すっかり暖かくなり、道端や公園に春の花がたくさん咲く季節になりました。
最近の娘のブームは、春のお花探し。いろんなお花を見つけては、ポケット図鑑で調べて楽しんでいます。知らない花の名前がたくさん分かって、親子で楽しい。我が家のお散歩と花を使った押し花あそびをご紹介します。
娘、春の花に興味をもつ
娘のマイブームは、春のお花探し。もともと公園で遊ぶよりも、おうちで工作をしたりブロックをしたりするのが好きな娘でしたが、春になってからというもの、お花がたくさん咲いているのが嬉しいようで、公園へ連れて行って!とせがまれることが多くなりました。
公園に行っては、タンポポやシロツメクサをたくさん摘んで「はい、ママあげる」と渡される毎日。
それからお散歩の間、お花をひたすら持たされる母。持っている間にしおれてくるお花たち。帰る頃までなんとか生き残ったお花をおうちの花瓶に飾ったりしていたものの、なんだかこれだけではちょっと春のお花が可哀想。もう少し形に残せるように、娘の興味を膨らませてあげられないものかと考えました。
収集袋とポケット図鑑を持たせてみた
そこで、公園に行く前にちょっとした準備をすることに。
まずは、集めたい植物を入れる袋を用意。ジップロックの底に水で湿らせたティッシュを入れて、少しでもお花が長持ちするように工夫します。これを子どもに持たせて見つけたお花を入れるようにしました。
できるだけ1種類1つだけお花を見つけて入れること。お花は取りすぎず、大切にすることも伝えます。自分で袋を持って歩くことで収集癖に火が付くのか、より熱心にお花を探すように。「新しいの見つけたよ!」とめちゃくちゃ嬉しそうに報告してくれるのがなんだか可愛いです。
次に準備したのがポケット図鑑。幼児のリュックに入る小さいサイズなので、見つけたお花の名前をすぐに調べることができます。見つけたお花はマーカーでチェック。パズルを埋めていくみたいでワクワクします。
植物の名前を知っていると、普通に散歩をしていても、「あ!カタバミだ!」とちょっと物知り気分になれたり、タンポポの種類についてやたらと詳しくなったりします。
ポケット図鑑を持参することで、これまでなんとなく集めていたお花それぞれに名前がついていることが新鮮で、親もなんだかお花を探すのが楽しくなりました。
図鑑NEOポケットがおすすめ
使っているのは小学館の図鑑NEO POCKET『植物』。
大きさはほぼ大人の手のひらくらい。全207ページもあるのにコンパクト。重さも子どもが持ち運べる程度で、お外に持っていくのも苦になりません。
春・夏・秋・冬に分かれているので、どこを調べたらいいか分かりやすいし、『道端や公園の草』というページが多いのがとてもいい。写真も分かりやすいし説明も簡潔です。説明は4歳児にはまだちょっと難しいので、短いくらいの方が使いやすい。
ただ、大きい図鑑に比べて字は小さいこと、カタカナにふりがながないので、平仮名しか読めない子にはちょっと難しいかもしれません。難しいところは親が一緒に読んであげれば、うちの4歳児は問題なく楽しく使えると思います。
結構親子でハマっている…。鳥や昆虫も買おうか検討中です。
観察したお花で押し花遊び
せっかく採取したお花は、そのまま枯れてしまうのがもったいないので、押し花にして残すことにしました。
ティッシュでお花を挟んだら、その上から低温でアイロンをかけ、集めの雑誌か何かに挟んでおきます。2~3日くらいでカラカラに乾くので、白い紙にセロテープで引っ付けて出来上がり。
- 採取したお花をティッシュで挟む
- さらに新聞紙で挟んでアイロン(低温~中温くらい)で上からプレス
- そのまま雑誌に挟んで2~3日置く
- 画用紙などにテープで貼り付けたら完成
押し花の紙に調べた名前を書き書き。お部屋の壁に貼ったら、なんだか素敵なインテリアになった気がします。
まとめ
いつものお散歩がちょっとしたイベントになる春のお花探し。
他の子たちがすべり台やブランコに集まる中、最近は、家族で探検隊ごっこ?(娘が隊長)をしながら公園を練り歩く私たちですw遊具で遊ぶことよりもこっちの方が生き生きしている娘。興味を伸ばせる手助けができればいいなと思う今日この頃なのでした。