我が家は夫婦2人ですが、晩ごはんによくお好み焼きをします。ホットプレートやフライパンで簡単にできるお好み焼き。生地・焼き方・具材に少しこだわるだけで、より美味しく食べられます。
大阪出身の夫から教えてもらった、自宅でできる美味しいお好み焼きのコツをご紹介します☆
目次
お好み焼きをより美味しく食べるために、こだわりたい点はズバリ3つあります。
順番に見ていきます。
関西風お好み焼きの生地は、最初に混ぜ合わせておくのが特徴です。粉は小麦粉でも出来ますが、美味しく作りたいのであれば「お好み焼き粉」を使うことをおすすめします。お好み焼き粉には、小麦粉の他に鰹節粉末やサバ節粉などの出汁が入っているため、生地に出汁の味が効いていておいしいです。
以下の材料を泡だて器で混ぜ合わせましょう☆
まず、1つ目のポイントは、キャベツの切り方。キャベツは、千切りではなく5mm幅くらいのざく切りにします。キャベツを細く切りすぎると、食感が物足りなくなってしまい、キャベツ本来の甘みが感じられなくなってしまうので注意。
2つ目のポイントは、牛乳を入れること。我が家では、本来水を入れる分量の半分を牛乳にしています。牛乳は、お好み焼き粉のグルテンを柔らかくし、生地をふっくら仕上げてくれます。
3つ目が最大のポイント。マヨネーズです。お好み焼き粉の袋に書いてある「生地の作り方」を読んでも、マヨネーズという表記はありません。しかし、マヨネーズを少し入れるだけで、入れずに作るより、サックリした焼き上がりになります。これは、マヨネーズの油分が余計な水分を飛ばしてくれるからなんです。
これら3つの工夫をすれば、キャベツの甘みのあるふっくら・サックリした生地になります。
せっかくおいしいタネが作れても、焼く際に失敗して、生焼けだったり、上手くひっくり返せずに無残な姿に…なんてことになったら、台無しですよね。
失敗しない焼き方の手順とコツをご紹介します。
1.多めの油(大さじ2くらい)を敷く。
2.おたま一杯分の生地をのせる。
3.その上にお好みで海老やイカ・ちくわなどの具材をのせる。
4.最後に豚バラをきれいに広げてのせる。
5.生地の周りに焦げ目がついてきたら、コテで一気にひっくり返す。
6.反対面も生地の周りに焦げ目がついてきたら、さらにひっくり返す。豚バラがカリカリになっていたら出来上がり。
7.ソース、マヨネーズ、青のり、鰹節を上からかける。
手順自体は難しくありませんが、いくつかコツがあるので、押さえておきましょう。
油をケチってしまうと、上手くカリッと仕上がらず、なんだか焦げ焦げのお好み焼きになってしまいます。油はたっぷり入れましょう。
プロ並みの腕前なら問題ありませんが、一枚のお好み焼きを巨大サイズにしてしまうと、ひっくり返すときに大抵失敗します。また、分厚すぎるのも火が通らないのでNG。おたま一杯分が適量です。
きちんと焼けてからひっくり返さなければ、生地がバラバラになってしまいます。見極めるポイントは、生地の端っこの焦げ目。ちょっと端が焦げてきたかな?くらいがひっくり返す目安です。
関西風お好み焼きは、上からコテで押さえると、仕上がりがふっくらしません。押さえなくてもちゃんと焼けるので、安心して見守りましょう。
豚玉に飽きたら、いろいろな具材で作ってみるのも面白いです。意外に何でも合うので、好きな具材で挑戦してみてくださいね。
・シーフード
定番ですが、エビ・イカ・ホタテなど、たくさん入れるとおいしいです。桜エビもおすすめです。
・おもち
おもちを小さく切って入れるのもおすすめ。かなり腹持ちのよいお好み焼きになります。
・ちくわ、カニカマ
家庭の味ってかんじでこれも好きです。マヨネーズにもよく合います。
・紅ショウガ
関西といえば紅ショウガ。関東の人はあまり馴染みがないかもしれませんが、おいしいのでぜひ試してみてくださいね。
・アボカド&トマト
え?それ合うの?と思うかもしれませんが、意外においしい組み合わせです。
いかがでしたか?
生地の作り方・焼き方・具材にこだわれば、おうちでもお店で食べるようなお好み焼きを作ることができます。ホットプレートを囲んで焼きながら食べれば、おうちでもパーティー気分で楽しめますよ。アツアツのお好み焼きはビールにも相性抜群!
ぜひ、作ってみてくださいね☆