横浜みなとみらいにある『オービィ横浜』に行ってきました。
2018年4月にリニューアルし、いろんな動物たちとふれあうことのできる屋内型テーマパークに生まれ変わったオービィ横浜は、たくさんの子連れで賑わう人気スポット。待ち時間も心配されるスポットなのですが、平日に訪れたところ、かなり空いていてゆったり過ごすことができました。
混雑状況や料金、所要時間、2歳児との楽しみ方についてご紹介します。
目次
オービィ横浜とは、みなとみらいで動物とふれあえる屋内型テーマパークです。
以前は映像中心のコンテンツばかりで本物の動物はいなかったのですが、2018年4月にリニューアルし、たくさんの動物たちとふれあえる大人も子どもも楽しめるテーマパークに生まれ変わりました。
今回実際に行ってみて、ここなら2歳児を連れて親1人でも安心して行けそう…!という便利さでした。小さい子ども連れでも疲れすぎない広さな上、駅直結、建物内にはフードコートもある。動物好きの娘は、たくさんの動物たちとふれあえるのがとても楽しくて、夢中で遊んでいました。
唯一気になるのが、混雑状況。
普通の平日、下の階にあるフードコートで早めのお昼ご飯を食べてから、ちょうど12時頃に訪れたところ、なんとガラガラでした。チケットも並ばずに買えたし、各コンテンツも行列は全くなし。
実はここ、休日や祝日に訪れると、チケットを買うために長蛇の列。各コンテンツごとに待ち時間長ければ2時間…とまるでディズニーランドのような待ち時間に悩まされることもあるらしく、あぁここにこんなに並ぶのか…と予想される行列を区切るテープがたくさんあって震えました。正直、そんなに並んでまで行くくらいなら、普通の動物園に行った方が楽しいし安くつくし満足度は高いと思います。
訪れるなら断然平日がおすすめですが、休日しか行けないという場合は、金~日・祝・祝前日は22:00まで開いている(最終入館は21:00、各エキシビジョンによって終了時刻に違いあり)ので、夕方くらいから訪れるのもアリかもしれません。
この日は、待ち時間全くなしで3時間半くらい遊びました。アニマルコンテンツを中心に遊んで、6つのエキシビジョンを楽しみました。その他のシアターなどにも入ればもっとゆっくりできたかもしれないのですが2歳児の体力の限界が来ましたw
オービィ横浜の入場料金は、2種類あります。
大人 | 中・高生 | 小人 | 幼児 | シニア | |
入館料 | 800円 | 500円 | 300円 | 0円 | 300円 |
パスポート (入館料+フリーパス) |
2400円 | 1800円 | 1600円 | 1200円 | 1800円 |
1つは入館料にプラスして、チケット販売機で行きたいところのチケットを個別に購入する形になります。例えば、「アニマルガーデン」に入るためには500円、「キャットパラダイス」に入るのに500円、「マウントケニア」に入るのに300円…というように一つずつ課金していきます。
パスポートの場合は、個別にチケットを購入する必要なく、どこでも自由に入ることができます。
今回私たちはパスポートで入館しました。体験した有料コンテンツは「アニマルヴィレッジ」「アニマルガーデン」「キャットパラダイス」「アニマルスタジオ」「マウントケニア」の5つでしたが、もし入館料のみで入っていた場合を計算してみると、
となるので、やはりパスポートの方が断然お得でした。
中には無料(入場料のみ)で楽しめるエキシビジョンもいくつかあります。有料コンテンツをどれくらい楽しむかによって、入場料のみとパスポートとどちらがお得かは変わってくるのですが、だいたい3~4つ以上行くのであればパスポートにしておいた方がお得です。
というわけで、子どもと一緒にたくさん動物たちと触れ合ってきました。訪れたところをおすすめ順にご紹介します。
まず訪れたのが、アニマルガーデン。ここでは、カピバラや南国の鳥、アルマジロ、イグアナなど、普段なかなか触れ合うことのできない動物たちとふれあえます。カピバラとリクガメのごはん(200円)も購入できるので、手渡しで食べさせてあげられるのも楽しいです。
この日は、スタッフさんに鳥を腕にのせてもらえるとのことだったので、2歳娘挑戦。
怖がることなく上手くのせられました。
大きなカメさんがこんなにそばにやってきても、怯まず甲羅をなでる娘。
巨大イグアナだけは怖かったようで触れませんでしたが、親子で楽しめました。
2階にあるアニマルスタジオでは、うさぎ・モルモット・ハリネズミ・ヒヨコなどの小動物たちと触れ合うことができます。
入り口を入ると、たくさんのヒヨコたちがお出迎え。
手を入れると、エサをもらえると思って集まってくるヒヨコたち。ツンツン突かれてますが、痛くないので大丈夫です。近くにヒヨコのエサも販売しているので、手にエサをのせて入れると、我先にとものすごい数のヒヨコが集まってきます。
手袋をすれば、ハリネズミも触ってOK。
置物のように静かに佇むフクロウたちもいました。
猫好きなら間違いなく嬉しいキャットパラダイス。いろんな種類の猫たちが、のんびり過ごしているお部屋です。
この日はちょうど猫たちはお昼寝の時間だったのか、上の方の棚?のようなところでじっと寝ている子が多く、人間の通る場所に出てきてくれる猫ちゃんは少なかったのですが、そんな猫のマイペースぶりも可愛かったです。
入り口で鰹節(200円)を購入すれば、気が向いた猫ちゃんは寄ってきてくれます。
娘は、このお部屋の奥に映し出されたピアノをやたら気に入って、ここでずっと遊んでいて、たまに猫にも興味は示すものの、よしよししようとしたら逃げられる…を繰り返していました。
新しくオープンしたアニマルヴィレンジでは、可愛いシマリスに会うことができます。
決まった時間にあるシマリスツアーに参加すると、シマリスの柵の中まで入ることができたようですが、今回は柵の外側から見てまわりました。
シマリスはすごい速さで走り回っていて、娘はそれに興味津々でした。他にも、フレミッシュジャイアントという大きなうさぎもなでなでできました。
マルチスペースで開催されていた期間限定イベント。入場料のみで入れます。
ここでは、カブトムシと力比べをしたり、ボールを投げるゲームがあったり、お砂場のような場所があったりして、ちょっと休憩がてら立ち寄るのにぴったりでした。
虫たちのコスプレができるのも楽しかったです。
これはセミになったうちの子。
ケニアにある山の気温を体験できるというお部屋。
ここはツアーになっていて、スタッフさんに中へ案内されます。3つのお部屋があるのですが、3つ目の風の強いお部屋には3歳以下は入れないとのことで、途中の2部屋行ってみました。
この寒いお部屋、珍しくうちの娘は怖がってグズグズ…。何が怖かったのかよく分からないのですが、一つの部屋に閉じ込められてるような独徳の雰囲気が嫌だったのかも。どちらかというと大人向けのアトラクションでした。
オービィ横浜は、室内にあってアクセスも便利、子連れで訪れるにはぴったりのテーマパークです。
たくさんの動物たちとふれあうことができるし、アトラクションを楽しむこともできる、新しい形の動物園でした。外にある動物園のように特別大きな動物がいるわけではありませんが、ふれあいを目的にしている動物園にしてはいろんな動物がいて楽しめます。
休日の待ち時間は辛いですが、中へ入れる人数を制限しているのは、動物への負担を配慮すれば仕方ない。けどやっぱり混雑してるオービィはあまりおすすめできません。平日は小さな子ども連れでもゆったり楽しめるので、機会があればぜひ訪れてみてくださいねー。