現在1歳1ヶ月のわが子ですが、最近無事自然卒乳できました。
長いようで、短いようで、私的には長かった授乳生活。1年間をふりかえって、授乳の記録を残してみたいと思います。きっとすぐに忘れてしまうので、覚えてるうちにちょっと書き留めておきたいなと。
あくまでただの体験談なので、この通りじゃなきゃいけないとか、こうすれば自然卒乳できるとか、そんなんじゃないです。個人差はもちろんあることなので、ただの一例として読んでいただけると嬉しいです。
目次
私の場合、産まれたての頃は毎日が激痛との戦い。授乳ってこんなにも過酷なのかと、私が何か悪いことをしましたか神様と言いたくなる毎日でした。
母乳が詰まって上手く出せず、産婦人科から「乳腺炎になったらいけないから助産師外来においで」と言われて通うのですが、おっぱいマッサージをされては激痛に悶え、ちょっとスッキリしたかと思ったら、またすぐにパンパンに張るので結局痛い。
吸われるのも超絶痛くて、それでもすぐに飲みたがるわが子。あげてもあげなくても結局痛いので(しかもあげないとさらに詰まって悪循環に陥る)、しょっちゅう夜中に泣きながら授乳(ホルモンバランスが崩れてるので情緒も不安定)してた記憶があります。授乳しながら発狂したこともありました。
この時期は本当につらかった。母乳育児は母と子どものスキンシップだとか言われますけど、そんな生易しいもんじゃなかったですね。あれはもう死闘ですねw赤ちゃんも生きるために必死だし、私も乳首守るために必死でしたからねw
この時期は、目安は3時間ごとと決めてたのですが、それでもそんなことは関係なく子は泣くので、昼夜関係なく実質1日に8~10回くらいは乳をあげていたことになります。そりゃ痛いわ。
できるだけおっぱいで頑張りましたが、たまにおっぱいを休憩して、ミルクをあげたりもしてました。ミルクはパパでもできるので、取り入れるのはアリだと個人的には思います。何か事情があって母乳があげられないときなんかにも便利なので。
あんなに痛かったおっぱいが、生後2ヶ月、3ヶ月になる頃にはすっかり痛くなくなりました。これだけでもうだいぶ救われました。
この頃は、3時間おきに授乳→徐々に4時間おきに授乳に変わっていったので、間隔も少しずつ安定して、産まれたての頃に比べると私も悲壮感がなくなりました。今だからこそ言えますが、やっとちょっとおっぱい飲んでるわが子可愛いと思える余裕ができましたねw
この頃になると、ちょこちょこ外出することも増えてきたので、出かける場所で何時にどこで授乳するかというのを計算します。お出かけ先の授乳室はチェック、授乳ケープは常に持ってました(でも意外と使うことはなかったかも)。
ちなみに、うちの子は一旦飲み始めるとやめようとしないので、片乳だいたい10分ずつで時間を測って飲ませていました。
【授乳回数】
6:00、10:00、14:00、18:00、22:00、夜中1回
この頃は、だいたいこんなかんじだったかな(もちろん毎日こうはいかない)。
夜はよく寝る方で、夜中(12:00)くらいに一度起きるのですが、そこで飲ませると朝(6:00)くらいまでは寝てくれました。ありがたかった…。
うちは、生後5ヶ月で離乳食を始めました。
離乳食を始めたばかりの頃は、まぁそれなりには食べてくれていたのですが、やっぱりおっぱいが欲しいようで、よく食べている途中で泣いてました。
よく育児雑誌なんかには「1回食、2回食の頃はごはんの後に好きなだけ飲ませてOK」と書いてあるのですが、うちは好きなだけ飲ませちゃうと終わらないので、2回食の頃には、ごはんの後は片乳5分ずつ、それ以外は10分ずつで飲ませてました。
【授乳回数】/
6:00、10:00(離乳食)、14:00、18:00(離乳食/※2回食のとき)、22:00、夜中1~2回
これまでよく寝てくれていた娘ですが、6ヶ月頃から急に夜泣きが始まり、結構苦労しました。夜中泣くたびに飲ませるのはクセになりそうだったので、できるだけ抱っこで寝かしたかったのですが、根負けして飲ませることもよくありました。だって眠いもんね。
9ヶ月頃から3回食をスタート。
最初は離乳食のあとと、寝る前、夜中、早朝にいつも通りおっぱいを飲ませていましたが、1歳が近づいた11ヶ月になった頃から少しずつ回数を減らしていきました。
夜中に泣いたらおっぱい…というのは大人も眠りを妨げられて大変なので、まずは夜間のおっぱいをやめました。
そのために、夜寝る前にたっぷり飲ませて朝まで持たせるようにしてました。ずっと10分で切り上げてた母乳を寝る前だけは好きなだけ飲ませてやると、うちの場合は朝まで持つことも多くなっていきました。(寝る前だけは腹持ちのいいミルクにしたりもしました)
もちろん、泣いてどうしようもない日はおっぱいをあげたりもしましたが、自然とまた夜は一晩ぐっすり寝るようになりました。
一晩飲まなくなると、今度は早朝にお腹が空いてよく泣いてました。
早朝おっぱいは、最初全然卒業できる気がしなかったのですが、1歳が近づいてきた頃の休日、朝起きてからたまたま泣いてない日があったので、早朝からいっぱい構ってやるとニコニコ笑ってたんですよね。
このまま気を紛らわせておけば、おっぱいなしでそのまま朝食にいける…!!!!と思ったので、夫に遊んでもらっている間にちゃちゃっと用意して、そのままご飯を食べさせました。その後は、泣く日は飲ませるけど、泣かない日はそのまま朝ごはん…というかんじになって、朝起きて泣く日が少なくなっていき、自然と早朝おっぱいも卒業できました。
夜間、早朝のおっぱいを卒業すると、あと残るのは寝る前のおっぱい。
うちの場合、とにかくよく食べるので、昼間におっぱいをねだることはほとんどなかったのですが、お風呂上がりはおっぱいが飲めるものだと思っていたところがあったようで、寝る前だけは最後まで飲んでました。
おっぱいを飲ませる前に水を飲ませようとしても嫌がるのでなかなか難しく、どうやってやめさせようかな…と思っていたのですが、私はここで思い切っておっぱいをやめてミルクに替えてみました。
おっぱいだと飲ませた後の寝かしつけようとベッドに置くと泣く…みたいなことが多かったのですが、ベッドに寝かせてミルクを飲みながら寝かせてみると、すっと寝付くように。そうやってミルクを飲みながら寝る日々がしばらく続いたのですが、少しずつミルクの量を減らして様子をうかがいつつ、ある日寝る前からおしゃぶりを渡してみたところ、おしゃぶりでも寝てくれるようになりました。
そんなこんなで、現在はおしゃぶりさえあれば眠れるようになりました。
一応無事卒乳です。
卒おしゃぶりは、今後の課題ですが……!
終わってみると、うちは意外とスムーズに卒乳できたなーという気がします。
飲んでた頃はおっぱいが大好きで、これ本当にやめられる日なんて来るのか…!?と思ってましたが、卒乳するときはスッと飲まなくなるって本当なんですね。毎日見てる夫が「そういえば娘ってもう卒乳したの?」って聞いてくるくらい自然でした。私も最後におっぱいをあげた日がいつだったか覚えてないほどです。
正直、今の気持ちを言葉にすると、あのおっぱい目がけてハイハイして来ては、必死でかぶりついてた姿がもう見られないと思うとちょっと淋しい気もします。でも、その分できるようになることが増えてると思うと、娘の成長が嬉しいという方が大きいです。
授乳の心配がなくなると、外へも出かけやすくなるし、一緒にごはんを食べられるし、お酒も気にせず飲めるw毎日がより楽しくなってる気がします。
これから離乳食が完了して、いろんな美味しいものを一緒に食べられる日が楽しみです。