小龍包って点心の定番人気メニューですが、私はこれまでおうちでは作ったことはありませんでした。
皮を破ると、肉汁がじゅわーっと出てくるあの味は、お店でしか食べられないと思ってたんですが、実は餃子の皮とゼラチンがあれば、おうちでも再現できちゃうんです。
おうちで作れる焼き小龍包の作り方をご紹介します。
目次
(タネに必要な材料)
ネギ、にんにく、しいたけなどお好みの具材をプラスしてもおいしいです。
ここで大事なのは、餃子の皮を大判のものにすること。
小さいサイズの皮だと、きれいに包むのが難しいんですよ。ちょっとでも穴やすき間ができてしまうと、肉汁が外に出てしまって失敗しちゃうので注意。これで私は、何度もパサパサの小龍包を食べる羽目になりましたw
今回使ったゼラチンは、コラーゲン専門店ニッタバイオラボのゼラチン「ニューシルバー」。
原料は牛コツ・牛皮。
動物に多く含まれるコラーゲンを抽出した、糖分・脂肪分ゼロの高タンパク質食品ということで、健康的。美容にもよさそうです。
直接お湯に入れるだけでOKなので、ふやかす手間がいらないのが嬉しいですね。
もちろんゼリーやスイーツにも使えます。
隣にあるクールアガーは、海藻から生まれたゼリーの素です。こっちも次は使ってみたい!
それでは、さっそく作っていきます。
まずは、鍋に水を入れて湯を沸かし、鶏がらスープの素とゼラチンを入れます。(ニューシルバーは45℃程度以上のお湯で溶けるので、温めたお湯でも大丈夫ですが、私は沸かしちゃいました。)
ゼラチンが溶けたら、そのまま冷まします。
豚ひき肉、みじん切りにしたニラ、しょうが、タネに入れる調味料を全て入れて、手でよくこねます。
そこへ、さっきの冷めたゼラチンを混ぜ、そのまま冷蔵庫に入れて固めます。
餡が固まったら、餃子の皮で包んでいきます。
皮の中央に肉を置いて、まず4か所を中心に持ってきて留め、さらにヒダになった部分を折り込んで、上部でしっかり口を閉じます。
ここでしっかり閉じるのがポイントです。うっかりタネを入れすぎると皮が破れるので注意。
蒸して作るのもアリですが、個人的には焼く→蒸すの順で作った方が、成功率が高いです。
焼くことによって底の皮が破れにくくなるので、初心者にはこっちがおすすめ。底が焼けてると、出来上がったあとに皿に移しやすいんですよ。底の皮がふにゃふにゃだとうつすときに破れやすいので難しいかった…。
フライパンにごま油を敷き、包んだ小龍包を並べて中火で焼きます。
底がこんがり焼けてきたら、水を50mlくらい入れて、蓋をして蒸し焼きにします。だいたい3~4分くらい。
蓋を開けて、水分を飛ばせば出来上がり。
最後にごま油を少しかけると、風味が増しておいしいです。
タレはお酢と醤油を混ぜればOKです。
出来上がった小龍包がこちら。
肉汁がどれくらい出るか、レンゲにのせて穴を開けてみると…、
じゅわぁぁぁ…!!!!
おぉぉー!!!!
おうちでも肉汁じゅわーができた!!!!
何度か失敗してきたのですが、大判の餃子の皮を使って、皮の口さえしっかり閉じれば、おいしく作れることが分かりました。
ゼラチンって今までゼリー以外にどうやって使ったらいいか分からなかったのですが、こうやって料理に使うと、肉汁じゅわーがおうちでも味わえるんですね。
小龍包の他にも、ハンバーグだとかピーマンの肉詰めだとか入れても味がワンランクアップしそうです。これまであまり使うことのなかったゼラチンですが、これからは積極的に使っていきたい!
よかったら試してみてくださいねー。