GW（ゴールデンウィーク）の予定は決まりましたか？まだどこへ行くか決まっていないという人は、四国地方へドライブはいかがでしょうか。5月は新緑の季節。緑が元気な山へドライブは気持ちいいですよね。
四国でおすすめの絶景スポット「四国カルスト」。私、愛媛出身者なのですが、住んでいた頃は実はどんな場所か知りませんでした。大人になってから訪れたのですが、これまで知らなかったことを後悔する美しさでしたよ。GWのドライブにぴったりの四国カルストをご紹介します☆
目次
四国カルストとは
場所（このあたり）
四国カルストってどんなところ？
四国カルストとは、日本三大カルストの1つ。東西に約25㎞にわたって愛媛県から高知県にかけて、山々に広がる石灰岩台地です。1000～1500mという標高の高さが特徴的で、天空に浮かんでいるような神秘的な高原です。
姫鶴平（めづるだいら）、五段高原、天狗高原などの高原があり、春から秋にかけて牛も放牧されています。
地図を見ていただけると分かる通り、周りにお店などはほとんど何もありません。ものすごい山の中ですが、景色は驚くほど美しいです。ここまで来れば、GWの混雑も回避できそうですね。
絶景の高原！見どころを押さえよう
空気がおいしい絶景ポイント
私たちが降り立ったのは大野ヶ原。車から降りてみると、とにかく壮大な景色に圧倒されます。こんな美しいところを私は18年も愛媛に住んでいて知らなかったなんて衝撃的でした。
ここはスイスか!?と思うほどの高原の美しさ。ハイジがいてもおかしくないと思います。
空がすぐそこ。雲もすぐそこです。
高原に雲がかかって、辺りが真っ白に。仙人もいそうでしたｗ
放牧牛がたくさんいます
広大な高原には、200頭を超える放牧牛たちがのんびり生活してます。
牛のすぐそばまで近付くこともできますよ。景色の写真はもちろん、牛との記念撮影もしたいですね☆
石灰岩の大地に注目！
四国カルストには、草原の中に白い岩がゴロゴロ突き出ています。この岩の正体はカレンフェルトと呼ばれる石灰岩。そもそも、カルストというのは「石灰岩台地」という意味です。いたるところに突き出ている真っ白の石灰岩は、その昔、源平合戦に敗れた平家の残党が、岩を源氏の白馬だと見間違い、退散したとも伝えられているそうです。
また、雨水が石灰岩の大地を侵食し、すり鉢状になっている地形は「ドリーネ」と呼ばれます。不思議な高原の地形を観察して歩くと、さらに見応えがありますよ。
四国カルストでの遊び方
GWの四国カルストで、どんな遊び方ができるかご紹介します。
1.キャンプ場に宿泊orバーベキュー
四国カルストには、キャンプ場や宿泊施設がいくつかあります。姫鶴平（めづるだいら）の宿泊施設「姫鶴荘」では、一棟を借りられるコテージを借りたり、アウトドア派ならテント泊を楽しんだりすることも可能です。
夜になると満天の星空を大パノラマで楽しめる、これ以上ないスポットですよ☆まだまだ夜は寒いので、防寒対策は忘れずに！
宿泊はちょっと…という人は、日帰りバーベキューを楽しむのもおすすめです。姫鶴荘のレストランでは、屋内屋外どちらでもバーベキューを楽しむことができます。絶景を見ながら食べるお肉の味は最高ですよ。
セットも注文できるので、予約して出かけましょう！
2.ドライブコースをとことん楽しむ
景色がとにかく美しいので、ドライブやツーリングをとことん楽しむのもアリだと思います。
愛媛県松山市から天空ドライブを楽しみたいなら、絶景スポットをめぐりながら景色を楽しむのもおすすめですよ。
こちらは、松山を出発して、大野ヶ原から、四国カルスト最高所「天狗高原」を経てぐるっとドライブを楽しむコースです。
3.ハイキングコースを歩く
山歩きが好きな人には、森の中のハイキングもおすすめです。四国カルストの天狗高原近くには、セラピーロードという森のハイキングコースがあります。全国に30か所あるセラピーロードの中では、最も標高の高いコースなんだそうです。
天狗高原にある宿「天狗荘」で申込をすれば、セラピーロード案内人のガイドさんと一緒に森を歩くこともできるそうです。予約をすれば、お弁当も用意してもらえるそうです。
木漏れ日を感じながら、新緑の森を歩けば、リラックス効果は絶大です。珍しい植物や生き物にも会えるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか？
愛媛県民にとっても、おそらく高知県民にとっても、ここまで来るのは正直遠いので、なかなかすぐに遊びに行ける場所という感覚はないと思います。
ですが、行ったことない人は損してますよ！遠方からでも訪れる価値ありの絶景に出会えるはず！
今年のGW(ゴールデンウィーク）に、訪れてみてはいかがでしょうか☆
