると興味のあるもの方にずんずんと突き進みます。しかも興味が次々にうつるので、全然まっすぐ歩きません。もちろん手は繋いでるんだけど、ふとした瞬間に自分でパット手を離して急に跳び出したりすることも十分あり得るので、手をつなぐだけでは怖いんです。

この1秒も手と目を離せないという感覚、実際にこういう1歳児と一緒に歩いてみないと分からないと思うんです。私もちょっと前まで分からなかったです。しかも1歳児ってまだ口で言ってもちゃんと伝わらないので、何か危険が迫ったとき、親が咄嗟に子の身を守れるかというとかなり難しいんですよ。

 

正直、私はわりと他人の目を気にしてしまう方なので、「迷子紐を使う前に、まっすぐ歩けるように親がしつけるべきでは…?」なんて言われて(思われて)しまったら怖いなぁと少しビビっていた部分もありました。

でも周りのいろんな子を見てる実感としては、子どもはそれぞれなので、パパやママとしっかり手を繋いでまっすぐ歩く慎重派の子もいれば、好奇心旺盛で平気でパパママから離れて歩いちゃう子だっているんですよね。これは親のしつけどうこうだけの問題じゃなくて、ほとんどの場合子どもの特性だと私は思います。

そもそもよくよく考えてみると、しつけに原因があったとしても、それは迷子紐を使っちゃいけない理由にはなりません。

迷子紐は、子どもの命を守る命綱にもなり得る大事なものだと思います。だから、町で迷子紐をつけてる子を見かけても、温かく見守ってほしい。誰かに迷惑がかかるようなものなら反対されても仕方ないけれど、迷子紐って人に迷惑かけるようなものじゃないじゃないですか。子どもの安全を守るためのものなので、理解がもっと広まっていくといいなと思います。売られてる数もまだまだ少ない。デザインももっといっぱいあればいいのに……!!!!

 

というわけで、我が家は今後も積極的に迷子紐を使っていきます。手をつないで上手に歩けるようになるまでの練習にとても便利だし、これまでひたすらハラハラしていた子どもとのお散歩に少し安心感が生まれたので、個人的には満足の買い物でした。

使ってみたいと思ってる人の参考になれば嬉しいですー。