我が家、今年よりキャンプデビューをするべく、少しずつキャンプ用品を揃えています。
できるだけ荷物はコンパクトにしたいということで、いろいろと調べながら購入しました。初めてキャンプに行く際に揃えたキャンプ用品についてご紹介します。
目次
テントは機能性重視で長く使えるものを
まずは、寝床となるテント。
テントだけは、一番こだわって選びました。
というのも実は、数年前に一度だけ夫婦でキャンプに参加する機会があり、特に深く考えないで安物のテントを購入したことがあるのですが、これが大失敗。
とにかくデカすぎて扱い辛く、建て方もややこしい。畳んだあとの収納サイズも大きく、しかもずっしりと重い。4拍子揃った使いにくさで、もう一度使う気になれないほど残念でした。
今回は、機能性重視で長く使えそうなものをと思い、購入したのがモンベルの『ステラリッジテント(3人用)』。
店員さんも一押しだというこのテントは、登山にも使用できるほど保温性に優れ、建てるのも超簡単。さらになんといっても収納後が小さい!軽い!
正直この小ささはびっくりですね。他のメーカーのものとも比べてみましたが、ここまで小さいのはなかったです。モンベルの商品の中でも一番コンパクトです。
フライと本体は別々になっているとはいえ、片手サイズ。軽々持ち運べます。写真のグレーの袋に本体とポール、ペグ、オレンジの袋にフライが入ってます。
試しに建ててみたところ、家族3人がちょうど並んで寝られるだけの広さがあり、無駄に広すぎないのも気に入りました。今は娘が小さいのでまだ余裕がありますが、これから大きくなってもずっと使えそうです。
寝具(シュラフ・マット)で防寒対策
次に購入を検討したのは、テントの中に置く寝具。
昼間は暑い日でも、秋にもなると夜は寒いです。シュラフは2つ。デカさを妥協し暖かさを重視したコールマンのが1つ。暖かさにちょっと不安があるものの軽いダウン素材のコンパクトサイズが1つ。
3人家族なので本来なら3つ欲しいのですが、子どもはまだ小さいので、2つのシュラフを布団のように開いてつなげて使う予定です。
ただ、費用を抑えた分、シュラフの素材を考えるとこれだけだとちょっと寒さ対策が万全でなさそう。ということで、フリース素材のアウトドア用毛布も購入しました。
シュラフ以外にも、敷布団がわりに下に敷くマットも重要です。
キャンプ場の地面がどんなところかによってもかなり変わってくるのですが、芝生ならクッション性のあるレジャーシートがあればまあ大丈夫。
しかし、ゴツゴツした木の根があったり、石がごろごろしているようなところだと、テント越しに地面が痛すぎて寝られなくなります。下に敷く専用マットがあれば快適に過ごせるのですが、これもタイプはいろいろ。コンパクトで軽いものほどやはり高価になります。
モンベルのマットは、かなりコンパクトで機能性もよいのですが、果たしてここまでマットにお金をかけてもよいものか…。他の安くてデカいのを買ってもいいけど、あとで後悔しないだろうか…。
めちゃくちゃ悩んだ挙句、とりあえずマットは購入を保留。家用のジョイントマットの余りがあるので、ひとまず持っていくことにしましたw
焚火台とバーナーで調理は楽ちん!
キャンプと言えば、キャンプファイヤー。
個人で行くキャンプでも、夜には火を焚いて、焚火を囲みながらお酒を飲んでのんびり過ごしたいものです。石を積んで木をくべて…という原始的方法も、やってみると楽しいのかもしれませんが、いざ火をつけるまでにかなり時間がかかるうえ、片付けも大変。その上、キャンプ場は直火禁止のところも多いです。
そこで便利なのが、焚火台。
購入したのはコールマンの「ファイヤーディスク」という焚火台です。これ、見た目のオシャレ感と軽さが他の製品に比べてかなり気に入りました。畳んだときの大きさは、ちょっと大きめのショルダーバッグくらい。
これがあれば、網の上で調理もしやすいし、火を囲んで温まるのにもちょうどいい。網の上でBBQをして、終わったあとは焚火を楽しめます。
ただし、焚火台だけだと、ちょっと湯を沸かしたいときや朝ごはんに火を使いたいときなんかは不便です。そこで役に立つのがバーナー。
一瞬で火が付いて、お湯もすぐに沸かせます。小さくて便利なので、1つ買っておいて損はないです。
ランタンは災害時も使えるものが便利
キャンプに持っていくなら、ガスランタンがオシャレですよね。あのなんとも言えないぽっと灯る明かりは、キャンプならではのなんともいえない温かさがあります。
でも実は、ガスランタンって高価な上、結構メンテナンスが大変で、火を灯すのも結構コツがいります。ガスなので、吊るして置いておく分には周りが明るくなるのですが、手で持って歩くことはできません。
いつかは欲しい…いつかは欲しいですが、初めてのキャンプにはいらないと判断しました。
それよりも、まずは電気でいいから使いやすいものがいい。寝るときには、テント内に持ち込めた方が便利だし、灯したい場所へひょいと移動しやすいほうが使い勝手がいいです。
LEDランタンなら、ガスに比べると安いものはかなり安いです。ミニランタンならセリアでも手に入ります。今回私たちが購入したのは、電池・充電に加えて、ソーラーと手回しでも使用できるタイプ。これだと災害時にも役立ちます。
ちなみに、ランタン1つに加えて小さい懐中電灯もあると、トイレに行く際なんかに使えるので便利です。わざわざ必要ないという人は、スマホのライトでもいいです。
日よけ・雨よけにミニタープ
日よけ、雨よけにあれば便利なタープ。
タープはなくてもキャンプはできます。でも、昼間は、日差しが厳しいと、日向にじっと座っているのは辛いです。雨が降ってきたらさらに辛く、テントに逃げ込むしかありません。
テントがあれば人は一応屋根を確保できますが、テーブルやらイスやら、食材やら、いろいろ外に置いていることを考えると、タープがあれば安心です。
私たちが購入したのは、モンベルのミニタープ。
名前の通り、ミニサイズで、高さも低めです(ローチェアなら中で座れます)。その分、ポールは細くて軽く、畳むとリュックに軽々入ってしまうくらいのコンパクトさ。
それでも屋根はしっかりとできるので、日中はこれがあるだけでかなり快適になります。
テーブルとイスはコスパ重視
大きなものにはお金をかけた分、抑えられるところは費用を抑えたい。
というわけで、テーブルとイスは、コンパクトで軽くて安いものをとにかく探そう…!とネットで検索しまくりました。
購入したタープの背が低めなので、全体的に低めのイスとテーブルを購入しました。全体的に低いのが最近の主流のようで、購入したい候補はたくさん見つかりました。
テーブルはこれ。
イスは楽天で人気のローチェアを購入。
大・中・小の3サイズ買ってみました。
頭まで覆われる大はくつろぎ用、中は普段用、小は子ども用兼持ち運んで使う用。誰がどれを使うことになるかは分かりませんが、どれもコンパクトで、デザインもシンプルで気に入りました。
小物は最低限!最初は使い捨てでも
あとは、必要最低限の小物を準備。
100均でBBQ用のお皿、お箸、フォーク、コップを購入。これらは最初は使い捨てでも全然問題ないです。ただ、ゴミが増えるので我が家ではなるべく使わないことにしてます。あとは、その場でコーヒーを淹れられる携帯ドリップとフィルター。携帯用ナイフなんかも100均で揃えました。
ちなみに、料理に関しては、家で食材を切る・下味などの準備をしてから行くつもりでいるので、できるだけ調理器具は持って行きません。
パンやウインナーを焼く朝食用に小さいフライパンやスキレットなんかを持っていくと便利かも。
まとめ
これでとりあえず、最初に揃えたいものは揃いました。結構出費は重なってしまったけれど、吟味して選んだので満足しています。
あとはキャンプに行くだけだ!…とウズウズしていた矢先、1回目のキャンプの予定は台風で消え去りました(涙)。2回目も今現在、台風の接近に怯えています。
キャンプは何より天候が心配。次こそは晴れてほしいと願う今日この頃でした。