赤ちゃんが産まれると、一日に何度も授乳をすることになります。
赤ちゃんを抱いて、同じ姿勢でじっとしなければならない授乳は、思っている以上にママの体に負担がかかるもの。腰や背中、腕が痛くなって大変です。
そこで便利なのが、授乳クッション。私は、これなしではもはや乗り切れません。使ってみて感じる授乳クッションを選ぶポイントと、実際に購入して使用してみた感想をご紹介します。
目次
授乳クッションって必要?
赤ちゃんを産むまでは、授乳クッションの必要性がどれほどのものか、正直よく分かってませんでした。
ですが、赤ちゃんを産んで、実際に授乳を体験してみて確信しました。
母乳育児をするなら、絶対にあった方がいい。
もうね、これがあるとないとでは、楽さが雲泥の差なんですよ。初めて開発した人ほんまに天才だと思う。
授乳って、最初は1日10回くらい余裕でするんですけど、1回の授乳が20分としても、200分。つまり3時間以上は同じ姿勢を保たなくてはいけないんですよね。
同じ姿勢といっても、デスクワークなんかと違うところは、その20分間は一定の姿勢を全く崩せないというところ。
これ、意外と経験したことないしんどさなんです。
しかも、赤ちゃんってずっと抱っこしてると、だんだんずしっと重みが増してくるんですよね。腰や背中がだんだん曲がってくるとさらに負担がかかるし、腕も痛くなってきます。
授乳クッションは、そんな体の負担を軽減してくれる素晴らしいアイテムです。産婦人科で使ってみてからでも遅くないですが、買っておいて損はないはず。
授乳クッションは高さと弾力のあるものを!
授乳クッションと一言で言っても、サイズやデザインはいろいろあります。
人気の商品で言うなら、
MOGUとか、
MOGUマタニティ ママ マルチウエスト
エルゴなんかが有名ですよね。
Ergobaby ナチュラルカーブ・ナーシングピロー
これらは確かに機能性は抜群だと思います。お金に余裕があるならほしい。ですが、私的には、使うのは一時期だけだし、あまりお金をかけすぎるのも勿体ない気がします。
授乳クッションについては、特定のブランドにこだわる必要はないかなーと思ったので、私は退院後すぐ、赤ちゃんを母に見てもらって、近所の西松屋へ猛スピードで買いに行きました。
買ったのはこちら。
選んだポイントは以下の3点です。
1.高さ・厚み・弾力のあるもの
赤ちゃんがクッションの上に乗っても、沈んで低くならないものがよいです。
特に高さ(厚み)は重要。赤ちゃんがだんだん沈んでくると、授乳姿勢も崩れてしまうので、どんどんしんどくなってしまいます。
また、弾力のある素材を選ぶことも重要。赤ちゃんが沈みすぎないような固さのものがよいです。
フワフワしすぎてないか、確認してから購入することをおすすめします。
正直言って、今回買ったこのクッションは、分厚くて弾力のあるものを選んだつもりだったのですが、それでもまだちょっと低いです。下にもう一つクッションを挟んで使ってます。
もっと分厚くて固いものがあれば、その方がよいかもしれません。
2.体に固定できるもの
今回私が買ったこのクッションは、大きめなのですが、端っこをボタンで留められるようになっているので、体にぐるっと巻きつけて、固定することができます。
それによって、クッション自体が動かないので、背もたれのない場所でも授乳しやすいのがよいです。
背もたれのあるソファーなどでは、ボタンをはずした状態でも使えるので、便利でした。
3.丸洗いできるもの
授乳クッションは、赤ちゃんのよだれや母乳が垂れて汚れます。
清潔な状態で授乳できるように、丸洗いできるものがおすすめです。カバーだけでなく、中身も洗えるものがいいと思います。
購入する際には、洗濯の表示を確認しておきましょう。
授乳クッションの使い方
授乳クッションは、クッション部分がくねっと曲がっているのが特徴。
真ん中の穴に、母親の体をはさみます。
私は脇抱き(ラグビー抱き)で授乳することが多いのですが、その場合は、クッションを片側に挟みます。
腰の後ろにまわっているクッションが、ソファーの背もたれにつくように深く腰掛けて、姿勢を正し、そのままの姿勢でキープ。
背もたれがない場合は、ボタンを留めて体の周りにクッションを固定し、そのままの姿勢でキープ。
片腕で赤ちゃんを抱えて、授乳します。
こんなかんじ。
授乳が終わって、ゲップをさせた後など、授乳クッションを前に持ってきて膝の上に置き、そこへ赤ちゃんを寝かせることもできます。
いいかんじに穴にスポッと入るので、赤ちゃんも安心した様子。(赤ちゃんは胎内にいた頃、丸まった姿勢でいるため、体を丸めた姿勢が落ち着く場合が多いそうです。)
うまく使えば、背中・腰・腕への負担はかなり軽減されます。ほんま重宝してます。
まとめ
最初は買うかどうか迷っていた授乳クッションでしたが、購入して本当に正解でした。もはや授乳クッションなしでの授乳は、考えられません。
毎日の授乳で体が辛い!という人には、ぜひ使うことをおすすめします。
選ぶときのポイントを知って、自分に合った使いやすい授乳クッションを探してみてくださいね。