京都には、たくさんの桜の名所があります。シーズン中は、夜桜が楽しめるライトアップのイベントも多く開催されています。
枝垂桜のライトアップを楽しみたいなら、元離宮二条城の庭園にある八重紅枝垂桜がおすすめです。お城の庭園の中をゆっくりと散歩できる夜桜拝観は、夫婦で静かに楽しむには、ぴったりの場所。2016年のライトアップの情報と合わせて、どんな場所か詳しくご紹介します。
目次
■所在地
京都府京都市中京区二条通堀川西入ル二条城町541
■TEL
075-841-0096
■開城時間(城内)
8:45~16:00(閉城17:00)
※二の丸御殿観覧時間 9:00~16:00
■入城料金
大人 600円
中学生・高校生 350円
小学生 200円
■アクセス
(電車の場合)
京都市地下鉄東西線「二条城前」駅より徒歩5分
(バスの場合)
京都市バス9・12・50・101系統「二条城前」すぐ
(車の場合)
駐車場有り(216台まで)
二条城とは、徳川幕府の京都における拠点であり、幕末に15代将軍、徳川慶喜が大政奉還を行ったことでも有名なお城です。
本丸御殿と二の丸御殿に分かれており、特に二の丸御殿の建築や障壁画は豪華な桃山文化が感じられ、見ごたえがあります。二の丸御殿の6棟が国宝に指定されており、重要文化財も多数あります。開城時間内に訪れれば、城内の見学をすることもできます。
桜の季節には、毎年庭園のライトアップイベントが開催されます。
■日時
2016年3月25日(金曜日)~4月17日(日曜日)
18:00~21:30
※入城受付は21:00まで
ライトアップは通常の城内見学者との入れ替え制です。
■入場料金
大人 400円
子ども 200円
※和装の場合無料になります!
二条城には、約400本、50品種の桜が植えてあります。庭園を散歩しながら、ソメイヨシノだけでなく、様々な種類の桜を楽しむことができるのが、二条城の特徴。普賢桜や福禄寿・手弱女などの珍しい桜を見ることもできますよ。ヤマザクラ・ソメイヨシノから開花が始まり、シダレザクラ、サトザクラへと4月下旬まで約1ヶ月に渡り、咲き誇る桜が見られます。
特に印象に残るのは、清流園の八重紅枝垂桜。ソメイヨシノに比べて、濃いピンク色がライトアップによく映え、美しいです。
2015年3月末、二条城ライトアップを見に行ってきました。混雑の具合も大したことはなく、ゆっくり観覧できました。夜ごはんを食べた後、ふらりと散歩ついでに立ち寄ったのですが、1時間もあればゆっくり見てまわれるので、夜のお出かけにはちょうどいいかんじです。
城内の建物には入れないので、建物の外側からまわりこんで、庭園へ。
彫刻が豪華な唐門は、夜でも存在感があります。
庭園内は、道なりに足元を照らす明かりが灯され、派手すぎないしっとりとした幽玄の美を演出しています。
ヤマザクラ・ソメイヨシノのトンネル。
清流園の中の洋風庭園。八重紅枝垂桜。ライトに映し出されて、幻想的な雰囲気に包まれます。
和風庭園とサトザクラ。庭園に咲く一本の桜が、絵になります。
ライトアップイベント中は、二の丸御殿台所(重要文化財)の公開と、京の名産品展の開催も行われます。ゆっくりと桜を楽しんだ後は、名産品展でお土産を買ったり、軽食を楽しむこともできますね。
また、和装で訪れるとなんと無料で入ることができるんです。京都に訪れたなら、着物姿で夜桜見物もおすすめです。
いかがでしたか?
京都にはたくさんの桜の名所がありますが、枝垂桜のライトアップを楽しみたいなら、二条城がおすすめです。幻想的な雰囲気の中で、夜桜を楽しむことができますよ。
ぜひ一度、立ち寄ってみてくださいね☆