フライパンは、料理をする上で欠かせない調理器具。我が家でも、ほぼ毎日使っています。
でも、いつものフライパンでは、ステーキやハンバーグってなかなか上手に火が通らない…なんてことはありませんか?お店で食べるような、ミディアムレアの焼き加減、じゅわっとしたハンバーグ…おうちで出来たら素敵ですよね。
ちょっぴりレベルアップした焼き料理を作るためにおすすめなのが、鉄製フライパン「スキレット」なんです。
見た目もオシャレなので、最近人気が出てきていますが、見た目だけじゃありません。使ってみたら、そのハイスペックさに驚き!スキレットの魅力と使用方法についてご紹介します。
目次
スキレットとは?
キャプテンスタッグのスキレット
スキレットとは、鉄製のフライパンのこと。
我が家にあるのは、キャプテンスタッグというメーカーのスキレットです。
サイズは直径25cm。
スキレットにしてはかなり大きめ(ステーキが2枚焼けるくらいの大きさ)です。
最近では、ミニサイズの可愛いスキレットをよく見かけますが、小さいと1人分しか調理できない場合が多いので、2人以上の世帯では意外と使いにくいと思い、大きめサイズを選びました。
もともとキャンプ用品のメーカーのものなので、キャンプでも活躍しますよ。
ただ、鉄製のため、大きい分かなり重いです。
重量は…なんと2.7㎏。
鍛えられそうですね。
でも、調理中にスキレットを持ち上げることはあまりないのでなんとかなると思います。
どっしりしてて、カッコいいです。
スキレットを買った理由1:焼き料理を美味しく食べたい
私がスキレットを買ったのは、まず、焼き料理のレベルを上げたかったから。
特にステーキですね。せっかくおうちでステーキをしても、焼き加減微妙だったら贅沢感半減じゃないですか。安いお肉でも、美味しく焼けたら嬉しくないですか。
スキレットは鉄製のため、普通のフライパンよりも熱の伝導がよいので、火が通りやすいのがポイント。短時間でしっかり焼けるので、美味しいんです。
ピザだって高温の石釜で焼くほど美味しくなりますもんね…!
おうちでも本格的な焼き料理が楽しめるようにと、購入しました。
スキレットを買った理由2:鉄分を摂取したい
それから、あまり知られていませんが、スキレットを使えば、鉄分が摂取できます。
特に煮物。
スキレットで具材を煮ると、溶け出した鉄から、鉄分を摂取できるんです。
昔の人は、鉄製の調理器具をよく使っていたため、現代人に比べて鉄分をたくさん摂取できていたそうですよ。
現在私は妊娠中のため、鉄分摂取は必須。
もともと立ちくらみとか起こしやすい体質なので、検診で血液検査があると、貧血の値にいつもビクビクしています。
現代の女性は特に、鉄不足の人がとても多いですよね。スキレットは、貧血予防のためにも役立つ調理器具だと聞いて、欲しくなったのがもう一つの理由でした。
スキレットで煮物も作ってみよう。
使用前にシーズニングをする方法
スキレットを使う前には、準備が必要です。
これが正直ちょっと面倒なんですよ。
「シーズニング」という慣らしの作業です。
でも、シーズニングをしておかないと、食材が引っ付いて大変なことになってしまいます。購入したら、まずシーズニングをしましょう。
やり方を説明します。
①まずは洗う
もともと付いているワックスやシリコンオイルを落とすために、食器用洗剤でよく洗います。
タオルなどで水気を取ったら、自然乾燥させましょう。
②油を塗る
渇いたら、全体に油を塗ります。
塩分を含まない植物オイル(オリーブオイルなど)がよいです。バターやマーガリンはNG。私はサラダ油でしました。オリーブオイル高いんだもん。
こんな感じでキッチンペーパーなどで薄く延ばしながら丁寧に塗りましょう。
裏表全面に塗るのを忘れずに。
③煙が出るまで焼く
ここで火にかけて、スキレットを焼きます。
取っ手のところまで死ぬほど暑くなるので、軍手をするか分厚いタオルや鍋掴みを使用してくださいね。
中火でしばらく焼くと、煙が出てきます。煙が出たら弱火にして、煙が出なくなるまで焼きましょう。
②~③を4~5回繰り返します。
④油を塗る
ラスト、油を塗って自然に冷ましたらシーズニングは終了です。
えー!これを毎回するの!?と思う人もいるかもしれませんが、初回だけ頑張れば、あとは使用後軽く洗って、油を塗るだけで少しずつ馴染んでいきます。
スキレットは使えば使うほどいいかんじになっていくので、安心してください。
安いフライパンのように簡単に痛むこともないので、一生使えます。
おすすめのスキレット料理
スキレットでステーキを焼いてみた
オリーブオイルを敷いて、ステーキを焼いてみました。
じゅわ~~~!といういい音と共に、すごい勢いで火が通っていきます。
裏返して両面焼けば、あっという間に焼き上がりました。
外はこんがり、中はちょっぴり赤身が残る、ミディアムレアに焼き上がりました。
求めていた焼き加減が実現です。
すごいすごい!!
ピザやアヒージョにもぴったり!
スキレットは、ピザやアヒージョにも最適!
ピザはいつもオーブンで焼いていましたが、蓋をしてスキレットで焼いてみるのも挑戦したい!
アヒージョはこれまで普通のフライパンでやってフライパンが痛んでたので、これからはスキレットにしたい!
いろいろと料理の幅が広がります!
まとめ
スキレットの魅力と使い方について、ご紹介してみました。
メリットとデメリットはこんなかんじでしょうか。
メリット | デメリット |
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スキレットを使うのは、メリットばかりではありませんが、お手入れをした分長持ちするので、私は価値ある調理器具だと思ってます!!
スキレットを使って、手料理のレベルアップに挑戦してみてはいかがでしょうか♪