平面なのに立体に見える、とっても不思議なトリックアート。所詮子ども騙しだなんて思ってませんか?トリックアートを侮るなかれ。その不思議な魅力は、大人も思わず夢中になってしまいます。
横浜中華街の中に、「アートリックミュージアム」という美術館があるのをご存知でしょうか。ここでは、多数のトリックアートを見ながら、好きなだけ面白写真を撮ることができるんです。カップルや夫婦で行っても楽しめる、エンタメスポットですよ。
目次
アートリックミュージアム
基本情報
■所在地
横浜市中区山下町97 横浜中華街 天長門正面
■TEL
045-681-5588
■営業時間
平日 10:00~20:00
土日祝日 10:00~20:30
※入館は閉館45分前まで
■入場料
大人 1500円
中高生 1000円
子ども600円(3歳以下無料)
■アクセス
・JR京浜東北線・根岸線「石川町」駅中華街口より徒歩10分
・東急東横線・みなとみらい線「元町中華街」駅3番出口より徒歩2分
アートリックミュージアムってどんなところ?
横浜中華街にある「横浜大世界」という施設の中にあります。2階にある受付入口からエレベーターで8階まで上り、建物を下りながら順に見て回ることができます。入口だけでは中の広さが分からないのですが、入ってみると予想以上に見応えのある広さなので、ゆっくりと楽しむことができますよ。
トリックアートを見ながら、好きなだけおもしろ写真を撮るのがトリックアート美術館の楽しみ方。絵と一緒に人物が立ち、撮影ポイントから撮影すると、平面のはずの絵の中に人間が入り込んだような、不思議な一枚を撮ることができます。
普通の美術館とは違い、はしゃいだりふざけたりしながら楽しめるので、普段美術館なんて行かないという人でも楽しめる、新感覚の美術館ですよ。一時期よくテレビでも話題になりましたが、混雑が落ち着いた今こそ狙い目です!
おもしろ写真を撮ろう!
「アートリックミュージアム」には、たくさんの騙し絵の展示があり、どの作品も自由に撮影することができます。人と絵をうまく組み合わせると、面白い一枚の絵が完成しますよ。
平面なのに、写真に撮ると不思議と立体に見えるので、ぜひカメラで撮影してみてください。どんな写真を撮影することができるのか、ご紹介します!
動物とコラボ!
孫悟空とタッチ!今にも絵から出てきそうです。
ゾウと一緒にブランコで遊んでます。このブランコも平面なんですよ。ホントに座ってるみたいに写るのが不思議。
コアラが頭に乗りました。可愛いけど、ちょっとマヌケなかんじ。
パンダに笹をあげます(もちろんこの笹も絵)!このパンダ、やたら凶暴な顔してて怖い。
このままラッコを引っ張り出せそうw
トイレにネコが!!これ、周りの風景も全部絵なんですよ。不思議!
喰われるシリーズ1。ティラノザウルス!
喰われるシリーズ2。巨大サメ!
喰われるシリーズ3。フランケン!
有名絵画とコラボ!
オルセー美術館の収蔵作品にちなんだ仕掛けが展示されているフロアもあります。有名絵画で遊んじゃいましょう☆
ヨハネス=フェルメールの『牛乳を注ぐ女』。注がれた牛乳を飲んでます!
お尻も触れますw
お部屋全体トリックアート
ちょっと椅子に座って休憩中・・・ではありません。この椅子も平面の絵なんです。ほんまに座ってるみたいですね。
こんなところに階段が。地下の秘密の部屋に続いて・・・いるわけではなく、この階段も、本当の段差は2段程度なんです。
グラグラ揺れる一枚板を注意して渡りましょう!大きな穴に落ちないように気を付けて!(絵です)
机の上に生首!?(どんな仕掛けかは実際に行って調べてみましょう!)
目の錯覚を楽しむ
「アートリックミュージアム」には、写真ではちょっぴり伝わりにくい、目の錯覚を利用した体験体感コーナーもあります。
平衡感覚を保つのが難しくなる真っ青の不思議なトンネル、入った人やもののサイズ感が狂う「エイムズの部屋」、鏡のしかけに驚かされる部屋など、不思議な世界を体感するのも面白いですよ!
私が特に不思議だったのは「なんでも吸引すべり台」という、すべり落ちるはずの玉がなぜかすべり台を登っていく不思議なしかけ。明治大学特任教授さんの作品だそうで、2010年ベスト錯覚コンテスト世界大会(そんなんあるのか)の優勝作品なんだそうです。あり得ない動きをする玉が本当に不思議でした。
錯覚を利用した体験ができるコーナーは、大人でもとても興味深いしかけがいっぱいです。
最後に☆
いかがでしたか?
横浜中華街にある「アートリックミュージアム」は、不思議な体験をしながら面白い写真がたくさん撮れる、おすすめのスポットです!子連れや大勢で訪れるのも楽しいですが、夫婦やカップルで訪れても、ついはしゃいでしまうしかけがいっぱいですよ。
中華街の中にあるので、美術館の後、食事をする場所がいっぱいあるのもいいですね。
ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか☆