沖縄には「ウッパマビーチ」と呼ばれるビーチが2つあります。
よく知られているのは、今帰仁村(なきじんそん)にあるホテル「ベルパライソ」の前に広がるウッパマビーチですが、実は東村にも同じ名前のビーチがあるんです。カーナビなどに「ウッパマビーチ」と入力すると間違えて案内されることがあるので注意してくださいね。
両方行ってみたので、それぞれどんなビーチかご紹介します。
目次
今帰仁村のウッパマビーチ
基本情報
■所在地
沖縄県国頭郡今帰仁村運天
■TEL
0980-56-2767(リゾートホテル「ベルパライソ」)
■営業時間
9:00~18:00
■遊泳期間
4月上旬~10月末
■利用料金
クラゲ防止ネット内 300円
■駐車場あり(有料)
どんなビーチ?
「ウッパマ」とは沖縄の言葉で「大きな」という意味。リゾートホテル「ベルパライソ」の前に広がる大きなビーチです。
沖縄でも年々数が減っている天然のビーチで、白い砂浜は1kmも続いています。
私たちは9月上旬の天気のよい日に訪れましたが、泳いでいる人は5組程度。ほとんど人がいない状態で、かなり空いていました。
人の多いビーチでは、シュノーケリングが禁止されているところもありますが、ここは自由に過ごせます。スタッフの方にお願いすれば、マリンアクティビティも楽しめます。
古宇利島が近くに見えて、ロケーションも素敵なビーチです。
設備やお店もあって便利!
車はホテルの駐車場へ
駐車場は、ビーチと道路を挟んですぐの場所にあります。
ホテルの駐車場なのですが、ビーチのみを利用したい場合も、フロントにて500円の駐車料金を払えば利用できます。
車からビーチが近いので、荷物を運ぶのも楽ちんです。
海の家での貸出や食事
今帰仁村のウッパマビーチは、マリンメニューやレンタルも充実しています。
日陰はあまりないので、パラソルセット(1500円)を貸出してもらうと便利ですよ。パラソルとデッキチェアを置いてもらえるので、ビーチでのんびり過ごすことができます。
この日は、テーブルとイスが置いてあるスペース(食事スペース?)が空いているから使ってOKとのことだったので、使わせてもらいました。
ジェットスキー、バナナボート、ウェイクボード、マーブルなどのマリンメニューも充実しています。私達が訪れたときは、マーブルで絶叫している人たちもいて、楽しそうでした。船に引っぱられてひっくり返っているグループもいて、見てるだけでスリル満天でしたよ。
海の家では、沖縄そばやぜんざいなどの軽食も注文できます。
シャワーは大人200円、子ども100円で借りられます。お湯は出ません。着替えのみの場合は、無料でシャワー室を使わせてもらうことができます。トイレも声をかければ、貸してもらえます。
海・生き物の様子
海はそこまで深くはありませんが、泳いでみるとわりとすぐに足が届かなくなるので、シュノーケリングをするならライフジャケットが必要です。
ホテルや海の家がある付近では、あまり魚たちには出会えませんでしたが、少し離れた岩場の方へ行って泳いでみると、サンゴや小さな熱帯魚たちがいました。
海はとっても綺麗で気持ちよかったですが、浅瀬のサンゴは白化しているものも多くて、生き物はちょっと少なかったかなと思います。本格的にシュノーケリングを楽しみたいのであれば、マリンメニューの「シュノーケリングツアー」を申し込むのがオススメです。
東村のウッパマビーチ
基本情報
■所在地
沖縄県国頭郡東村慶佐次394
■営業期間・時間
特になし
■利用料金
無料
■駐車場
あり
どんなビーチ?
沖縄北部の東側には整備されているビーチが少なく、「ウッパマビーチ」は、東村で唯一自由に泳ぐことができるビーチです。
レンタルの設備や監視員などはなく、自然そのものの砂浜が広がっています(トイレとシャワーはあります)。
車でサトウキビ畑を抜けた先に、ぽつんとあるので、隠れ家的なプライベート空間を楽しめます。8月に私達が訪れたときは、テントを張ってキャンプをしている人もいました。来ていた人は3組程度で、ここもかなり空いています。
自然そのままのプライベート空間
持ち物の準備は必須!
レンタルできるものが何もないので、必要なものは全て持って行きましょう。
木が何本か立っていて、木蔭はありますが、ワンタッチで開く簡易テントがあれば便利です。これは持ち運びもコンパクトで、開くのもしまうのもかなり楽なので、ビーチだけでなく公園や山でも活躍しますよ。
すぐに日陰を作ることができるので、泳いだ後のんびり昼寝したいときにも便利です。
シュノーケリングをしたいのであれば、シュノーケルセットとライフジャケットも持って行きましょう。
シャワーとトイレの設備
自然そのもののビーチなので、お店は何もないのですが、シャワーとトイレはちゃんと付いてます。(お湯は出ません)
最近できた施設のようで、トイレは洋式で、わりとキレイでした。駐車場のすぐ横にあるので、ビーチからもすぐ行くことができます。
周辺にあるおすすめスポット
車で5分ほど行けば、町の売店があります。
食事は、ここで食べ物や飲み物を買うか、もう少し車を走らせてカフェへ行くのもおすすめです。私たちは、車で10分ほどのところにある「カナンスローファーム」というカフェに行きました。オシャレで美味しい素敵なカフェでしたよ♪
また、すぐ近くにある慶佐次湾のヒルギ林では、マングローブの中を歩いて散策したり、カヤック体験をすることもできます。合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
ビーチの近くには馬もいました。
人懐っこくて可愛かったです。
まとめ
いかがでしたか?
2つの「ウッパマビーチ」は、それぞれによさのあるオススメのビーチです。
設備が充実している方を選ぶなら今帰仁村のウッパマビーチへ、自然そのもののビーチを楽しみたいなら東村のウッパマビーチへ出かけてみてくださいね。
どちらも沖縄の美しい海と砂浜に感動できるはずです。沖縄はまだまだ泳げる季節!週末や連休に訪れてみてはいかがでしょうか。