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神奈川県「吾妻山公園」は1月が旬!菜の花と富士山が絶景でした

冬になると、なかなか草花を楽しむスポットはありませんよね。

外に出かけるのは寒い冬。お出かけといえば、室内の温かい場所ばかりになってしまいがち。

冬でも晴れた日にはお外に出たい!そんな人におすすめなのが神奈川県にある吾妻山公園(あづまやまこうえん)です。この公園では、1月でも満開の菜の花と富士山の絶景を楽しむことができるんです。

冬の菜の花を見に吾妻山公園へ!

 

吾妻山(あづまやま)とは、神奈川県中郡二宮町というところにある標高136.2mの山。

公園として整備されていて、誰でも気軽に訪れることができます。

 

1月に菜の花が見られるという噂を聞いて、私たちも訪れてみました。

菜の花って普通、桜の時期の後くらいから土手に咲き始めるイメージですよね。こんな寒い時期に見られるなんて、珍しい。

電車でのアクセス

JR東海道本線「二宮」駅にて下車。

そこから、山頂へ徒歩で向かいます。

 

山頂付近の広場まではとにかく階段。私の苦手な階段。

約300段の階段ありました。(中里口というところから入れば、スロープで上まで上がれます)

 

結構辛かったですが、冬の運動不足解消のために頑張りました。だいたい20分くらいあれば上れたかな。(私たちが訪れたのは夕方だったので、閉園までのタイムリミットに急かされ、早足で上りました。もっとゆったり時間に余裕を持って訪れた方がよいと思います)。

 

 

頂上で菜の花と富士山を見よう!

頂上に到着。

芝生が広がっていて、一面の菜の花がどーん!!!!

 

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思っていた以上に満開でした。綺麗!!!!

もはや暗くなりかけていて、ちょっぴり夜景が見えますねw

 

やっぱり暗くなりかけている夜より、晴れた日の昼間の方が景色はよいと思います。

太陽が差すお昼時であれば、お弁当を持って行って食べるのも気持ちよさそうですね。頂上に売店はないので、何か買っていく場合は駅前で食料を確保しましょう。

 

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菜の花の数は、なんと6万もあるそう。

 

360度の大パノラマから眺める山々も迫力がありました(暗かったけど)。

 

富士山の姿も間近に見ることができるので、晴れた昼間であれば、こんなに美しい写真も撮れるみたい。

 

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フリー素材w(せっかく行ったのに台無しw)

 

一面の菜の花の向こう側にうつる富士山。

こんな素晴らしい景色を、自分の写真で写したかったなぁ…。

晴れた日には、南に広がる相模湾の大島や初島を見ることもできるのだとか。ぜひ、カメラを持って訪れてみてくださいね。

2016年開花情報

例年の菜の花開花時期は1~2月。今年は、暖冬の影響により、例年よりも開花が早まっているそうです。二宮観光協会HPによれば、2015年12月の時点で七分咲きとなっていて、1月中旬には満開とのこと。行くなら今がおすすめです!

さらに、昨年までは4万5千株だったところを、今年は6万株に増え、見ごたえがアップしています。以前に訪れたことのある人も、さらにパワーアップした菜の花の様子を見ることができますよ。
※追記

2017年は1月7日の時点で満開との情報あり!今が見頃ですよー!

 

イベント「二宮菜の花ウォッチング」

イラストAC_台紙

2016年1月9日~2月14日の間、吾妻山周辺では、菜の花のイベント「二宮菜の花ウォッチング」が開催されます。景色を見るのと同時に、イベントに参加すれば、さらに楽しむことができますよ。地場産品販売会や、ふれあいの湯、豚汁・甘酒販売などが行われます。

町の見どころを5か所めぐって、記念品をもらえるスタンプラリーも開催されているので、周りにある観光スポットをめぐってみるのもおすすめですよ。

スタンプがあるのは、「吾妻山公園管理棟」「ふたみ記念館(美術館)」「川匂神社」「徳富蘇峰記念館」「ガラスのうさぎ像」の5か所。それぞれどんな場所か、調べてみました。

ふたみ記念館

二宮町の画家、二見利節(ふたみとしとき)の作品や資料を展示してる美術館。常設展には、二宮町を舞台に描かれた作品が展示されています。

■開館時間
10:00~16:00

■料金
一般:200円
中学生以下:無料

川匂神社(かわわじんじゃ)

古くから「二宮大明神」「二宮明神社」とも称される1000年以上もの歴史をもつ神社。二宮の町の由来ともなっているそうです。

徳富蘇峰記念館

徳富蘇峰(とくとみそほう)は、明治から昭和の時代にかけての日本のジャーナリスト。原稿や書簡が多数展示されています。樹齢300年を超える老木のある梅園では、1月末~2月に行けば梅の花を見ることができます。

■開館時間
10:00~16:00

■料金
記念館・梅園共通:700円
梅園のみ:100円

ガラスのうさぎ像

『ガラスのうさぎ』とは、児童文学作家、高木敏子によるノンフィクション文学です。作者自身の経験をもとに、戦争で家族を失った少女を描いたお話が描かれています。

二宮駅南口にある銅像は、ガラス製のうさぎを手に抱えています。そのうさぎのいびつな形は、空襲による熱で溶けたことを表現しているのだとか。戦争の悲惨さが伝わってくる銅像です。

 

まとめ☆

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え、この時期に菜の花が満開だなんてほんとかよ!と半信半疑で訪れた吾妻山公園。想像以上の満開ぶりにびっくりしました。

もっと時間にゆとりを持って訪れて、ゆっくりのんびり過ごせばよかったなぁ…とちょっぴり後悔。寒い冬に、こんな景色が見られるところってあまりないですよ。

カメラを持って、ぜひ訪れてみてくださいねー♪

 

【吾妻山公園
■所在地
神奈川県中郡二宮町山西1084
■TEL(管理事務所)
0463-72-3611
■開園時間
8:30~17:30
※入園料無料
■アクセス
JR東海道線「二宮」駅より徒歩5分(入口まで)