鎌倉にある紫陽花が有名なお寺、明月院に行ってきました。
6月下旬の週末に訪れたので、混雑や開花状況について記録しておきます。2歳の子どもも一緒に行ったので、子連れの場合の対策も含めて、ご紹介します。
明月院は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の寺院。紫陽花の名所としても知られていて、梅雨の時期になると、お寺の敷地内は紫陽花でいっぱいになります。
一度行ってみたかった鎌倉の紫陽花見物へ。
明月院へ向かうには、『北鎌倉』駅で下車します。
北鎌倉駅は鎌倉駅とは違い、ローカルな雰囲気の小さな駅ですが、この時期はたくさんの人で賑わっていました。
北鎌倉駅からは、徒歩10分程度で到着します。
訪れたのは6月下旬の日曜日。駅に着いたのが10時半頃だったのですが、お寺の門までの道のりは、多くの人が通行していて、交通整理もしているような状況でした。
入口より手前に立っていた交通整理のおじさんに混雑がどんなかんじか聞いてみると、この日は行列や待ち時間はなく、普通に入れるとのこと。それなりの混雑は覚悟していたので、行列がないというだけでも嬉しいお知らせでした。
(ピークの時期には、入口の門のところで行列・待ち時間もあるみたいです)
おそらく、曇り空で雨が降りそうな天候だったことと、紫陽花の開花時期としてはやや遅めだったから?と思われます。
お寺の中は人がたくさんいて、皆思い思いに写真を撮りながら進んでいるので、優雅にのんびり見物…というのは難しい状態でしたが、足止めをされるようなところはなく、自由に動くことは可能でした。
個人的にはこれくらいの混雑は仕方ないかなと思える程度だったので、よかったです。
「悟りの窓」という円窓が有名で、撮影スポットとしても人気なのですが、ここはかなり行列していました(30分待ちくらいかな)。
円窓から見ることができる庭園の風景は、確かに美しかったですが、子連れで行列に並ぶほどの熱意はなく、ここの写真は諦めました。
今回、2歳の子どもをベビーカーに乗せて訪れました。
駅からお寺までの道のりはベビーカーに乗せていたのですが、お寺の入口を入ったところで、ベビーカー置場に置いてくださいと案内されました。
お寺の中は階段が多く、ベビーカーで移動はできないため、小さい子どもにはちょっと大変です。娘は2歳なので、途中抱っこしつつ、そこそこ歩けましたが(お寺自体はそれほど広くないので、2歳児でも頑張れば歩けます)、まだあんよの難しい子ども連れの場合は、抱っこひもが必須です。
子どもが自力で歩く場合は、万が一雨が降ったときのために、子どもに着せる合羽を持っていると安心です。
今回訪れたのは6月下旬だったため、紫陽花の満開の時期は過ぎていたのですが、それでもたくさんの美しい紫陽花が咲いていて大満足でした。
明月院は、美しいブルーの紫陽花がいっぱい。
優しい色合いに癒され、清らかな気分でお参りができました。
お寺の中にある竹林と紫陽花を写真に収めたり、
ちょっと珍しい色合いの紫陽花を見つけるのも楽しいです。
紅葉もたくさんあったので、秋の紅葉の時期に訪れるのもまたよさそうでした。落ち着いた雰囲気のお寺だったので、人が少ないシーズンオフに訪れてゆっくりお参りするのもいいかも。
明月院は紫陽花の名所として有名なお寺なので、この時期の混雑を避けるのはどうしても難しいです。が、混雑を覚悟でも一度は訪れたい素敵なお寺でした。
個人的には想像していたよりも混雑はひどくなく、紫陽花を楽しむ余裕もあったので、タイミングにもよるのかもしれません。
紫陽花の時期は7月上旬まで(毎年7月5日あたりで紫陽花の剪定が始まるそうです)。よかったら訪れてみてくださいねー。