赤ちゃんが8ヶ月くらいになってハイハイ、つかまり立ちをするようになると、部屋にはたくさんの危険があります。
動き回る赤ちゃんから目が離せない毎日の中で、少しでも負担を減らすためには、部屋の安全対策は必須です。
狭い賃貸マンションの我が家で行っている安全対策の工夫をご紹介します。
目次
とにかく誤飲が一番怖い!
赤ちゃんは、本当になんでもかんでも口に入れます。知識としては知ってましたが、実際に見ると、想像以上の食べっぷり。目に入ったものは全て口に入れて確認したくなるんですね。
なので、飲みこめるサイズのものが落ちてると、平気で食べちゃう。口に入れたものが喉に詰まったりしたら大変なことになるので、普段から部屋の中に危険なものがないか、常に気を配る必要があります。
よく言われるのは、
- ピンポン玉より小さいものを排除
- ゴミや食べこぼしが落ちてないか
- 押しピンや電池は特に危険
そう、分かってはいるんですが、防ぎきれないこともあるんですよ。
ついこないだうちの子は、なんか口もごもごしてるなーと思って口に手を突っ込んでみると、どこから取ってきたのか、こんなプラスチックの部品が出てきてゾッとしました。
もう少しで飲みこむところだった……!!!!
ちなみに、うさぎの糞も口に入れたことがあります。ほんまいろいろやらかしてくれます。
小さなものが落ちてないか確認するためには、床の掃除をしなきゃいけない。でも、床掃除って部屋が片付いてないとできません。部屋を片付けたいと思っても、赤ちゃんがいるとなかなか片付かない。
そんな無限ループに悩むことになります。
そこで、片付けが苦手な私ですが、最近は以下のことを心がけています。
寝る前・おでかけ前に部屋をリセット
赤ちゃんが遊んでいる間、部屋が散らかるのはもう気にしないことにしました。遊ばせながら片付けるなんて無理なんだもん。
なので、寝る前と出かける前だけは一旦部屋中の床にあるものを片付けて、危険物がないかチェックをするようにしてます。
買い物などのおでかけの前に、床に何も落ちてないようにしてから、ルンバをセット。家に帰ってきたら床掃除ができてる状態にしておきます。
そのあとまた遊んで散らかったら、次は寝る前に片付け開始(と言っても赤ちゃんが出したおもちゃをおもちゃ箱へ放り込むだけ)。それで翌朝はすっきり。マットの上に落ちたホコリを、朝はコロコロでやっつければOK。
1日2回、床の物を片付ける習慣をつけることで、物が落ちてないか確認できるようになりました。
食べたあとはすぐに片付ける
食べた後の机の上を狙われるので、食器は食べたらすぐにさげます。
うちはリビングのこたつテーブルでご飯を食べているので、つかまり立ちの娘は手が届いてしまいます。食べてる途中は夫婦でガードしながらなんとか凌ぎ、食べ終わったらすぐに片付け。
ダイニングテーブルの必要性を初めて感じている今日この頃ですが、部屋が狭いので仕方ありません。食事の後ダラダラしなくなったので、ある意味よかった…かも?
手の届くところはおもちゃ置場にする
赤ちゃんが触るものにいちいち「それだめー!」って止めに入らなくて済むように、触られて困るものは、手の届くところに置かないようにします。
うちはテレビの下に置いていたDVDは裏側に移動し、テレビ下もおもちゃ置場に。
パソコン周辺の小物を入れていたカラーボックスは、おもちゃと絵本の棚にしました。子どもが自由に取り出して、遊びやすいので一石二鳥です。
木のおもちゃはインテリアにもなるので、テレビの上などに飾ってもOK。
割れ物・家具の角でのケガ防止
誤飲の次に怖いのが、割れ物や家具などでのケガ。
先の尖った家具などはぶつかったら痛いのでできるだけ排除し、保護できそうなところは保護しました。
テレビ台に保護テープ
我が家は、テレビ下に玩具を置いたので、頭をつっこんでもぶつけないように、保護テープを貼っています。ちょっとクッション性があるテープです。
つかまり立ちからずるっと転んでしまうこともよくあるので、頭をぶつけても被害が少ないように、危ないところはテープを貼るとよいです。
ちなみに、DVDデッキに貼られている養生テープは、パカパカ開くところのいたずら予防です。
机の角は丸いものに交換
以前使ってたリビングのテーブルは、スタイリッシュでオシャレだったのですが、角が鋭くて大人でも足をぶつけたら痛かったんですよね…。
これ…。
絶対痛い。
オシャレ感とサイズが気に入っていたので、ちょっと残念でしたが、子どもの安全のためにこたつテーブルに替えました。
こたつテーブルは角が丸いので、余程のことがなければ、ぶつけても大ケガをすることはないと思います。
食器棚は開かない工夫を
中に入っているお皿やグラスが落ちて割れたらとっても危ない食器棚。
うちの食器棚は取ってが付いているタイプなので、赤ちゃんでもすぐに開けられます。
ここは危ないので、常にゴムで留めています。
使わなくなったお弁当箱のゴムです。最近ちょっと伸びてきたので、新しくした方がよさそうですが…。
ゴムを付けるところがないけど、開かないようにしたい扉には、ベビーガード専用の器具を取り付けるという手もあります。
床にはジョイントマット
床はフローリングのままよりも、ジョイントマットがおすすめ。クッション性があるので、転んでも痛くありません。
赤ちゃんって、普通にしてると思ったら、急に頭から後ろにすてーん!て転ぶことがよくあります。結構思いっきり頭から倒れるので、床が柔らかいと安心です。
床に関しては、うちは寝返りができたあたりでジョイントマットに替えました。
【参考】
感電予防!コンセントやコードにカバー
できるだけ家具の裏に隠す
うちの子は、あらゆるコード類を見つけては引っぱり、しゃぶりつくします。歯が生えてくると、ガジガジと齧るので、それも危険。
我が家はもともと、うさぎ対策でコード類には気を付けてたのですが、コード類は基本家具の後ろに隠すか、手の届かないところを這わせるようにしました。
ジョイントマットで覆う
うちには、どうしても出てきちゃうコンセントが1つあっていまだに苦戦してるのですが、とりあえず、余っているジョイントマットと養生テープ(引越しなどで使う、剥がせるテープ)で覆っています。
見えないように覆い隠すだけで、引っぱることは少なくなりました。
でも見た目的にアレなので、ここは改善の余地ありですね…。
コンセントの穴にも注意
コンセントの穴にも興味をもつ場合は、穴を埋めるのも大事です。
うちの子は穴にはそれほど興味を示さないので、うちでは対策してませんが、こんなカバーも売られています。
100均なんかにもあったりしますが、子どもの口に入らないように、がばっと全体を覆うものが安心です。
まとめ
言い出すとキリがないくらい、赤ちゃんにとって、部屋には危険がいっぱいです。正直、目を離せないってこんなに大変だって思わなかった。ナメてました。
本当に、一瞬のスキを付いていろんなことをやらかしてくれるので、話題には事欠かないのですが、笑い話にできないような危険だけは回避しなきゃいけないですよね。
親がちょっとでも楽になるためにも、お部屋の環境を整える工夫は大事です。子育てしてると、お部屋を整える余裕がすでにないのですが、夫と協力しつつ、できる範囲で赤ちゃんが過ごしやすいおうちにしたいなと思います。
家の中だけどハーネスが欲しいーなんて思う今日この頃でした!