子どものおもちゃって、どんどん増えますよね。おもちゃが散らばる部屋を片付ける日々に、うんざりしているママさんたちも多いのではないでしょうか。
娘の様子を見ていると、おもちゃの数が増えるにつれて、これまでの収納法を見直す必要があると感じたので、1歳の娘にとって使いやすい収納法を考えました。
おもちゃの分類と手に取りやすいかどうかというポイントに分けて、我が家の収納法をご紹介します。
目次
おもちゃが増えて使いにくそう!
娘が生まれてからあと数カ月で2年になろうとする今日この頃。
できるだけ物を増やさないよう心掛けている狭い我が家でも、この2年で、おもちゃがずいぶん増えました。これまで、おもちゃの収納はほぼおもちゃ箱の中。大きめのおもちゃ以外、写真中央にあるカラーボックスの下段に設置している箱の中に全てごちゃ混ぜに入れて収納していました。
ところが、最近娘の様子を見ていると、そのおもちゃ箱のおもちゃであまり遊んでないんですよね。
もうこの箱の中のおもちゃは飽きていらなくなっちゃったのかな?
そう思いつつ、こちらが取り出してやると、思い出したかのように遊び始めます。
その様子を見ていると、これはおもちゃに飽きてるんじゃなくて、自分で取り出しにくいから忘れてるだけなのでは…??と気が付きました。大人でも取り出しにくい場所にあるものってなかなか普段使えなくてそのまま眠ってしまうことってありますよね。これではせっかくのおもちゃが持ち腐れになってしまうと危機感を抱いた私は、収納を見直すことにしました。
子どものおもちゃ収納のポイント
私が考えた、おもちゃ収納のポイントは2つ。
1つは、分類した場所に放り込むだけにすること。もう1つは、子ども自身が取り出しやすいようにすることです。
1.分類して放り込む
まずは、家にあるおもちゃを全て出して、分類してみることに。
実際におもちゃを箱から取り出してみると、ぬいぐるみ・木のおもちゃ・ピアノのおもちゃ・でんでん太鼓・手の平サイズの木のおもちゃなど、サイズも種類も様々なものが詰まっていました。サイズがバラバラなせいで、小さなおもちゃが大きなおもちゃに埋もれてしまい、見つけ出すのが難しかったようです。
取り出したおもちゃは、8つに分類できました。
- おままごと関係
- ぬいぐるみ
- 音の出るおもちゃ(楽器系)
- パズル(平面)
- お絵かき関係
- 知育おもちゃ(積み木・型はめなど)
- 絵本
- その他こまごまとしたおもちゃ(付録・おまけなど)
それぞれの分類ごとに箱を作って、その場所に放り込むようにして、風通しをよくしていきます。このとき使う収納グッズは、100均などで手に入るのでお部屋に合ったサイズを選ぶといいです(我が家で使っているものは後述します)。
2.子どもが取り出しやすくする
これまでのおもちゃ箱は、まさにおもちゃが詰まっている状態で、カラーボックスから箱を引っ張り出すのが子ども的には大変だったようでした。
また、箱の中は、底の方にこまごまとしたおもちゃがあって、上に方でぬいぐるみがフタをしているという状況になっており、そりゃこれだと取り出しにくいよなぁ…と反省しました。
また、クレヨンやお絵かきの紙に関しては、子どもには届きにくい場所に置いてあり、お絵かきをする際は私が取ってやっていたのですが、そろそろクレヨンを飲みこむ危険も減ってきたので、自分でやりたいときに取れるところへ置いてやることにしました(使っているときは目を離さないようにしてます)。
我が家の収納法を紹介するよ
というわけで、①分類して箱に分け、②子どもの取り出しやすい場所に収納した我が家の収納法をご紹介します。
①おままごと関係はままごとキッチンへ
ままごとキッチンに、ままごと関連のものはまとめておきます。
カゴの中に放り込んでいたままごとグッズも、家にあるタッパーを使って仕切りを作り、見えやすいように収納してみました。
【関連記事】
②ぬいぐるみの箱
もともと置いていたカラーボックスの箱の中は、ぬいぐるみ専用にしました。
ぬいぐるみだけで、いつのまにかこんなにも…!!
これなら軽くて引っ張り出しやすいし、小さいおもちゃが奥に埋もれてしまうこともないので、遊びたいぬいぐるみを選んで取り出すことができます。
③楽器・パズル・お絵かきコーナー
これまで1つのおもちゃ箱や、決まってない場所に混在していた楽器・パズル・お絵かきコーナーを作りました。
音が出る系はとりあえず全部このカゴ。
平面のパズルはピースがなくなると困るので、他のものとは一緒にせず、一か所にまとめます。
お絵かき関係は、クレヨン・画用紙・塗り絵に加えて、お絵かきボードも一緒に収納しました。
④知育おもちゃは並べて収納
我が家のおもちゃの中では比較的大きい知育おもちゃは、テレビ下に並べて収納しました。
木のぬくもりが感じられるおもちゃは飾って収納すれば、インテリア的にもいいかんじです。これも、詰め込みすぎず、子どもが自分で引っ張り出せるようにするのが大事。
⑤絵本は適度な隙間が大事!
絵本はこれまでと同じ場所ですが、最近飽和気味。
これ以上増えてしまうと、本と本の間が窮屈になって、子どもが自分で選んで手に取ることができなくなるので、増やせません…。
とりあえず今は図書館の本を借りてなんとかやっているのですが、ゆくゆくは絵本スペースを広げたいところです。
⑥こまごましたおもちゃはまとめる
あとは、何かのおまけでもらったようなこまごまとしたおもちゃをトレイのようなカゴに入れて、テレビの前にまとめました。
バラバラになっているとなかなか遊ばないですが、こうして1つにまとめて目につくところに置くと使いやすいです。
収納を見直した結果
これまでの収納を見直してみた結果、確実に子どもは、家にあるおもちゃをいろいろ使って遊ぶようになりました。
やっぱり家のおもちゃに飽きていたわけではなく、自分のおもちゃをちゃんと把握できず、好きなおもちゃを選べていなかっただけでした。
この収納法は大正解で、放っておいても欲しいものが手に入らずにぐずることが少なくなったし、一人遊びの時間も増えました。さらに、なくなるおもちゃのパーツも減り、親としてもありがたいです。
まだ自分で考えて整理整頓、お片付けをするのは難しいですが、こうして目に見える分かりやすい片付け方を提示して、環境を整えていくことは大事なはずです。取り出しやすいということは片付けやすいということにもつながるので、片付けを教える際のハードルも低くなります。
おもちゃが増えて遊びにくそうだなーと思ったら、収納を見直すタイミングだということに気付いた出来事でした。我が家の収納法が全ての家庭にぴったりはまるというわけではありませんが、よかったら参考にしてみてくださいね。