東京にある高尾山は、初心者でも気軽に楽しめる登山コースが人気です。暖かい日には、お弁当を持って出かけたいですね。
景色を楽しみながら歩ける「稲荷山コース」についてご紹介します。
目次
高尾山について
基本情報
【高尾登山電鉄株式会社】
■住所
東京都八王子市高尾町2205
■TEL
042-661-4151
【ビジターセンター】
■住所
東京都八王子市高尾町2176
■TEL
042-664-7872
■アクセス
京王線「高尾山口」駅
高尾山ってどんな山?
高尾山は、登山初心者にも気軽にハイキングを楽しむことができる山です。高尾山には、山頂までの登山コースが大きく分けて3つあります。
1つ目は、一番メジャーな1号路。高尾山薬王院を経て山頂へ向かうコース。2つ目は、びわ滝のある6号路を登り、山頂へ向かうコース。そして3つ目は、景色のきれいな稲荷山コースです。
駅で登山者マップをもらうことができるので、どのルートで登って降りるかは、自分たちで自由に考えることができます。
「稲荷山コース」は高尾山山頂まで、外側からゆったりと登るルートです。他のコースに比べると一番距離があるように見えますが、それほど大変な思いはしません。初心者でも十分登れますよ。体力が心配な場合は、帰りはケーブルカーやリフトで降りることもできます。
高尾山「稲荷山コース」
今回は、景色を楽しみたい人におすすめの「稲荷山コース」をご紹介します。
ハイキングスタート!
「高尾山口」駅より歩いて行けば、ケーブルカーの「清滝」駅があります。その駅のそばに稲荷山コースへの入口があります。入口からはしばらく階段と坂道が続きます。
木々が生い茂っていて、根っこも立派です。足元に注意!
稲荷山展望台で一休み
山頂までの距離の3分の1くらい歩けば、「稲荷山展望台」に到着です。展望台からは、八王子市街から都心までの景色を見渡すことができます。
ベンチもあるので、一休みをするのにちょうどいいですね。
この先は山頂までベンチなどの休憩ポイントはありません。山頂までの山道を、景色や山の木々を楽しみながらゆっくり登りましょう。高尾山特有の植物を探しながら歩くのも楽しいですよ。
富士山が見える山頂でお弁当!
山頂に到着すると、素晴らしい景色が待っています。
お天気の良い日は、富士山がくっきりと見えます。山頂は広いスペースになっていて、売店やきれいなトイレもあるので、お弁当を食べるのにぴったりです。観光地なので、土日祝日は混雑します。できれば平日に行くことをおすすめします。
お弁当とビールを持参しましょう。山を登って飲むビールは美味しい!
物足りない人はさらに奥高尾へ
時間に余裕があれば、この先の「奥高尾」へとさらに歩いて行けます。陣馬山へと続くこのコースは、山頂から山頂に続く「縦走路」と言われています。
道は整備されていて歩きやすいので、本気で頑張りたい人は行ってみてくださいね。朝早くから出発すればのんびり歩けるのでおすすめです。
4号路の吊り橋
下りルートは4号路の吊り橋を目指して歩くのもいいですよ。
4号路は、ひたすら山の中を歩くというかんじ。山の木々に囲まれた吊り橋からの写真がいい雰囲気です。初めて高尾山に行く人や、いろいろ観光も楽しみたいという人は、1号路を下るのもおすすめです。
あまり揺れる吊り橋ではありません。大勢が訪れるからか、整備はしっかりしている様子。
ケーブルカーorリフトで下山
帰りはケーブルカーかリフトを使って下山すると楽です。夫婦で行くなら二人乗りリフトが楽しいですよ。
リフトでは、途中で山肌にカメラを持ったスタッフさんが現れ、突然写真を撮ってくれます。欲しければ、下りてから1000円くらいで購入できます。毎日やってるのか謎ですが、あの仕事もなかなか大変だなあと思います。
■リフト運転時間
(5月~11月)
9:00 ~16:30
(12月~4月)
9:00 ~ 16:00
■ケーブルカー運転時間
・始発
8:00
・終電
17:00~18:00前後
※月によって微妙に変わるので、登る前に要チェックです!
まとめ☆
高尾山は人気スポットなので、春と秋は混雑が予想されます。平日や朝早くなど、人が集まりにくい日時を狙って行くのがおすすめですよ☆
2015年10月に開湯した、高尾山温泉「極楽湯」も注目です。ハイキングの帰りに寄って疲れを癒すのもいいですね☆過去記事「電車で行って1000円で入れる!京王沿線の駅近スーパー銭湯」でも、極楽湯について触れているので、よかったら読んでみてくださいね。
これからの季節にぴったりの高尾山に、訪れてみてはいかがでしょうか。