栃木県にあるツインリンクもてぎ内のキャンプサイト『森と星空のキャンプビレッジ』にて、キャンプデビューをしてきました。
設備は新しく充実していて、初心者にもおすすめのキャンプ場でした。
木漏れ日サイトにて家族3人でテント泊してきたので、その時の様子を詳しくご紹介します。
目次
栃木県内にある『ツインリンクもてぎ』は、ホンダのサーキットや子ども向けの乗り物アトラクションのあるテーマパークです。
敷地内にはキャンプ場もあります。キャンプ場は、グランピングサイト、ロッジ、キャンピングカーサイト、木漏れ日サイト(テント泊)、林間サイト(テント泊)に分かれています。全体的にコンパクトにまとまっているイメージでした。すべてのサイトに徒歩ですぐまわれます。
近年流行りのグランピングができるサイトもあり、夏休みなどのキャンプシーズンは賑わっている様子。テントがないけどキャンプをしたい!という場合は、ロッジを借りることもできます。
キャンプ場の決まりとしては、花火(手持ちも)や音楽がNG。直火も禁止で焚火をする場合は焚火台を使用し、消灯時刻の23時には消火してくださいとのことでした。敷地内にペット同伴もNGとのことなので、注意しましょう。
今回私たちは、初めてのテント泊に挑戦しました。予約したのは下の写真の木漏れ日サイト。
テント泊をする場合は車を横付けできる「木漏れ日サイト」と、車は駐車場に移動して林の中にテントを立てる「林間サイト」があります。林間サイトの場合も、いったん車を荷降ろし場に横付けして荷物を降ろしてから、駐車場に移動できます。なので、めちゃくちゃ遠いというわけではないですが、林の中へ下っていくかんじだったので、運ぶのはちょっと苦労するかも。
こちらが林間サイト。
また、広さを比べてみると、木漏れ日サイトは 5m×5m、林間サイトは4m×4mと、木漏れ日サイトの方が広いです。実際行ってみた感覚だと木漏れ日サイトでもテントとタープを建てると結構いっぱいいっぱいだったので、林間サイトだとかなり窮屈なはずです。
ちなみに、木漏れ日サイトでも狭い!という場合は、木漏れ日ワイドサイトというのもあります。大人数の場合はこっちの方がよさそうです。
隣のサイトとの距離は1mくらいで結構近め。今回は金曜の夜に宿泊したこともあり、周りはガラガラだったためとっても静かでしたが、予約が埋まっている状態だとわりとガヤガヤしそう。小さい子どもがいるため、消灯後にお隣さんにちょっと気を遣う距離感だったので、空いていてよかったです。
ちなみに、お値段は木漏れ日サイト8000円。ちょっと相場より高いかな?と思います。その分後述しますが、設備はめっちゃ充実してます。
森と星空のキャンプビレッジは、なんといっても設備が充実しています。
全体的にとっても綺麗だし、しっかり整備されていて、安心感がすごい。キャンプ初心者やガチすぎるアウトドアはちょっと…という人にもおすすめです。
受付横にある売店には、キャンプの必要物品や食料、飲み物なんかをたくさん販売しています。基本的にはキャンプなので、全て持参するつもりで行った方がいいですが、あれが足りない!あれを忘れた!ってときにはかなり便利。
薪や炭、着火剤、サトウのごはん、お酒、ジュース、水、お茶、お菓子、さらには飾りつけのガーランドまで、その品揃えにびっくりしました。最近のキャンプ場ってかんじ!
さらに電子レンジまで置いてあって自由に使えるのですが、キャンプなのにまさか電子レンジを使うことはないだろう…と思っていたところ、まさかの事態に。
夜中、次の日の朝食用のパンを野良猫に食べられる事件発生。袋に入れて放置していた私が悪いのですが、袋を破って食べられてました。
まさかまさかの大失態。
朝食に食べるものがなくなってしまい、サトウのごはんをレンチンさせていただくことに…。結果的にとっても助かりました。売店があってよかったです。
ちなみに、ここではキャンプ用品をレンタルもできます。必要なものを事前予約しておいて、受け取りましょう。
キャンプ場のトイレは、個人的にはかなり重要。少々の不便や古さは許せても、トイレだけはある程度きれいであってほしい…というのが私の希望です。
ここのトイレは、一瞬キャンプ場であることを忘れるほどきれいです。ウォシュレット付きだし便座も暖かくて感動でした。手洗い場もきれいなので、洗顔や歯磨きの際にも問題なく使えます。おむつ替え台もあるので、小さい子ども連れにも嬉しいです。
また、トイレ入り口の扉はしっかり閉まるタイプになっているため、夜に虫が入らないのも嬉しい。私はそれほど虫が苦手な方ではないですが、昔、キャンプ場のトイレで夜な夜なでっかい虫たちのパーティーが開かれているのを見てから、あの光景はちょっと受け入れられませんwここは安心してトイレに行けるのがよいですね。
ツインリンクもてぎ内には、ホテルもあります。
ホテル内には大浴場(露天風呂付!)があり、キャンプの利用客もお風呂に入ることができます。夜と翌朝の両方利用できるので、夜焚火をして炭臭くなった体を翌朝洗えるの最高でした。
シャンプーとボディソープ、化粧水、赤ちゃん用ソープまで置いてあって驚きました。タオル類も持っていなければ自販機で購入できます。
キャンプ場から徒歩7~8分のところにあるのですが、階段ありの山道を登って行かなくてはいけないので、子連れだと結構しんどかったです。車でも行けるので、ちょいと車を出せるなら、乗っていた方が楽です。
キャンプサイトには、電源があります。
電源があると電気ストーブなんかにも使えるので、秋冬の寒さ対策には便利。今回は特別どうしても使わなきゃいけない事態にはなりませんでしたが、スマホの充電ができるのはありがたかったです。
外灯もたくさんあって、夜でもトイレまでの道はライトなしでも余裕で歩けます。消灯は23時なので、それ以降に外を歩くなら懐中電灯が必要。消灯するといきなり真っ暗になるので、ランタンの明かりと、手元の懐中電灯は用意しておくと安心です。ただし、周りへの気遣いは忘れずに、明かりは小さく迷惑にならないように気をつけましょう。
焚火も23時には消火しましょう。
消灯になったら、辺りは真っ暗。満天の星空は必見です。
ツインリンクもてぎ『森と星空のキャンプビレッジ』は、設備がしっかりと整った初心者にもおすすめのキャンプ場でした。
トイレはきれいで使いやすく、大浴場にも入れるなど、子連れにも使いやすいポイントがたくさんありました。翌日はツインリンクもてぎ内のテーマパークで遊ぶこともできるので、退屈せず過ごせますよ。
子連れでキャンプをする場所を探している人は、よかったら参考にしてみてくださいねー。