世界にたくさんあるリゾート地。中でもモルディブは、新婚旅行に人気ですよね。数年前、私たちも新婚旅行でモルディブ島「ココアアイランド」に行ってきました。
「ココアアイランド」は、モルディブ旅行者に人気の高いリゾートです。私たちも滞在してみて、心から大満足でした。もはや楽園としか言いようのない素晴らしい世界です。たくさんあるリゾートの中で、どのホテルに泊まろうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
モルディブとは、インドとスリランカの南西、インド洋にあるモルディブ共和国という島国です。26の環礁や約1200の島々から成り、約200の島に人が住んでいるそうです。公用語はディベヒ語という独自の言葉ですが、英語もよく通じます。
小さな島がたくさんあり、その中の85~100もの島がリゾート島となっています。モルディブには、1つの島に1つのリゾートホテルがあるので、滞在先の島はまるごとホテルのリゾート地として利用できるんです。
■ホテル名/クラス
ココアアイランド バイコモ/デラックス
■客室数
33室
■住所
South Male Atoll, Rep of Maldives
■部屋数と種類
・ドーニスイート8室
・ドーニロフトスイート9室
・ロフトヴィラ10室
・1ベッドルームヴィラ4室
・2ベットルームヴィラ2室
■クレジットカード
Visa, Master, Amex,JCB
ココアアイランドは、客室数が33室しかない小さなリゾートです。しかしながら、そのクオリティは極上。なんと全室が水上コテージなんです。よくテレビなどで見かける、海の上にコテージがあるアレです。
他のリゾートでは、水上コテージと陸上コテージの両方があって、お部屋によって値段が変わったりするのが一般的。でも、ココアアイランドなら、どの部屋に泊まっても、モルディブならではの水上コテージを満喫でき、どの部屋からでも、テラスからそのまま海に入れます。
私たちは、ココアアイランドの客室の中では一番ランクの低い「ドーニスイート」というお部屋に泊まりましたが、十分すぎるほどの広さでした。でっかいダブルベッドと、足を延ばせるほど大きいソファー、テラスにも横になってくつろげるイスがあります。
白を基調としたシンプルな造りのお部屋で、華美な派手さはありませんが、清潔感のあるオシャレなお部屋でした。
シュノーケリングは、いつでも好きなだけ、これでもかというくらいできますwテラスの下はすぐ海なので、海に入らなくても泳いでいる魚たち(イカやエイなんかも来ました)はたくさんやってくるのですが、やっぱり海にも入りたいですよね。
シュノーケリングのセットやライフジャケットもリゾートで借りられるので、安心です。また、ココアアイランドのよいところは、コテージからしばらく続く浅いところを過ぎると、突然水深が深くなる「ドロップオフ」と呼ばれる部分があること。泳ぎながら近づくと結構怖かったですが、このドロップオフのおかげで、いろんな魚たちがやってくるんだそうです。これがないリゾートは実は多くて、せっかく水上コテージに泊まっても、思っていたほど魚が現れなかった…なんてこともあるみたいです。
ココアでは、浅い珊瑚礁のところだけ泳いでいてもびっくりするくらいたくさんの種類の魚たちに出会えます。
水中の写真が撮れるように、水中カメラかデジカメの防水パックを持って行くと楽しいですよ。水中の写真は難しいですが、素人でも何枚かはちゃんとピントを合わせられました。
じゃん。
海に入って覗いたらすぐこんな感じ。感動的!
シマシマの魚や・・・、
真っ赤のお魚・・・、
自分たちのコテージのすぐそばにもこんなにお魚が。
海が好きな私たちは、これだけでもう十分なんじゃないかと思うほど楽しかったです。疲れたら、テラスからお部屋に上がって一休み。ホテルで用意してくれるフルーツを齧ったり、エスプレッソマシンで作った普段飲まないエスプレッソを飲んでみたり。休憩を終えたらまた海へ。そんな繰り返しも自由なんです。
沖縄の海で体験ダイビングをしてから、そのときの感動が忘れられなかった私。せっかくなので、モルディブの海でもダイビングをしてみたくて、人生2度目という超初心者ですが頑張りました。
ココアアイランドには、日本語スタッフの方がいる(これも英語が苦手な人には重要ポイント)ので、申込みはなんとかなりましたが、インストラクターの方とは、英語でしかコミュニケーションがとれません。英語が苦手な私は緊張しましたが、潜る前に少し練習させてもらえたのでよかったです。ダイビングをやったことがない人は、日本で1度はやっておかないと怖いと思います。夫と私とインストラクターさん3人で、浅瀬から泳いで行って、ダイビングしました。
そこで見た海の景色は素晴らしすぎて目に焼き付いてます。写真はありませんが、ものすごく大きいウミガメや、ナポレオンフィッシュ、ウツボも見られました。
ココアアイランドの食事は美味しいです。
レストランは1つしかありませんが、その日によってイベントがあり、食べられるものは様々。もともとのメニューも豊富で飽きません。
また、ハネムーン特典で「キャンドルライトディナー」というのが付いており、1日は真っ暗の浜辺にキャンドルを焚いて食べました。ムードがあって素敵でしたが、正直かなり暗かったため、どんな料理か確認できないという謎の空間でしたw
ルームサービスを頼んだり、朝食をテラスで食べたりもできます。滞在中、食べ物に飽きることはありませんでしたよ。
味も日本人の口にも合う料理ばかりでした。朝食は一品オーダーとバイキング、夕食はレストランになります。量がかなりあるので、私たちは基本朝食と夕食をレストランで食べ、昼食は軽食(カップヌードルとか)を持って行って済ませました。
ココアアイランドは、1周約徒歩15分という小さな島です。この島の散歩は、人生で一番贅沢と言ってもいいほど素敵です。
まず、誰もが感動するのが美しく伸びる砂州。真っ白のサンドカーペットが海の真ん中へ伸びる場所があります。天国に続いているんじゃないかと思うほど、綺麗です。私たちが普段意識しないまま過ごしている、朝日が昇り夕日が沈むという瞬間が、すごく貴重で美しいものなんだと気付かされます。
次に、ドロップオフまで歩いて行ける桟橋。海の真ん中を散歩している贅沢さに感動です。ドロップオフの地点からは海の色がエメラルドグリーンから、急に深い青に変わります。写真でもくっきり分かれてますよね。青のコントラストが美しいです。
また、散歩をしているといろんな生き物に出会えます。砂の中から顔を出す真っ白のカニや、なぜか歩いて移動する鳥たち。堂々と自生する植物。そこにいるすべての生き物が幸せそうで素敵です。
夕日が沈むころ、船に乗せてもらってクルージング。イルカを見に行くことができます。想像を絶するくらいの数のイルカたちが、船と一緒に泳いだり、ジャンプしたり。
こんなに近寄って来るの!?というくらい船に接近するイルカたちに大興奮。可愛すぎました。
ビールとお弁当も用意してもらえて、船上でイルカたちを眺めながら乾杯。本当、贅沢すぎて震えます。
ココアアイランドでは、スパやヨガもできます。
また、ライトがオシャレな室内プールや、体を鍛えるためのジムもあるので、お天気の悪いときなどに、利用するといいかもしれません。
まさに心も体もリフレッシュできる空間ですね。
反対に、できないことも一応紹介しておきます。以下のことがしたい人にはモルディブは向いていないと思うので、他のリゾート地を探すことをおすすめします。
リゾート内に、こじんまりとした可愛いお土産屋さんは一つあります。空港でも少しならおみやげを買うことができます。
ですが、ショッピングを楽しみたいと思っている人には物足りないと思います。
オプションに「マーレ観光」という首都の観光もありますが、街の観光をしたいと思うなら、モルディブ以外の国を訪れた方が面白いんじゃないかなと思います。
のんびり過ごすのが苦手で、常にどこかに出かけて何かを見たいという人は、モルディブはちょっと違うと思います。
別にオシャレをしてもいいのですが、周りに人がいないので、見てくれるのはパートナーだけですw宿泊客が少ないため、他の観光客にすらたまにしか会いません。
オシャレのしがいがあるのはレストランに行くときくらいだと思います。それ以外は、私はほとんど化粧すらしてませんでした。だっていつでも海に入りたかったんだもん!
時期や石油サーチャージなどによって変動しますが、モルディブに行くなら、1人50万円程度はかかると言われています。決して安いとは言えませんよね。
安く行けるリゾート地もたくさんあるので、お金をかけたくないなら、他を探すのもアリだと思います。モルディブに比較的安く行きたいなら、雨季(日本は春~夏頃)がおすすめです。今年訪れたいと思っている人は、そろそろ手配をした方がいい頃だと思いますよ。
自然豊かなモルディブリゾート。私は新婚旅行にモルディブの「ココアアイランド」を選んで本当によかったと思ってます。
他にもゴージャスな感じのする人気リゾートはいろいろありましたが、私たちにはココアがとても合っていました。生きている間にもう一度行けたらいいなあというのが密かな夢です。
モルディブの滞在先を迷っている人には、ぜひおすすめしたいリゾートです!よかったらぜひ、候補に加えてみてくださいね☆
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