掃除が大の苦手だった私。
キレイなおうちに憧れ、少しずつ家の掃除について勉強しました。汚れの種類と洗剤の種類の関係が分かってくると、これまで億劫で仕方なかった掃除がちょっと楽しくなってきて、少しずつキレイなおうちを実現することができるようになりました。ポイントは、洗剤の種類を最低限にして、掃除を分かりやすくすること。
我が家で使っている洗剤と、掃除の仕方についてご紹介します。
目次
使っている洗剤
家じゅうの掃除に使っている洗剤をまとめてみました。
お部屋の掃除(机・床・窓など) |
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お風呂の掃除 |
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キッチンの掃除 | シンク |
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レンジ トースター |
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コンロ周り 換気扇 |
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ポット |
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トイレの掃除 |
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洗面台の掃除 |
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こうして見てみると、思っていたよりも種類多いな…。
我が家で特に活躍しているのは、ウタマロクリーナーとアルコール。この2つは本当にどこにでも使えて便利です。ただ、より頑固な汚れになってくると、その汚れに対応した洗剤を使う必要があります。酸素系漂白剤・重曹・クエン酸あたりは初心者が使いこなすのはわりと難しいのですが、専用洗剤にも頼りつつ挑戦しています。
洗剤は主に、中性・酸性・アルカリ性のものに分かれていて、それぞれ汚れに対応したものを使えばもっと減らすことも可能です。でも、専用洗剤には専用洗剤のよさもあり、現在の私にはこれが限界…。
洗剤の使い方とお掃除の仕方
それでは、それぞれの洗剤をどんな風に使っているのか、まとめてみます。
お部屋の掃除
- ウタマロクリーナー
- 除菌アルコール78
普段、テーブルやキッチンカウンターを拭いたり、ちょっとした汚れを拭くのによく使うのが『除菌アルコール78』。食品添加物にも使用されているため、食べ物にかかっても安心というのがありがたいアルコールです。パストリーゼというアルコールが人気ですが、同じような成分で、これだと業務スーパーで安く手に入るのでコスパは高め。
週に1度の床拭きは、バケツの水にウタマロを2~3回シュッシュして、薄めたものを使っています。直接床に吹きかけると、ちょっと泡っぽさが残ってヌルっとするので、個人的には薄めるのがおすすめ。ちなみに、床を拭くときに使っているのは、ブリッツというドイツ製の布巾です。雑巾のような毛羽立ちがなくて、洗った後干しておくとパリッと乾くのが気に入ってます。
月に一度の窓掃除の際は、まず、サンの部分にウタマロを吹きかけて100均のハケで掃除(これ最初にやったときキレイになりすぎて感動した)。次に、ガラスの部分はアルコールで拭いています。ここはマイクロファイバーふきんを使って、できるだけ拭きムラがでないようにします。水拭きは跡が残るのでしません(乾拭きも面倒なのでしません)。
他にも、テレビ台とか本棚とか、ちょっとここ拭きたいな~というときにウタマロとアルコールは大活躍です。どちらも子どもがいるおうちでも安心して使えるのがよい。もはや手放せません。
お風呂の掃除
- ウタマロクリーナー
- 酸素系漂白剤
- キッチン泡ハイター
普段のお風呂の掃除も、ウタマロクリーナーで洗っています。家族の入浴が全員終わったら、寝る前にちゃっちゃとお掃除。ウタマロを浴室全体に適当に吹きかけ、マーナのバススポンジでこすります。そのあとシャワーで流して、セリアの吸水スポンジで水気をとって、排水口の髪の毛を取って、パーツを洗い流しておしまい。これを毎日するようになってから、常にどこかしら不潔さを感じていたお風呂が格段に清潔になりました。特に排水口は放置せずに毎日髪の毛捨ててたら、素手で触っても怖くない。
排水口に関しては、ニオイが気になるときや、ちょっとぬめってきたかな…と感じたら、キッチン泡ハイターを吹きかけて、しばらく放置してから水で流します。キッチン用ですが気にしません(キッチン泡ハイターとカビキラーの成分はほぼ同じらしい)。
また、1ヶ月に一度くらい酸素系漂白剤で床一面を(洗面器やバスチェアなんかも一緒に)浸け置きします。これは、これまで3~4回やってみたのですが、正直あまり効果が実感できなくて、最近サボり気味…。でもキレイにはなってるはずなので、続けていきたいです。
キッチンの掃除
- JOY(食器用洗剤)
- 除菌アルコール78
- キッチン泡ハイター
- ジフ
- アルカリ電解水
- 重曹
- クエン酸
台所は、いろんな汚れが集まる場所。場所に応じて使いやすいものを使っています。
シンクの掃除
シンクは、排水口のネットを取り換える際、新しいネットを使ってシンク内をこすってから付け替えるようにすれば毎日掃除できます(これも知ったとき感動した)。排水口のパーツも一緒に洗います。
毎日のことなので、食器用洗剤をちょっとつけて全体をこすればOK。気が向いてピカピカに磨きたいときは、丸めたラップにジフを付けて、くるくるこすります(本当にたまにしかしないw)。
排水口のぬめりが気になってきたら、キッチン泡ハイターの出番。シュッシュとしてから15分程度放置。その後水で流せばOKです。
オーブンレンジとトースター
レンジとトースターなんて、掃除に目覚めるまでそもそもちゃんと掃除しなきゃいけないという認識がなかったため、汚れ放題でした。今は汚れたらその都度軽く拭き取るようにして、月に1度はちゃんと掃除を心がけています。
ここの掃除はとにかく重曹。オーブンレンジは、重曹と水をお皿に入れて、レンジで2分ほチン。そのあとキッチンペーパーで拭き取ります。めっちゃ汚いので、布巾を使うなら使い捨てます。トースターは、パンくずトレイにアルミホイルを巻いておいて、アルミホイルを取り換え、ハケでパンくずを取り除いたあと、重曹水で焦げを拭き取ります。
コンロ周り・換気扇
ここも汚れは重曹でもOKなのですが、粉状だと私的にはちょっと使いにくい…ということで、スプレーが欲しくなりアルカリ電解水を購入してみました。使った後のコンロ周りや換気扇周辺をさっと拭くのに便利です。すぐに拭けば、油汚れがすぐ落ちます。
換気扇をがっつり浸け置きしたいときは、重曹水も使えます…が、できるだけ大がかかりな掃除はしたくないので、普段は拭けるところをアルカリ電解水で拭くこと、月1くらいでフィルターで替え、取り外しできる部分だけを中性洗剤でちゃちゃっと洗うことを心がけてます。
ポットの洗浄
ポットの汚れは水垢なので、クエン酸を使います。これは、クエン酸顆粒をスプーン1~2杯くらい適当に入れて、普通にお湯を沸かして捨てて、食器用洗剤で洗うだけ。月に1度くらいを目安にやっています。
トイレの掃除
- まめピカ(中性)
- 流せるトイレブラシ
- トイレクイックル
- 超強力トイレクリーナー
トイレ掃除に関しては、クエン酸を使っている人も多いと思うのですが、私はトイレだけは専用洗剤を使っています。なんかその方がきれいになってるような気がするのと、トイレ掃除は、トイレだけで全部完結させたいので、洗剤を他の場所へ洗剤を持っていかなくてもいいように、トイレ内にまとめています。
普段は、寝る前に毎日便器と床を拭きます。まめピカをトイレットペーパーに吹きかけて、ささっと拭いて、一緒に流すだけ。
週に1度ちゃんと掃除するときには、トイレクイックルで便器、床をきれいに拭き、流せるトイレブラシで便器内を掃除。一度流してから、超強力トイレクリーナーで淵裏の汚れを撃退します。その後、ウォシュレットのところをマメピカで拭き掃除。素手で触る部分をアルコールで除菌して終了です。
洗面台の掃除
- ウタマロクリーナー
- キッチン泡ハイター
- 撥水スプレー
洗面台も気になるところはその都度掃除。近くに置いてるティッシュで髪の毛取ったり、軽く拭いたりしています。
週に1度はウタマロクリーナーを吹きかけてマイクロファイバー布巾で拭き掃除。洗面ボウルを中心に拭けるところは拭いちゃいます。細かい部分まで掃除したいときは、無印のポイントブラシを使います。オーバーフロー穴(水が溢れないように上の方に開いてる小さい穴)や排水口にカビが生えるのを防ぐために、キッチン泡ハイターをオーバーフロー穴から吹きかけてしばらく放置してから、水で流します。
洗面ボウルの水気が気になるときは、撥水スプレーを吹きかけて軽く流布しておくと、水滴がきれいに流れるようになります。正直個人的にはあってもなくてもいいかなというかんじでしたが、やってみると確かにキレイが長持ちするような気がします。
まとめ
以上、我が家で使っている洗剤と、使い方をまとめてみました。
正直、掃除に興味を持つまでは、掃除って汚れてからするものだったし、ものすごく億劫なものでした。掃除についてちょっとだけ勉強してから知ったのは、とにかく汚れを溜めてはいけないということ。汚れは溜まれば溜まるほど、取り除くのが難しくなるし大変になる…という当たり前のことに、主婦10年目(!?)になってやっと気が付きました。
汚れを溜める前に掃除をルーティン化すれば、それほど苦ではなくなったし、なんならちょっと楽しくなってきたのは本当に革命でした。もちろんサボりたいときは普通にサボるし、忙しいときは無理しません。でも、「汚い…掃除しなきゃ…でもやりたくない…」と毎日思っているストレスから解放されることで、私の場合は精神的にかなり楽になりました。
まだまだ修行が足りないところは多々あるのですが、少しずつキレイなおうちを目指して今後もがんばっていきたいと思います。