赤ちゃんがいるとなかなか外食ってできませんよね。
外食に行きたい!と思っても、周りのお客さんやお店に迷惑にならないかな…と思うと、もうおうちで食べればいっか…と諦めがち。
でもたまにはパパやママも外食したい!という人も多いのではないでしょうか。うちは赤ちゃん連れでも、ちょくちょく外食しています。賛否両論あるかとは思いますが、私はアリだと思います。工夫次第で意外に連れて行けるお店は意外と多いですよ。
私が普段やっている外食の際の準備や方法をご紹介します。
目次
赤ちゃんを連れて外食するなら、いきなりお店に行くのではなく、事前にそのお店について調べておくことが大事です。今はネットで店名を検索すると、いろいろ情報が出てくるので便利ですよね。
私が外食する際に調べるのは次の3点です。
ホームページを見ると、「子ども不可」「○歳以上」などと書かれているお店も稀にあります。
夜のお店や、雰囲気を重視しているこだわりカフェなど、子ども連れNGのお店もあったりするので、まずは確認。わざわざそんなお店に行ってしまうと、店側も行く側もいい気分はしないので避けましょう。
私はできるだけ「子連れOK」「赤ちゃん連れOK」「子ども歓迎」などと書かれているところからお店を選ぶようにしていますが、「子連れOK」と書かれているお店でも対応はいろいろなので、これはあくまで目安くらいに思っておいた方がよいかな、と思います。
座敷席のあるお店は、赤ちゃんはねんねさせることができるのでおすすめです。
座布団をお借りして、汚さないようにタオルや布をかけて寝かせれば、大人はそのまま食事ができるので、とっても楽です。
個室だとさらに周りに気を遣わなくてよいので、大勢で集まるときなどは座敷個室のあるお店にするとよいです。
【これまで子連れで訪れた座敷席のあるお店】
次に訪れやすいのは、ソファー席のあるお店。
広々したローソファーならねんねもできるし、片側がイスで片側がソファーになっている、ファミレスのようなところでも利用しやすいです。ソファー側で赤ちゃんを抱っこしたまま座って食べます。
ソファーから落ちないように気を配る必要があるので、座敷席に比べるとちょっと大変ですが、若干食べにくいのを我慢すれば、わりと問題なく食事はできます。うちは夫と交代で抱っこすれば、ランチくらいの時間なら平気です。
【これまで子連れで訪れたソファー席のあるお店】
お店にベビーカーのまま入れるかどうかも、大事なチェックポイント。
通路が広くてベビーカーのまま入れるお店なら、ベビーカーに座らせたまま、大人はイスに座って食事ができます。
子ども用の椅子に座れる年齢ならベビーカーが入らなくても大丈夫ですが、おすわり前の赤ちゃんの場合、イスを1つどけてベビーカーのまま利用できるととってもありがたい。
お店の広さによって変わってくるので、事前にお店に確認しておくといいですよ。
【これまで子連れで訪れたベビーカーのまま入れるお店】
これらのことを事前にリサーチする際、ネットでもいいのですが、ネットだけではよく分からないときは、お店に電話して聞いておくと安心です。
ぶっちゃけそのときの電話で、子連れの対応に慣れているお店かどうかはだいたい判断できます。
座敷やソファー席の有無、ベビーカーで入れるかどうかなどを確認しておけば、いざ行ってから困りません。席の予約ができるなら、しておくとさらに安心ですね。
ホテルのレストランに電話したときは、周りの席の予約状況なども教えていただき、こちらの席の希望も聞いてもらえたので、事前の問合せはした方がよいと思います。
赤ちゃん連れで外食に行く際、あると便利なものをご紹介します。
座敷席などにねんねさせる際、よだれなどでお店を汚さないようにひざかけやタオルを敷いて、その上に寝かせます。
エアコンが効きすぎている場合もあるので、一枚上からかけるものがあるとよいと思います。
食事が長時間になりそうな場合、その場でミルクを作って飲ませられるように準備しておけば、ぐずり対策に便利。
ミルクを飲んでる間はおとなしいし、お腹がいっぱいになったらうちの子はゴキゲンなので、普段は母乳ですが、念のため用意しています。
歯固めやぬいぐるみなどの、音の出ない小さめのおもちゃを持って行きます。
ぐずりそうになったら、気を引けるお気に入りのおもちゃがいくつかあると楽ですよ。音が出るおもちゃは周りの迷惑になってしまうので、避けます。
こうやって、事前リサーチと準備をすれば、問題なく外食に連れて行けるところもたくさんあります。
でも、人によっては、そこまでして赤ちゃんを連れて外食に行く意味が分からないと思う人もいるかもしれません。子どもが小さいうちは、おうちで食べればいい、行ったとしてもファミレスやフードコートだけで十分じゃないかと思えるなら、それでももちろんいいと思う。
でも、たまにはちょっとオシャレなお店にだって行ってみたい、でも行っちゃいけないかな…と思っているなら、私はそんなことはないと思うんです。
実際、オシャレなお店に子連れで行くと、嫌な顔をされるお店も存在するのは事実。子どもが泣くと、他のお客さんに迷惑をかけてしまうことがあるのも事実です。
でも、実際に行ってみた感覚としては、子どもの入店を嫌がるお店の方が少ない印象だし、少しくらいなら泣いたって周りもそれほど気にしてないんじゃないかな、と思う。ギャン泣きなら早々に店を出ればいいしね。
もちろん、明らかに子どもを連れて行く雰囲気じゃないお店とか、子どもに負担がかかるような外食(タバコの煙がすごいとか、狭い居酒屋とか)はやめた方がいいけれど。(むしろ子連れ不可のお店なら、別にそれはそれでいいと思うのでHPとかにはっきりそう書いてほしい)
今まで行ったお店では、赤ちゃん用にバンボを出してくれたり、ミルクを冷ましていたら「奥で冷ましてきましょうか?」と言ってくれた子連れにとっても優しいお店もありました。
温かい目で笑いかけてくれたり、声をかけてくれた他のお客さんもいました。
いろんな考えの人がいて当たり前なんだし、こっちから萎縮して、お出かけを制限しちゃう必要はないんじゃないかなーと思うんですよね。
赤ちゃん連れだから外食しちゃいけない!って思ってる人がいるなら、そうでもないと思うよーと言いたい。肩の力を抜いて、たまには美味しいものも食べたらいいと私は思います。
子育てって制限されることが多い分、息抜きも大事。
泣かないようにあやしたり、泣き出したら退出したり、迷惑がかからないように配慮しつつ、我が家は今後も、ちょくちょく0歳の娘を連れて外食するつもりです。
子連れを受け入れる側も、利用する側も、お互いを思いやれる社会になればいいなぁと思う今日この頃なのでした。