最近、平仮名に興味をもっている3歳娘。
50音表を見てある程度平仮名を読めるようになってきたので、初めての平仮名ワークに挑戦してみることにしました。書店で見つけたしまじろうの平仮名ワークを、一冊スムーズに最後まで終えることができたので、レビューしたいと思います。
平仮名を覚えさせたい!と思っても、いきなりワークからやらせるのはちょっと難易度が高いです。
我が家ではまず、平仮名かるたを作ったり、あいうえおに興味を持てるおもちゃで遊んだり、絵本を読んだりして、平仮名に興味をもってもらうところから始めました。
だいたい2歳半くらいから、意識して平仮名に触れさせるようにしていたところ、3歳になったころには自分の名前や好きなキャラクターの頭文字など、数個の平仮名を覚えているような状態になりました。
この頃には、塗り絵やお絵描きを通してある程度書くことにも慣れていると感じたので、平仮名ワークを始めてみることにしました。
書店へ行くと、2~3歳用の初めての平仮名学習におすすめのワークがいくつかありました。
その中で、私が選んだのは、こどもちゃれんじ『ひらがな①』。
ベネッセのワークの中では、平仮名ワークシリーズの3冊のうちの一番易しいやつです。選んだ理由はというと、
と、こんなかんじ。
ちなみに、しまじろうといえば、毎月定期で送られてくる『こどもちゃれんじ』が有名ですが、子どもの学習ペースに合わせにくいということと、置き場所に困る付録が付いてくることが個人的にはあまり好きになれないため、私は市販ワーク派です。むしろカリキュラムに沿ってペースを作ってほしい、遊びながら学べる付録が欲しい!という人は、『こどもちゃれんじ』がおすすめです。
子どものお絵描きって、これまで線の種類をあまり意識させたことはなかったのですが、今回ワークをやりながら、まっすぐの線、くねくねの線、ギザギザの線、くるっとむすぶ線、はねの線をいろいろ書かせてみました。
大人が見ると、これの何が難しいの?と思ってしまうところですが、これが子どもには意外と難しいようで、最初はなかなか思うように書けませんでした。
ところが、失敗しても気にせず、なるべく注意するのではなく応援しながら2,3回繰り返していると、だんだんはみ出さずに線をかけるようになり、点と点を結ぶことも子どもなりに意識できるようになってきました。数か月前までなら、「ここはこうするんだよ~」と私が教えても「いやだ!」とわが道を行くぐるぐる書きだけだったのに…と成長を実感。3歳児ってすごい。
最後の方になると、平仮名っぽく形どった線をなぞることができるのもいいかんじ。
この線の種類をいろいろ練習することで、平仮名を書くことにもつながるはず。なかなかよいトレーニングになりました。
シールを貼るのは、1歳くらいの頃から大好きな娘。形を見ただけで、一瞬でペタペタ貼っていきます。
ただ、それだけで終わってしまっては平仮名学習にならないので、意識して文字を読ませていきました。シールの絵と照らし合わせながら、1文字ずつ「み・か・ん」などと一緒に発音。
思っていたよりも自分から文字を読もうとしてくれたので、これも楽しみながらスムーズにできました。
このワークで最も面白いと思ったのが、この手拍子のコーナー。
文字の音数を意識させるために、言葉を発音しながら手拍子をします。手拍子が面白かったのか、なぜか娘は爆笑。これまで、文字数というものは意識したことがなかったようで、文字の数で仲間分けはちょっと悩んでいました。
親も文字数を意識させることはあまり考えなかったので、ちょっと発見でした。文字数が分かれば、平仮名で表現する際に迷いが減るので、とてもよいですね。これは今後何かと生活の中で使っていきたい。爆笑してくれるし。
というわけで、だいたい毎回5ページくらい進めるくらいのペースで、最初から最後まで1か月くらいかけてゆっくりワークを進めました。
途中で飽きてしまうかな?心配していたのですが、出来のよさは気にせず、最後までやることを目標にがんばりました。意外にも食いつきはよく、毎回楽しんで進められました。親子で遊び感覚でできたのがよかったですね。
この平仮名ワークは、平仮名を覚えるためのワークというよりは、平仮名を書くための線の練習が多め、読む練習が少しという印象でした。『ひらがなワーク②』になると、平仮名の書き練習に移行します。②は難易度が上がるので、娘にはまだちょっと難しいです。
次回は平仮名の読みに重点を置いたワークを探してみたいです。自宅で過ごす時間が多い今日この頃。娘と一緒に今後も平仮名学習をぼちぼち進めていきます!