おうちあそび

1歳半の読み聞かせにおすすめの6冊!指差しできる言葉絵本も

絵本が好きな1歳半の娘。

私が絵本好きということもあり、0歳の頃から読み聞かせを続けているのですが、月齢が進むにつれて、お気に入りの絵本も少しずつ変化しています。

言葉が出始めて、いろんなものの名前や意味を覚え始めている今日この頃。そんな娘の最近のお気に入りはお話を読みながら指差しできる絵本です。指差しをしながら読めるおすすめの6冊をご紹介します。

 

指差しが楽しい!

娘を見ていると、1歳頃から興味を持ったものや要求があるとき、自分から指差しをして主張するようになりました。

お散歩で犬を見つけると指差しして「わんわん!」と言ったり、欲しいおやつの場所を指さして「あーあー」とアピールしたり。指差しは、1歳半健診の項目にも入っていましたが、ものの名前に興味をもったり、自分の意思を主張したりできるようになっている成長の表れなんだとか。

指差しをしながら、同じものを見て一緒に楽しんだり、驚いたり、共感したりできるようになると、これまで読んでいた楽しい雰囲気やしかけの本に加えて、何かを探したり、ものの名前を教えたりできる絵本も喜んで開くようになりました。

 

指差しができるおすすめの絵本

『とりがいるよ』


『とりがいるよ』

 

『とりがいるよ』は、指差しあそびにはぴったりの絵本です。

たくさん同じ鳥がいるページが繰り返される中、ページの中にいる「あかいとり」を見つけたり、「おおきなとり」を見つけたりしながら親子で楽しめます。「赤い、青い、大きい、小さい、長い」などの概念を遊びながら学べるし、はっきりと描かれているので1歳児にも分かりやすいのがよいです。

それぞれのページにちょっとした遊び心が隠れていて、それを見つけるのも楽しい(葉っぱを咥えてる鳥がいたり、転んでる鳥がいたり…)。

ページをめくって「赤い鳥はどれ?」と言うと、子どもは何度も「あっ!」と言いながら見つけては指差して楽しんでいます。

 

『きんぎょが にげた』


『きんぎょが にげた』

 

これも子どもと指差しをしながら読むにはもってこいの絵本です。

逃げてしまった金魚を、絵本の見開きの中から探します。うまく隠れているのでちょっと難しいかな?と思いましたが、1歳半になると、見つけて指差しすることができるようになりました。

五味太郎さんの絵本は、どれもデザインや発想が素敵で大人の私も大好きです。大人も子どもも楽しめるので、これからもいろいろ集めていきたい。

 

『サンドイッチいただきます』


『サンドイッチ いただきます! 』

 

サンドイッチを作る工程を順番に楽しく描いた絵本です。

ページの右半分がしかけになっていて、ページをめくるたびにだんだん具材が重なり合って、サンドイッチが完成していくのが面白い。それぞれの具材を指差しながら、パンを「ぽんっ!」とか、きゅうりを「ぴぴぴっ!」など、擬音に合わせて具材をのせて一緒に楽しめます。

出来上がりのページは、見開きをさらにびろーんと伸ばせるようになっていて、いっぱいのサンドイッチに子どもはテンション上がってました。

色合いも鮮やかで、見てるだけでサンドイッチを食べたくなっちゃう絵本です。最近エアーパクパク(食べ物の絵などを掴んで食べる遊び)をするようになったうちの子は、食べる真似っこをするのも楽しそう。

『はらぺこあおむし』


『はらぺこあおむし』

 

これはもう定番中の定番ですが、やっぱり子どもの心を掴みますね。

絵本はいろんなタイプが売られていると思うのですが、個人的に好きなのは、ページが分厚くなっていて、あおむしが食べちゃったものの穴を実際に触って遊べるタイプ。薄い普通の紙だと、そこを触るたびに本が傷んでしまってすぐにボロボロになってしまいますが、このタイプだと長持ちします。

子どもは、ページごとにあおむしを見つけて指差して遊んでます。

普通に読み聞かせをするのもいいし、歌に合わせてページをめくっていくのも楽しいのでよくやっています。

 

『すりすり ももんちゃん』


『すりすり ももんちゃん』

 

うちの子の心を掴んで離さない、ももんちゃんシリーズ。たくさんある中で、『どんどこ ももんちゃん』の次にうちの子がハマったのが『すりすり ももんちゃん』でした。

これは、ももんちゃんのほのぼのとした世界観の中にもちょっとした刺激があるのが楽しいみたいで、さぼてんさんに「すりすり」されて「いたっ」と言う場面を読むと、何度もめっちゃウケてます。

うちの娘には、まだストーリー自体を楽しむ絵本は少し難しいのですが、ももんちゃんシリーズは、くりかえしが多用されているので、お話をある程度理解できるみたいです。

 

『アンパンマン はじめてのことばえほん』


『アンパンマンはじめてのことばえほん“わくわく”』

 

これは絵本と言うよりも、はじめての図鑑?というかんじですが、指差しをしながら、ものの名前を覚えるには便利です。

この手の言葉絵本はいろんな種類があるので、私的にはアンパンマンじゃなくても別にいいと思うのですが、子どもの食いつきはやっぱり全然違います。

1歳~2歳の子どもの脳内8割くらいを占めているといっても過言ではないアンパンマン。うちの娘も最近はすっかりアンパンマンの虜になっていて、スーパーに行くとアンパンマンのあの細長いおやつパン(子育て世代ならピンとくるやつ)を掴んで離しません…。アンパンマンの魅力恐るべし。

アンパンマンマジックのおかげで、子ども自らこの本をよく開いては言葉を覚えているように見えるので、結果的にはアンパンマンにしてよかったなーと思っているところです。

 

まとめ

1歳半ってとにかくちょこちょこと歩き回るのが楽しい時期で、読み聞かせしようとしても、そもそもじっと絵本を見てくれない…というママの話もよく聞きます。

うちも本人の気分や時間帯によっては、全然ゆっくり本を見てくれないときもあります。ページをものすごい速さでめくろうとすることも多々あります。でも多分、それはそれでいいんだろうと思ってます。無理強いして絵本を嫌がるようになったら嫌なので、できるだけ子どものペースでゆるーく関わるようにしています。

今は絵本=楽しいものだと思ってもらえたら十分だと思うので、親子のコミュニケーションツールとして、これからもいろんな絵本を読んでいきたいと思う今日この頃なのでした。