おうちでペットを留守番させるとき、なかなか様子を知ることができないのが心配ですよね。
ウェブカメラとスカイプの自動応答機能を使えば、外出先からでもおうちのペットの様子を見ることができます。我が家もうさぎを飼っているので、やむを得ずおうちを空ける際には、利用しています。
スカイプを使って、おうちのペットの様子を見ることができる自動応答機能の使い方をご紹介します。よかったら試してみてくださいね。
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家の中でペットを飼っている人なら、ペットだけを置いて留守番させるのはとても心配…という人は多いと思います。
無事に過ごしてるかな、ごはんは足りてるかな、何かトラブルが起きてないかな、家を荒らされてないかな…など、いろいろと不安ですよね。おりこうさんの犬や猫なら、うちは心配ないよ~という人もいるかもしれませんが、うさぎの場合はちょっと違います。
うさぎは常に食べ続けることで、体の調子を整える生き物です。牧草は常にケージの中に入れておかないといけません。万が一牧草がなくなったまま放置してしまうと、体調を崩す原因になってしまいます。そのため、常にケージの中に牧草が入っているか、チェックする必要があるんです。
かといって、外出のたびに連れ出すわけにもいかないため、我が家では、スカイプを使って外出先からでもケージの様子が分かるように工夫しています。
スカイプの「自動応答機能」を利用すれば、おうちにいるペットを外出先から見ることができます。
自動応答機能とは、スカイプにサインインしている状態で着信があると、パソコンから離れていても、自動的にスカイプが応答する機能のことを言います。
つまり、外出先からスマホでスカイプをかけるだけで、自宅のパソコンが勝手に応答し、通話できるという仕組み。うさぎは応答ボタンを押すことができませんが、これなら、こちらからかけるだけで、自宅の様子を見ることができるんです。
スカイプの「自動応答」設定の仕方をご紹介します。
設定に必要なものは以下の4つです。
パソコンのスカイプはこちらからダウンロードできます。スマホではアプリをダウンロードすればOK。
また、ペットを映すためのウェブカメラが必要です。スカイプ用のカメラでOKです。スカイプ用セットとして販売されているものもありますが、通話が目的ではないので、マイクは特に必要ありません。
ちなみに我が家で使っているのはこちら。
どこにでも取り付けやすくて使いやすいのですが、画像はそれほど鮮明ではないので、よりキレイに映したいのであれば、もっと画素数のよいカメラを使うとよいと思います。
パソコンに繋いで、ケージがうまく映るように設置しないといけないので、ペットのいる場所とパソコンが遠い場合は、延長USBケーブルを継ぎ足すとよいですよ。
パソコンからとスマホから、両方サインインするため、アカウントは2つ必要です。
まずは、パソコンにカメラをつないで、スカイプを開きます。
映したい場所がうまく映るように、角度を調整してウェブカメラを設置します。
メニューバー「通話」→「オーディオ設定」から、左側にある「ビデオ設定」で映り方を確認することができるので、うまくケージの中が映るように角度を工夫しましょう。
うちの場合は、上からカメラを吊るしてケージ全体が見えるようにしています。
こんなかんじ。
カメラとパソコンのつなぎ方はこんなかんじ。
これで、勝手に応答してくれる設定が完了です。
また、我が家では、通話になったときにうさぎが音で驚かないよう、パソコンの音量をミュートにしています。
もう一つのアカウントを使って、スマホからログインします。このとき、パソコンで使用したアカウントでログインしてしまわないよう注意!
あとは、パソコンのアカウントにビデオ通話をすればOKです。設置したウェブカメラが映す映像がスマホで見られます。
これは横から映している映像ですが、こんなかんじに映ります。
このスカイプの自動応答モードを知ってから、おでかけの際の不安がかなり減りました。外出先からでも様子を見ることができれば、もし何かあったときにすぐに帰宅して対応できるので、とても安心です。
また、牧草の減り具合も分かるので、うさぎの体調管理にも便利です。
我が家では、1泊までなら多めの牧草を入れて留守番させることもたまにあります(2泊以上の場合は連れて行くか、ペットホテルに預けています)。できるだけペットを置いておうちを空けることはオススメしませんが、どうしてもの場合には役立ちますよ。
ただ、忘れてはいけないのは、ウェブカメラだけでは細かいうさぎの変化までは確認できないということ。うさぎの不調は一緒に暮らしていても、体調不良に気付きにくい場合が多いです。なので、カメラがあるから大丈夫!と安心しすぎるのは禁物!
できるだけ早くおうちに帰る努力もしましょう。そもそも頻繁に家を空けなければならない人はペットを飼うのは難しいと思います。うさぎは淋しいと死んでしまうというのは迷信ですが、ほったらかしにしていて、飼い主が不調に気付かずに死んでしまうというパターンがあるのも事実です。
ペットのことを考えて、おうちで一緒に過ごす時間を大切にすることも忘れずにいたいですね。