秋の絶景スポットやハイキングと言えば紅葉狩り…が主流。ですが、紅葉にはまだちょっと早い時期に行けるところはないかな…と探している人は、ススキの名所に訪れてみてはいかがでしょうか。
兵庫県にある「砥峰(とのみね)高原」は、西日本でも有数のススキが広がる高原です。有名映画のロケ地にもなっているそうですよ!
絶景スポット大好きな私たち夫婦も、行ってみました。9~11月の今はちょうど見頃!どんな場所だったか、ご紹介します。
目次
■所在地
兵庫県神崎郡神河町川上801
■TEL
0790-30-8100
■営業時間
24時間
※管理棟は9:00~17:00(月曜・冬季休業)
※イベント時以外は夜間照明なし
■アクセス
播但連絡道路「神崎南ランプ」より約40分
砥峰高原は、約90haにも及ぶ台地にススキが広がる高原です。
見渡す限りススキに覆われたその土地は、秋を感じながら散歩するのにおすすめの絶景スポット。兵庫県の山の中にあるのですが、喧騒から離れてのんびり過ごすことができるので、デートスポットとしてもおすすめです。
映画『ノルウェイの森』や、大河ドラマ『平清盛』『軍師官兵衛』など、映画やドラマに疎い私でも知ってるくらい有名な作品のロケ地になったことでも有名です。
やっぱりススキの時期9月・10月・11月あたりが一番おすすめです。
私たちが訪れたのは9月末で、ちょっと早いのかな…と思っていたのですが、見ごたえは十分!緑の草木の中に広がるススキがとても綺麗でした。また、山の上なので、お天気のよい日の朝が気持ちいいです。
少しずつ朝晩が涼しくなってくるこの時期は、のんびりお散歩するのにぴったりですよね。
インターネットで情報を知り、「よしススキを見に行ってみよう!」と思い立ったものの、観光地としてはそれほど有名でもないため、どんな場所か想像もつきません。
とりあえず、グーグルマップに頼って車で山を登って行きます。車以外の手段はなさそう…。
(※と思っていたのですが、2016年9月17日~11月13日は、直通バスが毎日運行しているようです。予約をすれば、利用できるみたいです。⇒詳しくは公式HPへ)
特に道が分かりにくいということはなく、目的地へ到着。
入口付近にあるだだっ広い駐車場へ車を停めます。ガラガラです。
駐車場から見える管理棟。
ここに展望テラスがあったり、そば処があったりします。9月中旬から11月半ばまでは定休日なしで営業しているそうですが、変更もありとのことw
建物らしきものはここだけです。トイレもこの中にあります。
管理棟のあたりから散策ルートを歩くことができます。
特に受付などもないので、勝手に自由に行ってくださいというかんじ。とりあえず、道なりに進んでみます。
いきなりのススキ!
見渡す限りススキです。
道は広めの砂利道になっていて、それほど歩きにくいところはありませんでしたが、全部歩こうとすると、なかなかの距離があります。
私たちは、丘の上まで登って適当なところで戻りました。数か所ですが、途中ベンチがあったりもするので、休憩したりお弁当を食べたりするのもよさそうです。
ススキとススキの間を通れる遊歩道もあります。
もう少し秋が深まれば、さらにススキに囲まれた写真が撮れるかも。
9月でも角度によっては、こんなかんじになります。
写真好きには楽しい撮影スポットです。
『ノルウェイの森』撮影地もありました。
原作は読んだことがあるけど、映画は観てないなぁ…。ファンにはおすすめですよ。
山の中なので、空気がおいしい!いろんな生き物たちにも会えました。
トノサマバッタ。
水辺にいたイモリ。
赤とんぼ。
そこにいる生き物にも秋を感じられます。
毎年10月には、砥峰高原にてススキ祭りが開催されています。ステージイベントやバザーの出店が予定されているみたいです。
この日は食べ物の販売もあるようなので、美しい景色を楽しみながら、お祭り気分を楽しむことができそう。
2016年は10月23日(日)に開催されます。
この日を狙って行くのもオススメですが、景色だけをじっくり楽しみたい場合は、あえて人の少ないときを狙って行くのもアリかもしれませんね。
いかがでしたか?
ススキって今まで田舎道とかにただ生えてるイメージで、鑑賞目的で見に行ったことはなかったのですが、この場所は「うわ!ススキってこんなにキレイだったっけ?」と思える絶景でした。
絶景スポットをめぐるなら、早朝に竹田城の雲海を見に行ったあと、訪れてみるのもいいかと思います。車だと1時間くらいで行ける場所にあります。合わせて楽しむのもオススメですよ。
秋を感じるススキの名所「砥峰高原」へ、ぜひ訪れてみてくださいね♪