沖縄転勤が決まったとき妊娠が発覚した私が、妊娠の喜びの一方でとっても残念だったのが、妊婦は沖縄の海を満喫できないんじゃないか…という現実。
…だったのですが、体調が良好だったこともあり、医師の許可を得て、安定期に入ってから2度ほど海に入ることができました。
海に入る際に気を付けたことや、マタニティ水着の工夫をご紹介します。
そもそも、妊娠中に海に入るのはOKなんでしょうか。
ネットで検索しても賛否両論で、正直自分では分からなかったため、安定期に入った頃、勇気を出して産婦人科で聞いてみました。
医師「順調ですね。何か聞いておきたいことはありますか?」
私「えー…あの、実は最近転勤で沖縄に来たので、海に行きたいと思ってるんですけど、妊娠中でも海に入って大丈夫ですかね…?(怒られたらどうしよう…ドキドキ)」
医師「いいですよ(即答)」
私「え、いいんですか?」
医師「はい、問題ありません。マタニティスイミングもあるくらいですから、無理をしない程度であれば大丈夫です」
私「海って菌がいっぱいいるとか聞いたことあるんですけど、ばい菌入ったりしませんか?」
医師「そう簡単に入ってくることはないので大丈夫ですよ」
私「そうなんですか…!」
というわけで、晴れてOKをもらったため、念願の沖縄の海へ。
(※あくまで私の場合ですので、体調によってはNGの場合もあると思います。妊婦さんは必ずお医者さんに聞いてから行ってくださいね)
わくわくしながら準備を始めたものの、新たな問題が浮上。妊婦って何着て泳ぐの?という問題です。
手持ちの水着はビキニばかりで、安定期に入って大きくなってきたお腹が思い切り目立ってしまいます。それに、締め付けが窮屈で辛い。露出度が高いので、日焼けしやすい肌になってる妊婦にはキツイ。
というわけで、いくつか対策を考えました。
マタニティ水着ってどんなものがあるのかな…と検索してみると、いろいろ出てきました。
リゾート気分を味わいたいなら、可愛いワンピースや体型カバーもできるセパレートタイプなんかもあります。
こんなんとか
こんなんとか可愛い。
欲しい!と思ったのですが、でもよくよく考えたらこれって、2~3回着るだけで必要なくなってしまうなぁ…と思ったんですよね。
ちょっともったいない気がしたので、家にある服でなんとかならないかと考えてみました。
沖縄の海でシュノーケリングをすることが目的なら、妊婦はもちろん、妊婦でなくても実は、ビキニよりもウェットスーツのように全身を覆った服装の方がおすすめです。
理由は3つ。
私は浜辺でキャッキャ遊ぶのではなく、夫婦でシュノーケリングをするのが目的だったため、とにかく全身を覆える服装で水に入ることにしました(日焼けも怖い…)。
マタニティ用のものを購入したのではなく、家にあるものを使いました。
こんなかんじ。
ラッシュガードで覆われているので、イマイチ分かりにくいのですが、ビキニの上は手持ちのものを着用。もともと貧乳のため、パットを外せば問題なく使えました(悲報)。下は入らなかったので、妊婦ガードルを履いてます。
妊婦ガードルが見えたら恥ずかしいので、その上から運動用のレギンスと短パンを履いて、下半身をガード。
さらに、ゆったりめのラッシュガードを着て上半身をガードすれば完成です。
意外に腹もいいかんじに収まりました。手持ちの水着が使える場合は、ちょっと工夫すればなんとかなるかもしれません。
シュノーケリングをする際には、ライフジャケットを着用するようにしましょう。
どんなに泳ぎの得意な人でも、海は溺れる危険と隣り合わせ。妊婦は体力もありません。無理をしないためにも、必ずライフジャケットを着用する必要があります。
ライフジャケットで浮かんでいるだけでも、意外に体力は消耗します。「疲れたな」と感じる前に休憩を挟んで、無理をしないことも大切です。休憩の際には、スポーツドリンクなど塩分・水分補給も必須です。
さらに、休憩場所は横になれるスペースを確保しておくとよいと思います。リゾート地なら、パラソルとデッキチェアを有料で借りることもできますが、混雑時などは利用できないこともあります。簡単に日陰を作ることができる簡易テントがおすすめですよ。
私は泳いだ後、この中で横になって休憩すると、とっても楽でした。休憩の間、日陰で過ごす工夫はしておいた方がよいと思います。
…というわけで、妊娠6か月の私はがっつりシュノーケリングを楽しんできました。阿嘉島のビーチは最高でした。
妊婦の海水浴についてまとめてみます。
医師から「海に入ってOK!」の許可が出たとしても、海へ入るかどうか、最終判断をするのは妊婦自身。赤ちゃんを守るためにも、体調と相談しながら、無理をせず楽しんでくださいね。