石垣島には、ビーチがたくさんあります。
どこへ行っても海はキレイで素晴らしいのですが、設備が整っているビーチを探すとなるとある程度、選択肢は限られてきます。
子連れで訪れるなら、トイレ・シャワーの有無や遊具の貸出、安全性、監視員がいるかどうかなど、設備が整っているかが気になるところ。いくつかのおすすめビーチの中から、今回訪れた米原ビーチとサンセットビーチについてご紹介します。
目次
子どもと一緒にビーチを訪れるとき、事前に調べておきたいことって意外と多いですよね。大人だけならそれほど気にならないことでも、子どもがいるかどうかでかなり変わってきます。特に、設備面と安全面については、情報が多いほど助かります。
【設備】
【安全性】
【その他】
個人的に気になることはこのくらいですが、子どもと一緒に海に入るなら、安全面には十分すぎるくらい気を付けたいところ。我が家は、万が一貸出がなかった場合を考えて、幼児用のライフジャケットと浮き輪を購入して持って行きました。
石垣島でこれらの設備が整ったビーチはというと、
あたりが人気です。私たちが訪れたビーチは、米原ビーチとサンセットビーチ。どちらのビーチも、子連れにおすすめですが、特徴はそれぞれ違うということが分かったので、ご紹介します。
お魚を見たい!子どもと一緒にシュノーケリングを楽しみたいという人には、米原ビーチがおすすめです。米原ビーチの入口は2つあるのですが、キャンプ場側からの入口を使うと駐車料金がかかりません。
砂浜はと言うと、真っ白というよりは薄い茶色というかんじ。ちょっとジャリジャリ感もあるので、ビーチでのんびり派よりは海で遊びたい派におすすめのビーチでした。
シュノーケリング中は、ライフジャケットがあると安心です。
ビーチのすぐ側にあるキャンプ場の売店へ行くと、有料で大人用ライフジャケットも貸してもらえます。子ども用はサイズの問題があるので、持参すると安心です。ここでは箱メガネの貸出もあったので、借りることに。まだ泳げない子どもでも、浮き輪に乗ったまま、箱ごしに水の中を覗くと、お魚を見ることができます。
2歳の娘も、水の中の魚を見ることができて喜んでました。ちなみに、浜辺にはヤドカリがいっぱいいます。
米原ビーチは、基本的には日陰がありません。砂浜でのんびりするなら、ポップアップテントを持参するなど、工夫が必要です。
売店では軽食も販売していて、近くに温水の有料シャワー(大人1人500円)もあります。係の人にお金を払ったら使用できます。トイレは駐車場の近くにあって、誰でも使えます。ただ、あまりキレイとは言えないかんじでした。
基本的には遠浅で、陸からかなり離れても大人の足は着くため、子連れでも安心できました。
が、潮の流れは結構激しいので、泳いでいるつもりが流されている…という状態になります。海で遊んでいるうちに拠点の近くに戻ってくるように、流れに逆らってしばらく砂浜を歩いてから入水すると安心です。
クラゲネットはないので、自分で気を付ける必要あり。水着の上からラッシュガードを着て、レギンスを履くと安心です。
大人の膝くらいまで浸かって海の中を覗くと、もうそこにはたくさんの魚たちがいます。子どもにはライフジャケットを着せて、浮き輪に乗せれば、一緒にシュノーケリングを楽しめます。
色とりどりの熱帯魚をこんな浅瀬で見られるなんて、さすが石垣島。カクレクマノミも見つけることができたし、結構大きめの魚たちも泳いできてテンション上がりました。個人的には、沖縄の海に行くからには海で熱帯魚たちを見たい!という思いがあるので、満足できました。
島北部にある石垣島サンセットビーチは、その名の通り、夕陽を眺めるのにも人気のビーチです。今回私たちは夕陽は見ていないのですが、海で子どもと泳いだり、のんびりビーチで過ごすにもおすすめの場所でした。
米原ビーチのようにたくさんの熱帯魚を見ることはできませんが、砂浜は米原に比べてサラサラしています。
ビーチに下りると、数本パラソルが立っていて有料で使用できます。
他に日陰はないため、ビーチでのんびり過ごしたいのであれば借りるとよいかも。ただし2000円と結構高いです。
ここはシャワー(脱衣場もあり)やトイレの設備もしっかりしているし、売店もあって便利なのですが、そのぶん結構お金はかかってしまう印象。石垣島では珍しく駐車料金もかかります。設備を利用する場合は、最初に1人500円を支払って腕に輪っかの印を付けてもらえば、自由に使えます。
その他にも、ビーチチェア500円、シュノーケルセット1500円~2000円、ウェットスーツ1500円、ライフジャケット500円も貸出OK。ウェイクボード、パドルボートなどのマリンスポーツもできます。
サンセットビーチには、クラゲネットが張ってあり、その区画内のみで遊泳できます。常駐の監視員もいるので安全性は高いです。
遠浅で大人の足は届くところがほとんどだし、潮の流れも、米原ビーチに比べて気になりませんでした。子どもと一緒に海で遊ぶにはちょうどよいです。
残念ながら、ここではほとんど熱帯魚は見られませんでした。
なぜか一か所だけお魚たちが集まっているところがあって、運よくクマノミもいたのですが、その場所以外は全くいませんでした。もちろん、海はキレイなのですが、石垣島の海にしては透明度もちょっと低い気がします。
サンセットビーチでは、シュノーケリングよりも海水浴や砂遊び、浜辺でのんびりする方がベターでした。
砂に埋まる娘。嬉しそうです。
今回2つのビーチに行ってみましたが、それぞれ特徴をまとめるとこんなかんじ。
米原ビーチ | 石垣島サンセットビーチ | |
設備 | トイレ・温水シャワーあり 貸出あり 売店あり 日よけなし 駐車場無料 |
トイレ・温水シャワーあり 貸出あり 売店あり 日よけあり 駐車場有料 |
安全面 | 遠浅 潮の流れが速い クラゲネットなし |
遠浅 クラゲネットあり 常駐監視員あり |
その他 | 熱帯魚がたくさん見られる 砂浜は薄茶色ジャリジャリ |
熱帯魚はほとんどいない 砂浜は薄茶色サラサラ |
米原ビーチはシュノーケリングを中心に楽しみたい人向け、サンセットビーチは海水浴・ビーチでのんびりしたい人向けでした。
安全性がより高いのはサンセットビーチでしたが、個人的には、お魚が見られる米原ビーチの方が面白かったです。どちらにもそれぞれの良さがあるので、何を重視するかによって決めるとよいと思います。
どちらのビーチも、2歳児と一緒に思い切り楽しむことができました。子連れで石垣島のビーチを訪れる際には、よかったら参考にしてみてくださいねー。