おうちごはん・レシピ

梅干し・梅シロップ・梅醤油を手作り!簡単な漬け方を紹介するよ

梅がスーパーに並ぶ季節になりましたね。今年は実家からたくさん梅をもらったので、梅干し・梅シロップ・梅醤油を漬けてみました。

これまで梅酒は着けたことがあったのですが、今回の3種類は全て初めて。初の試みでしたが、それほど難しいことはなかったです。

どんな風に漬けたらよいか、必要なものや作り方をご紹介します。

 

梅干しの漬け方

梅といえば梅干し!梅干しってお弁当にも使うので、我が家ではよく買うのですが、国産だと結構高いんですよね。

家で漬けてしまえば、たくさん常備しておけるし安上がりです。

変わった料理や食べ物を作るのが好きな夫がやりたいと言うので、漬けてもらいました(この手のことは夫の方が積極的…w)。

材料・必要な道具

まず、梅干しの漬け方をご紹介します。

梅越しを漬ける際に必要な材料は以下の3つ(分量は目安です)。

  • 梅  1㎏
  • 粗塩 100~200g
  • 焼酎(消毒用)

梅に対して、15~20%の塩分だとちょうどいい具合になるようです。塩が少なすぎるとカビの原因にもなるそうなので、注意。

梅は1㎏程度、塩は市販のものが一袋あればOKです。消毒用のお酒は、カップ酒を購入しました。

 

さらに、梅を漬けるための容器が必要です。

容器は、瓶(ガラス)かバケツ(プラスチック)か壺(陶器)で、蓋のできるものであればどれでも漬けられるようです。

 

我が家は、1㎏の梅干しを漬けられる壺を夫が購入してきました。

 

 

しっぶ!めっちゃ梅干し漬けてそうなガチな見た目w

私的にはオシャレな瓶とかがよかったんだけど、まぁいいか。

梅干しの漬け方

というわけで、早速梅干しを作ります。

①梅のあく抜き

まず、緑色の梅がちょっと黄色くなるまで放置します。1日か2日くらいですぐ黄色くなって、そのまま放置しすぎると痛むので注意。

 

傷つけないように水洗いし、たっぷりの水に一晩漬けてアクを抜きます。

②ヘタを取る

竹串かつまようじなどで、梅のヘタを取ります。

この黒い部分ですね。

ちょっと押すとすぐにぽろっと取れて、楽しいです。

③消毒する

全て取れたら、水分を拭き取って、梅に焼酎をまぶします。

このとき、使う容器や重石も一緒に焼酎をまぶして消毒しておきます。

消毒をしっかりしないとカビが生えるので、アルコール度数の高いお酒(焼酎・エタノールなど)を使って必ず消毒するようにしましょう。

④壺に入れていく

まずは、壺の一番下に塩を入れます。

その上に梅を敷き詰めます。

 

さらに、塩を入れます。

梅→塩→梅を交互に入れていきます。

 

最後は多めの塩で梅を覆います。

⑤重石をのせる

梅と塩が入ったら、落し蓋をして、その上に梅と同じくらいの重さの重石を乗せます。

 

うちはお皿を乗せて、その上にビニール袋に水を入れて重石にしました。

本物の石を使ってもいいみたいですが、使う物は全て消毒しておきましょう。

 

壺にフタをしたら、そのまま冷暗所(台所のシンク下とか)に保管します。

 

⑥数日後、水が上がったか確認

2~5日後に、水が梅より上まで上がっているか確認します。

上がっていたら重石を軽くして、そのまま保管します。このとき、梅は液体に全て漬かるようにしておくのがポイントなのだそうです。

 

というわけで、現在、ここまではなんとかやり遂げました。

⑦天日干し

あとは、1ヶ月くらい漬けたまま放置します。梅雨が明けて、4日くらい晴れそうな日を選んで天日干しすれば出来上がり。

竹製盆ザル

 

天日干しは、おばあちゃんちにありそうなこういうザルがあると便利ですね。ほしい。

どんな風に出来上がるか楽しみです。

 

梅シロップも作ってみた

まだ梅が余っていたので、梅シロップも作りました。

今年は私がお酒を飲めないこともあって(授乳中)、去年の梅酒が残っているため、梅酒はやめて梅シロップ。

梅シロップは、梅酒のお酒なしバージョンのようなもので、炭酸で割って飲むと爽やかな梅ジュースになっておいしいです。

 

材料・必要な道具

  • 氷砂糖
  • きび砂糖(あれば)

きび砂糖はなくてもOKですが、今回は入れてみました。

作る容器は、蓋のできるガラス瓶など。蓋が出来ればなんでもOKです。

 

梅シロップの作り方

これは超簡単で、要は梅と砂糖を混ぜるだけです。

使う瓶と梅を、梅干しのときと同じように焼酎で消毒したら、

瓶の底にきび砂糖を敷いて(氷砂糖でもOK)、その上に梅を敷いて、氷砂糖を敷いて…と交互に詰めていきます。

 

上まで詰まったら、蓋をして冷暗所に保管しましょう。

 

梅醤油も作ってみた

これだけ作ってもまだ余る…!!!!

この梅は夫の実家に自生しているそうなのですが、毎年こんなに取れるとかすごすぎる。梅干しとシロップを作ってもまだ余りがあったので、今回は調味料も作ってみました。

 

初の試み、梅醤油。

梅味のお醤油ですね。

 

梅風味の和食なんかに使えそうです。冷奴とか?蒸し物とか?さっぱり味の好きな我が家としては重宝しそう。

材料・必要な道具

  • 醤油

はい、梅を醤油に漬けこむだけです。

瓶やタッパーでもOKですが、ちょうどよい容器がなかったので、ジープロックに漬けてみました。

出来上がったら瓶などに移し替えるつもり。

 

どんな味になるか楽しみです。

 

まとめ

梅って、梅雨くらいの時期になるとたくさん出回りますが、そのまま食べることはできないし、食べようと思うと、消毒して漬けこんで…結構手間だなぁと思いがちですよね。

でも、たくさん梅を漬けて保存食を作っておけば、梅干しをスーパーで買う必要もなくなり、安上がりなんですよね。美味しいしね。

梅干しは長期保存もできるので、あると何かと便利です。

 

おうちに漬物がある生活ってなんかいいかんじ。本当はぬか漬けもやってみたいけど、今は毎日お世話する自信がないので、老後の楽しみにとっておこうかな…w