もうすぐ成人式。
成人式の様子が毎年テレビで放映されるたび、私はいつも心の中でモヤモヤしていたことがあります。
女の子たちの華やかな振袖姿はとっても美しい!けれど、その上から巻いてる白いモコモコのファーショールがどうも残念!・・・そう思ってしまうのは私だけでしょうか。
今日は、振袖に合わせるショールが安っぽくならないためのアイテムをご紹介したいと思います。
白いファーショールってださい?
あくまで私個人の意見ですが、どうしてもあの独特の白いフサフサを観ると、
- 安っぽい
- なんかちょっとそこだけ浮いてる気がする
- せっかくの振袖の柄が隠れて残念
という思いがよぎります。
いやしかし!自慢じゃありませんが、私はファッションセンスには自信がありません。ちなみに、「あの白いモコモコって残念なかんじしない?」と夫に話したのですが、全く同意は得られませんでした。感覚は人それぞれです。
そうか、私の感覚が間違っているのかもしれないと思い、ネットで検索してみました。
なるほど、同じことを考えていた人は世の中に少なからずいたみたいです。そこで、白いファーの替わりになるいいかんじのショールはないものかと思い、調べてみました。
あの白いファーショールを付けずに成人式の振袖を着こなす方法は3つ。
もちろん、白ファーを全否定するつもりはありませんので、着けたい方は全然着けたらいいと思いますよ。あったかいし。大事なのは自分がどう思うかですので、あくまでご参考まで☆
白いファーショール以外を取り入れる方法
方法1:色にこだわる
真っ白だけがファーショールじゃありません。着る予定の振袖の色に注目してみてください。振袖の色に合ったファーを選べば、全体的になじんだかんじが出てきます。主役は振袖なので、ファーばかりが主張しすぎないように気を配りましょう。
例えば、暖色系の着物であれば茶系のショール、暗めの色の着物であれば黒やワインレッドのショール、寒色系であればグレーがかったものなどを選ぶと、ファーだけが不自然に浮いた印象が変わってきます。
方法2:素材にこだわる
白いファーショールの中でも、特に安っぽく見えてしまうのが「人工的な羽根感」を全面に打ち出したシリーズ。あの作り物感を脱却するために、素材にこだわりましょう。素材にこだわれば、高級感が出てきます。
かといって私は、ラビットやフォックスファーなど動物の毛皮は悲しすぎて苦手。確かに暖かいし上質なのは分かるのですが、生き物大好きな私としては、そのために動物が殺されているということを考えると、どうも受け入れられません。
そんな私がおすすめしたいのは、ファーではなく布や織物のおしゃれなショール。ベルベットやちりめん柄など、着物に合わせたショールも可愛いですよ☆
これらのショールのいいところは、室内に入った時外した後も折りたためるため、荷物にならないということ。会場内で座っているときはひざ掛けとして利用できるのもおすすめです。
方法3:振袖のみで勝負!
いっそのこと、ショールは巻かないというのも一つの手です。
おそらく寒いことは間違いありませんが、幸いなことに今年は暖冬。このまま気温が下がらなければ、なんとかなりそうですよね。ショールを巻かなければ、振袖の華やかな柄や帯が隠れることはありません。
フワフワを巻いている人に比べると派手さには欠けるかもしれませんが、上品な印象になると思いますよ。皆がショールを巻いている中、あえて振袖だけで勝負をすれば、かえって目立てるかもしれません。寒さに強い人は、よかったらやってみてください。
まとめ☆
成人式は、一生に一度の記念日です。
二十歳の記念に、とにかく派手にキメたい!と思う人も多いかもしれません。けれど、見栄えのするものの足し算ばかりがオシャレではありません。
振袖の美しさを引き立てる上品なショールで、大人の着こなしに挑戦してみてはいかがでしょうか。