スーパーで安く手に入る鶏胸肉。安くて主婦には嬉しい食材ですが、脂ののったもも肉に比べると、どうしてもパサパサしがちですよね。でも、調理法をちょっぴり工夫すれば、鶏胸肉を使って、しっとりした美味しいハムを作ることができるんです。安く簡単に作れるのに、おもてなしにもぴったりですよ。
我が家の定番メニュー、手作り鶏ハムの作り方をご紹介します☆
目次
しっとり鶏ハムをつくろう!
鶏ハムは、時間はかかりますが、材料も少なく作業自体は簡単なので、慣れてしまえばすぐに作れるようになります。アウトドアやピクニック、おもてなし、夜のおつまみなどいろんな場面で大活躍しますよ。
手作り鶏ハムの魅力は以下の3つ。
1.いつだって安い鶏むね肉!
鶏胸肉の魅力は、何と言ってもその安さ。スーパーに売られているお肉の中でもダントツに安いですよね。我が家の近所では、週一で100g68円で売っています。
節約したい人でも作れる、簡単おもてなし料理なんです。
2.ヘルシー!
鶏胸肉は、脂の多いもも肉に比べてとってもヘルシー。高タンパク低脂肪の食品です。さっぱりして重たくないので、食べやすいのも嬉しいです。市販のハムやサラミは塩分や添加物も気になりますが、手作りをすれば、安全で健康的なおつまみになりますよ。
3.使い方いろいろ
もちろんそのまま食べてもおいしいですが、パンに挟んだり、料理に入れたりしてもおいしいです。鶏胸肉をそのまま使うよりもしっとりしているので、独特のパサパサ感のない食感になりますよ。
また、ハムを焼いてお弁当に入れるのもおすすめです。いろいろな場面で活躍してくれる嬉しい存在です。
手作り鶏ハム【準備編】
材料(ハム1本分)
- 鶏胸肉 1枚
- 砂糖または蜂蜜 小さじ1
- 塩 小さじ1
- 黒胡椒 少々
- レモン汁 小さじ1
- 好きなハーブ(パセリ・ローズマリー・タイムなど)
【必要な道具】
- ラップ(大きめがベター)
- 輪ゴム 2個
アレンジはいろいろできるのですが、おすすめのハーブはローズマリー。ハーブ類は香りがよくなるので、ぜひ入れることをおすすめします。ハーブが苦手な人は入れなくてもOKです。
レモン汁は、我が家は「ポッカ100レモン」を使っています。もちろんレモンを買ってきてもOK。その場合は、レモンの皮をよく洗って、すりおろして入れてもおいしいです。
手作り鶏ハムの作り方
それでは、作り方を順序に沿って説明していきます。鶏ハムは、一晩寝かせる必要があるので、食べたい日の前日から準備しましょう。
作り方【前日にすること】
1.鶏胸肉を観音開きにする。
【観音開きのやり方】
(1)まず、鶏肉の真ん中に包丁を入れ、半分くらいまで切る。
(※真っ二つに切り離さないよう注意)
(2)半分くらい包丁が入った状態で、そのまま直角に包丁を傾け、左にスライド。
(3)ある程度切れたら、包丁を抜き、手で平らに開く。
(4)反対側も同じように切り込みを入れて開き、全体的に平らになったら出来上がり。
2.開いた鶏肉に全ての調味料をかけ、手でよく刷り込む。
3.ハーブを散らす。
3.ラップで巻いていく。
【巻き方】
(1)大きめのサランラップを用意し、手前に鶏をのせる。
(2)手前から調味料とハーブを巻き込みながら、キツめに巻いていく。
(このとき、なるべく隙間がない方が綺麗な形に仕上がりますが、適当に巻いても最後はそれなりの形になるので安心してください。)
最後まで巻いた状態がこちら。
(3)次に、端をねじり、輪ゴムでとめる。
(4)反対側も同じように輪ゴムでとめる。
(ここでできるだけきつくとめるのがポイント!)
すると、こういったハムっぽい状態になります。ここまで出来たらあとは簡単です。
4.冷蔵庫で一晩寝かせる。
作り方【翌日にすること】
1.鶏ハムが浸かるくらいの深さの鍋にお湯を沸かす。
2.湧いたお湯に、一晩寝かした鶏ハムをラップのまま投入。
(ここではまだラップも輪ゴムも外しません)
3.いったん沸騰が弱まるので、再び沸騰したら、そのまま弱火で5分茹でる。
4.火を止めて、茹で汁につけたまま2時間放置。
(余熱でいいかんじになるので、すぐに取り出さないで放置してください)
5.冷蔵庫で冷やしたあと、ラップを外し、切り分けたら出来上がり!
まとめ
いかがでしたか?
鶏胸肉で、安くて健康的においしい一品「手作り鶏ハム」。初めて作った日には、こんなのおうちでできるんだー!と、きっと驚いてもらえるはず!
我が家の定番おつまみです。ぜひ一度、作ってみてくださいね☆