我が家は、夫も私も実家が遠方のため、帰省のたびに飛行機を利用しています。
旅行も含めると、2歳にしてもう20回くらい飛行機に乗っている娘。これだけ何度も乗せていると、親の方も快適に移動するためのコツが掴めるようになってきました。
私たちが気を付けている工夫や対策をまとめてみます。
目次
出発前日までにしておく工夫
出発日までにしておきたい工夫もたくさんあります。事前準備をしっかりしておくことで、当日あたふたしなくて済むので、できる限りのことはしておきます。
航空券予約時は座席をチェック
航空券予約と同時に座席を確保します。その際、どのあたりを確保するか、座席を通路側にするか、窓側にするか迷いますよね。
個人的な感覚としては、座席は後ろの方で、0歳~1歳半くらいまでは通路側、2歳くらいになると窓側の方が楽でした。
じっとしているとすぐにぐずってしまう乳児期は、飛行機のシートベルト着用サインが消えてから、子どもをあやすために後ろに移動し、立ってあやすことが多いため、移動しやすい通路側が便利です。2歳くらいになると、窓の外の景色を楽しめるようになってきて、退屈を少し紛らわせることができるため、窓側の方が快適でした。
ちなみに、2歳くらいになると体が大きくなるため、普通席に抱っこだと足がはみ出してしまい、隣のお客さんを蹴ってしまうため、JALのJクラスシート(+1000円の広い座席)を利用するのもアリだと思います。
荷物は2つに分けて準備
荷物は、機内持ち込み用の荷物と、預ける荷物に分けて準備します。
基本的に持ち込みの荷物は少ない方が楽です。私はいつもリュック1つに必要なものは全て入れて、残りは全て預けます。
機内持ち込み用の荷物は、主に以下のようなものです。
- 哺乳瓶・粉ミルク(ミルクを飲ませる場合)
- おしゃぶり(必要な場合)
- 飲み物、おやつ、軽食
- 機内で遊ぶおもちゃ、絵本など
- 必要最低限のオムツとおしりふき(万が一機内で替えるときのため)
- 貴重品(財布、携帯など)
- 抱っこひも(※)
※抱っこひもは、歩けるようになるまではあったほうが楽です。自分で歩けるようになってからはむしろ邪魔になるので、ギリギリまでベビーカートに乗せて、その後は自分で歩かせるか、抱っこで大丈夫でした。抱っこひもって結構邪魔になるので判断迷うんですよね…。
移動手段・タイムスケジュールの把握
何時までに空港に到着すればよいかを逆算して、家を出発する時間からタイムスケジュールを把握しておきましょう。
国内線であれば15分前までに保安検査場を通過すれば乗ることはできますが、子連れだと何をするにも時間がかかりがちなので、私は空いているときでも30分前までには入るようにしてます。その前に荷物を預けたり、お土産を買ったり、ちょっと空港で遊ばせたりすることを考えると、遅くても出発の1時間以上前には空港に着いてると安心。
私は心配性なので、出発2時間前とかに着いてたりします。時間にはゆとりを持って出かけた方が何かアクシデント(突然のうんち・ギャン泣き・転んでケガ・電車遅れるなど)が起きても対応できるのでおすすめです。
飛行機に乗るまでにしておくこと
まず荷物を預ける
空港に着いたら、まず一番に荷物を預けに行きます。
理由は2つ。1つは、身軽になるから。もう1つは、後から焦らないためです。
毎回、荷物を預けるのって混雑具合がいまいち読めないんです。すぐに預けられるときもあれば、行列に並んで預けなければならないときもあります。出発時刻に関係なく、荷物はいつでも預けておいてOK。出発時間が迫ってからでは、万が一混雑していた場合焦ってしまうので、早めが正解です。
ベビーカーを持って行く場合は、必ず預けることになります。預けた後は、空港に置いてあるベビーカートに乗りかえればスムーズです。
キッズスペースで遊ばせる
荷物を預けた後は、キッズスペースで子どもを遊ばせます。
ここで思い切り遊ばせることで、疲れた子どもが機内で寝てくれることを期待。寝なかったとしても、一度思い切り動き回っておいた方が、うちの場合、その後おとなしくしてくれる確率は高いです。飛行機の中では自由に動き回ることができないので、乗る前にストレス発散させておきましょう。
キッズスペースは、大きい空港の場合、保安検査場通過後、通過前の両方にあることが多いです。場所によりますが、小さめのすべり台やソフトブロックなんかが置いてあったりします。事前に空港のキッズスペースの場所を把握しておくと楽ですね。
小さい空港にはそもそもキッズスペースがない場合もあるので、その場合はなるべく人通りの少ない通路を歩かせるなどします。
直前にオムツ替え
オムツ替えは飛行機に搭乗するなるべく直前がベター。私は搭乗口近くのトイレをチェックしておいて、搭乗直前に替えます。
うんちをしていないかは必ず確認して、乗る前に替えておきましょう。
飛行機の中でうんちをしてしまった場合は、機内のトイレでも一応オムツ替えは可能ですが、正直めっちゃやりにくいです(狭いし揺れて不安定だし)。ベルト着用サイン点灯中は席から離れることもできないので、飛行機に乗っている間は「うんちしないで~…しないで~…」と願うばかり。
飛行機の中での対策
飛行機の中では、おとなしく過ごしてほしい。子どもがぐずらないためにできる対策をまとめてみます。
耳抜き対策
飛行機に乗っていると、気圧の変化で耳が痛くなることがあります。
大人は無意識に唾を飲みこんだりして耳抜きできる場合が多いのですが、乳幼児は自分で対処するのは難しく、どうしていいか分からず泣いてしまいます。
私は毎回、飛行機の高度が急に変わる離陸・着陸時に飲み物を飲ませたり、軽食やおやつを食べさせたりします。何か食べることで唾液が出るので、自然に耳抜きできるのだとか。乳児の頃は、CAさんにミルクを作ってもらって飲ませたり、おしゃぶりを咥えさせたりしていました(ちなみに、ミルクは哺乳瓶と粉を持って行けば作ってもらえます。今は液体ミルクという手もあるかも!)
これまでのところ、うちの場合はこの方法で耳を痛がったということはありません。
寝かせるための工夫
寝てくれたらそれが一番ありがたいですよね。子どもが普段寝ているときのおしゃぶりやお気に入りのぬいぐるみ、毛布などがあれば、持って行くというのもおすすめです。うちの子は、乳児期はおしゃぶりを咥えて寝ていたので、持参は必須でした。
可能であれば、飛行機に乗る時刻を普段お昼寝している時間帯に合わせて予約するというのも有効でした。
とはいえ、おしゃぶり卒業後、お昼寝の時間も短くなってきた現在の娘(2歳)はなかなか機内では寝てくれません…。
時間を潰すおもちゃやアプリ
寝てくれないとなると、今度は時間を潰すためのおもちゃが大事です。
何かで気を紛らわしていないと、退屈になってぐずってしまうので、普段から気に入っているおもちゃや目新しいものをいろいろ持参しておくと安心です。
2歳児のおすすめはシール帳や雑誌(めばえ等)など、その場で座ったまま遊べてそれなりに時間がかかる遊びを中心にいくつかチョイス。機内Wi-fiがつながったら動画を見せたり、子ども向けアプリで遊ばせたりするのもアリだと思います。
食べ物・おやつ・飲み物を準備
座って遊ぶのにも飽きてきたら、食べものや飲み物で気を紛らわせます。
国内線では、飲み物のサービスがある場合も多いので、アップルジュースを飲ませたり、一緒におやつを食べたりしています。
おやつはなるべくちまちま食べられて時間のかかるやつ(卵ボーロとか…)をチョイス。それでも一瞬で食べてしまうので、いざという時のために2~3個準備しています。
まとめ
子どもと一緒に飛行機に乗るということは、大人だけで乗るときとは比べ物にならないくらい大変なことがいろいろあります。
そもそも間に合うか不安、搭乗までスムーズにできるか不安、機内でぐずらないか不安…、特に子どもと2人で全てこなさなければならないときは、常に気を張ってました。
まぁ、どんなに対策をしてもぐずるときはぐずるし、トラブルが起きるときはおきますwもうそのときは仕方ないと諦めるしかないですね。私も一度飛行機に乗ってる間ずっとギャン泣きされたことがあり、周りの人に謝りながら到着まで耐えた頃には白目剥いてましたが、泣いても飛行機は飛ぶし、いつかは着くので大丈夫です。
とはいえ、少しでも不安を解消するために対策することもまた大切だと思うので、よかったら参考にしてみてくださいね。
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