生後8ヶ月になったうちの娘ですが、先日、大人用のベッドから転落しました。
幸い大事には至らなかったのですが、転落したその瞬間は気が動転してどうしていいか分かりませんでした。実際に救急相談に電話したときのことをお話します。
同じようなことが起きてしまった人の参考になればと思います
目次
大人用ベッドから転落したときの状況
最近、うちの娘は早朝に起きて泣きます。遅い日で6:00。早ければ4:00前とかに起きて泣くんですよ。
眠い私は、子どもをベビーベッドから降ろして、大人用のベッドで添い乳をしながら、大人が起きる時間まで一緒に寝るという癖が付いてしまっていました。
普段は夫と2人で使っているダブルベッドの間に子どもを挟んでいたので、ちょうどガードになっていたのですが、その日は夫が出張でいなかったんです。
あまり深く考えないで、いつものように添い乳をしてしまい、しかもウトウト。始めは子どもも一緒に寝ていたのですが、そのうち1人起きてしまいました。
新しいものや場所が大好きな生後8ヶ月の赤ちゃん。
嬉しくなって、ハイハイでずいずいと進み、そのまま頭からドシャっと転落。
その音で跳び起きた私が見たのは、ベッド下に置いてあるカゴの上にうつ伏せのまま落ちている子どもの姿でした。
落ちたあとの子どもの様子
大慌てで抱き上げると、目立った外傷や特に変わった様子はないものの、一度「わーん」と泣いてから、わりとすぐに大人しくなったのが、恐怖でした。
赤ちゃんってホントにヤバいときは泣かないっていうじゃないですか。
いつもならちょっとコケただけでももっと大泣きするのに…!!!!頭を打ったのだとしたら、今大丈夫そうでも後から重症化するって話も聞いたことあるし、怖い…!!!!
しかもこの日は運悪く日曜日。かかりつけの病院は開いていません。
どうしようどうしようどうしよう…(涙)
救急車を呼ぶべき?病院に電話すればいいの?でも見た感じなんともないし…心配しすぎ?でもやっぱり心配……!!!!
パニックになり夫に電話をしたところ、救急相談の電話番号を教えてもらいました。
救急相談窓口の電話番号は?
突然の事故や病気の際には、電話相談できる窓口があります。今回、2つの窓口に電話しましたが、どちらも初めての経験でした。
小児救急電話相談#8000
まずかけたのが、小児救急電話相談。
これは厚生労働省が実施している電話相談で、#8000をプッシュすれば、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師から適切な対処の仕方などのアドバイスを受けられる窓口です。
が、日曜の早朝は東京だとつながりませんでした。
厚生労働省のHPで確認してみたところ、つながる時間は都道府県によって違うみたい。救急なのに24時間対応じゃないのかよー!!!!(涙)
救急相談センター#7119
で、さらに焦った私ですが、冷静な夫の指示で#7119へ電話。
この救急相談センター#7119は東京消防庁の相談窓口で、子どもに限らず、急な病気やけがをした場合に「救急車を呼んだ方がいいのかな?」と迷った際に電話できます。
こちらは24時間年中無休で対応してもらえます。
ここに泣きそうになりながら電話したところ、つながりました。
救急相談の内容・アドバイス
救急相談に電話すると、まず「どうされましたか?」と聞かれたので、「赤ちゃんがベッドから落ちました」と伝えました。
以下、相談窓口の女性とのやりとりは、こんなかんじ。
「赤ちゃんは何歳ですか」
「0歳8ヶ月です」
「落ちた高さはどれくらいですか」
「ええと…大人の膝くらいです」
「50㎝くらいですね。ハイハイで落ちたのですか」
「はい」
「落ちたところはフローリングですか」
「フローリングの上にカゴを置いていて、その上に落ちました」
「落ちた後の様子はどうですか」
「最初に少し泣いたのですが、今はおとなしいです」
「首が変な方向に曲がったりしてませんか」
「それは大丈夫です」
「目は合いますか」
「合います」
「顔色は悪いですか」
「いつも通りだと思います」
「床に置くと、いつも通りハイハイしますか」
「…まださせてないのですが、今置いてみると普通にハイハイしました」
「発熱はしていますか」
「測ってないですが、特別顔が赤いとかはないです」
「分かりました、医師と相談するので少しお待ちください」
と言って、少し間がありました。
次々質問されるので、こちらは答えるだけといったかんじ。一問一答なので、パニックになりながらも、わりと説明はスムーズにできたと思います。
「お待たせしました。今医師と相談したのですが、現在変わった様子がないようであれば、そのまま自宅で様子を見ておいてください。何度も吐いたり、顔色が悪くなったりすることがあれば、この電話で救急病院を紹介することもできるので、またかけてください。48時間は気を付けて見てあげてください」
とのことでした。
専門家からの指示をもらえたことで、私も少し落ち着きました。
その後の子どもの様子・まとめ
その後48時間は、家でなるべく大人しくさせて様子を見ていたのですが、変わった様子はなく、いつも通りでした。
今回は運よく大事には至りませんでしたが、私の気の緩みを猛烈に反省しました。以前はもっと気を付けていたのに、今回のことは明らかに私が悪かったです。
そもそも大人のベッドでの添い乳はするべきではなかったし、ベッドから落ちないように工夫するとか(ベッドガードも転落時はさまれる恐れがあるので注意)、万が一落ちたときのためのマットを敷いておくとか、できることもあったはずなのに、転落させてしまったことは、本当にわが子に謝っても謝りきれません。
大反省です。
赤ちゃんの事故に関しては、何よりもまず予防が大事です。
でもそれと同時に、起きてしまったあとの対応を知っておくことも大切だなと思い知らされました。突然のことで気が動転しましたが、慌てて病院に連れて行ったり救急車を呼んだりする前に、救急相談に電話できたことで落ち着くことができました。
防ぎきれない事故やケガが起きたとき、冷静に対応できるように、これらの番号は、頭に入れておくとよいと思います。
今後こんなことが起こらないよう、十分気を付けると同時に、万が一何かあったときも、冷静に対応することが大事だと思った出来事でした。