東京都調布市にある「簓(ささら)」は、工夫を凝らしたメニューと美味しい日本酒がおすすめの創作割烹店です。京王線「仙川」駅近くでは珍しい、おもてなしにも利用できる素敵なお店ですよ。
創作割烹「簓(ささら)」について、ご紹介します☆
目次
■所在地
東京都調布市仙川町1-14-61
■TEL
03-3307-7033
■営業時間
11:30~14:30
17:30~22:00
※水曜定休
仙川駅付近では珍しく、ちょっぴり渋めの高級感のある外観です。
店内は、中心にカウンター席、その周りにテーブル席が4~5つ程度ありました。お店全体としてはこじんまりとしている方だと思います。私たちはテーブル席に座りましたが、お隣さんとの間隔も程よく開いていて、広く使うことができました。
想像していたよりも気取らない雰囲気で、リラックスして過ごすことができました。店員さんもとても親切でした。
メニューには「○月○日のメニュー」と日付が書いてあり、その日によって内容が変わるようでした。魚、肉、野菜、酒の肴などがずらり。そのどれもが、どんな料理か想像できないような工夫を凝らしたメニューが多く、選ぶのもワクワク。
斬新な創作料理の中から、特に珍しい組み合わせの美味しかったものをご紹介します☆
この組み合わせはとっても珍しい!アボカド大好きな私としては、食べてみないわけにはいきません。意外な組み合わせですが、ものすごく気に入りました。
ホタルイカを酢みそ以外で食べたことってあまりなかったのですが、ジュレと一緒に食べると、すごくさっぱり味わえました。同じようにはできないかもしれませんが、おうちでも真似してみたいです。
いぶりがっこは、それだけでも日本酒に合いまくりですが、このマスカルポーネチーズとの相性がまた素晴らしかったです。
これも今までに食べたことのない組み合わせでしたが、一口食べたら速攻で気に入りました。
これは、炙ったチーズが香ばしくて最高でした。〆鯖の分厚さも贅沢で、普段なかなか食べられないプレミアムな〆鯖を味わった気分になりました。
〆鯖とチーズという組み合わせも斬新ですが、チーズって日本酒に実はとても合うんですよね。おいしすぎてどんどんお酒が進みます。
ごぼうのから揚げと聞くと、薄くささがきしたごぼうをカリカリに揚げたチップスのようなものを想像していたのですが、違いました。
出てきたのはこちら。
キャンプファイヤーの薪のように組まれた太めのごぼう。こちら、どうやら一度煮たものを揚げているようで、味がしっかり滲みて柔らかかったです。ごぼうってこんなに美味しくなるのかと、感動の味でした。こういう手の込んだ味わいが、創作料理店ならではだなぁと思います。
愛媛出身の私としては、お魚の味や新鮮さにはわりとうるさいのですが(地元の魚がとても美味しいので)、ここのお魚はお手頃なお値段で、すごく満足でした。
盛り合わせの内容はおまかせにしたところ、カンパチ・鯛・カツオ・鯵・モンゴイカ・サワラの6種。どれも新鮮でおいしかったですが、特に鯵が肉厚でプリプリでした。アナゴの白焼きや、カツオのなめろうもお酒のアテには最高でした。
日本酒メニューがいろいろあって、あまり聞いたことのない銘柄のお酒も多かったです。サイズは大と小に分かれていて、大は1合弱で800円程度、小は半合くらいで400円程度でした。ちょっとだけ飲みたい人も注文できるのがよいですね。
また「濃い茶割り」というお抹茶で割る酎ハイがあるのも珍しいです。変な甘さがなく、抹茶の味わいが広がる酎ハイでした。
お値段は、1品がだいたい500円~1300円くらい。安い!と言い切れる値段ではありませんが、創作和食が食べられるお店にしては、手頃だと思います。
ちょっぴり贅沢をしたい日におすすめです。
いかがでしたか?
本格的な創作和食料理を手頃に楽しむことができる「簓(ささら)」は、雰囲気のよい素敵なお店ですよ。
仙川駅近くに訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。