新生児でも使える抱っこ紐は、現在はたくさん売られていますよね。どれを購入するか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
新生児を連れて外出をする際どれが一番おすすめか、助産師さんに聞いて出した私の結論は、エルゴとスリングの両方を使うことです。
その理由と、結論に至った経緯をご紹介します。
目次
縦抱きOKの「エルゴアダプト」を購入予定だった
我が家は、転勤族。
生後1ヶ月で赤ちゃんと一緒に引越しになる可能性が出てきました。まだ首が座らない赤ちゃんを連れて移動する際に、抱っこ紐は新生児から使えるものを…と考えていました。
そこで気になっていたのが、人気ブランド、エルゴベビーの「アダプト」。
これは、2016年モデルの新商品で、新生児から縦抱きができるという抱っこ紐です。
これまでの商品と違うところは、新生児用の「インサート」(中に取りつけるクッションのようなもの)が必要ないということ。
これまでは別売りで購入しなければならなかったのが、抱っこ紐1つで新生児から使えるということで、かなり魅力的に感じていました。
エルゴ使ってる人って街でびっくりするくらい見かけるんですけど、オシャレでバリエーション豊かなデザインも可愛いですよね。
友人の話や、口コミなどを見ても、見た目がゴツすぎないのにしっかり腰を支えてくれる機能性もよい!という話を聞き、ほぼこれを購入すると決めていたくらいでした。
助産師さんに相談してみた
とはいえ、「本当に新生児から縦抱きをしていいのかな…」という疑問があったのも事実。
お店で聞くよりも、助産師さんに相談してみようと思い、検診の際に聞いてみました。
縦抱きの抱っこ紐は、お母さんは楽ですけど、赤ちゃんにとっては横抱きの方が楽だと思います。
…というわけで、ここへ来て横抱きの抱っこ紐を検討することにしました。
横抱き抱っこ紐「アップリカクロスフィット」を検討
エルゴと並んで有名なアップリカの商品「コランCTSクロスフィット」。
こちらは、生まれてすぐから横抱きで使用でき、首が座ってからは縦抱きに装着できる抱っこ紐です。
Aprica (アップリカ)コランCTS クロスフィット
横抱きのイメージとしては、肩に掛けるミニベッド。
赤ちゃんを仰向けの平らな姿勢で寝かせたままベルトを装着して、頭を片手で支えるといったかんじになります。
赤ちゃんにとっては楽な姿勢で移動できるのがいいですね。
しかし一方で、私的には気になる点がいくつか。
- 親の体の幅よりも横にはみ出すので、かさ張るのではないか
- 抱っこ紐を装着していても、手で支える必要がある
- 片方の肩にかなり負担がかかりそう
実際に使ったわけではないので分からないのですが、口コミやレビューを見ていても、「手が塞がってしまい、足元が見えにくい」という意見も多いようでした。
値段もエルゴとあまり変わらないことを考えると、デザイン的にはエルゴがいいなぁ…。でも横抱きの方が赤ちゃんは楽って聞いたし…うーん…どうしようかな。
スリングのメリットを知る
と、ここで、今までは候補に挙がってこなかったスリングを検討してみることにしました。
何と言っても、スリングって安いんですよね。3000円~5000円くらいで購入できるものも多いです。
調べてみると、助産師さんの言うとおり「よく寝てくれる」っていう口コミも多い。
でも、横抱きの抱っこ紐と同じように、片方の肩に負担がかかるので、大きくなってくるとしんどいだろうなぁ…。
うーん…どうしようかな。
結論:エルゴとスリングを両方使うことに決定
ここで、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみます。
メリット | デメリット | |
エルゴアダプト | ・親の腰の負担が少ない ・親の両手が空く ・視界が広い ・新生児から縦抱きできる |
・新生児を横抱きできない |
アップリカクロスフィット | ・新生児を横抱きできる ・首が座ったら縦抱きに移行できる ・縦抱きは腰の負担が少ない |
・横抱きは肩に負担がかかる ・手が塞がってしまう ・足元が見えにくい |
スリング | ・新生児が楽な姿勢 ・コンパクト ・安い |
・親の肩の負担が大きい ・上手く装着しないと危険 |
どのタイプでもメリット・デメリットはあるので、あとは自分で判断するしかない…!!
考えた結果、エルゴとスリングを両方購入するという結論に至りました。
病院でスリングの使い方を習得して、首が座るまではスリング→首が座ったらエルゴに移行という方法で試してみようと思います。
スリングを購入することにしたのは、やっぱり病院で言われてしまうと新生児を縦抱きするのはちょっと抵抗があるということ。
うちの場合は、ちょっとそこまで買い物…とかではなく、引越しという長時間になるため、できるだけ赤ちゃんが楽な姿勢を保ってやりたいというのも大きな理由です。
かといって、子どもが大きくなってからもスリングを使い続けるのは私の体力的に厳しいため、首が座ってからはエルゴを使いたい…という結論に至りました。
抱っこ紐は、どれがよくてどれが悪いというわけではないと思います。家庭の状況や、子育ての環境などをいろいろ考慮して、自分に合ったものを見つけていくことが大事ですね。
今回は我が家の場合の一例ですが、よかったら参考にしてみてください。