今年度から始まった幼稚園。

外出自粛のためしばらく入園式が延期になっていたのですが、6月から少しずつ分散登園という形で娘も幼稚園に通うようになりました。

そこで、幼稚園に必要なものをまとめ、子どもが自分で準備できるように新しい収納を考えました。工夫したことと、使ったアイテムをご紹介します。

 

幼稚園の用意は子どもとしたい

幼稚園へ行く際、必要な持ち物はたくさんあります。名札、コップ、ループタオル、赤白帽、ハンカチなど、なかなか自分で準備するのは難しいですよね。

けれど、毎日親が全て用意していては、親にしてもらうのが当たり前になってしまう。それだといつまで経ってもできるようにならないし、そもそも私自身が忘れっぽいい性格なので、一人で全部担うのは最初だけでお願いしたい…。きっとこういうことは最初が肝心だ!と思った私は、ゆくゆくは子どもが自分で翌日の準備ができるよう、幼稚園グッズの分かりやすい収納を考えることにしました。

 

ニトリ『Nインボックス』の引き出しが便利!

幼稚園グッズ用に引き出しを買い足そうか迷っていたのですが、狭い我が家にはこれ以上置き場所がないし、転勤族なのでできるだけ家具は増やしたくない。リビングにあるカラーボックスをうまく使えないかな…と考えて導入したのが、カラーボックス内にぴったり収まる引き出し。

購入したのは、ニトリのNインボックス引き出しタイプです。カラーボックスの一角が、引き出しになる優れものです。ぴったり収まるし、下に滑り止めもつけられるので、引き出しを引いてもボックスごと引きずられることはありません。

我が家はもともとカラーボックスにノーマルタイプのNインボックスを入れておもちゃの収納をしていたので、カラーボックスの1角を引き出しに変えて、幼稚園グッズを収納するところを作ってみました。

 

引き出しの中は100均グッズで仕分け

娘が通う幼稚園で毎日必要なものといえば、名札、ハンカチ、ループタオル、コップ、連絡帳、出席シール帳の7点。お弁当のある日はお弁当セット。週初めの月曜日には手提げと上履き、赤白帽。さらに、体操服上下と靴下は園服の下に着るので、これもまとめて入れたいところ。

全部入るか不安だったのですが、まあまあいいかんじに収まりました。

 

上段は小物を中心に。

 

下段は衣類を中心に入れてみました。

どこに何を入れるのか分かりやすいように、100均の収納ボックスで引き出し内を仕分けます。中に入れるものはできるだけ詰めすぎないよう、量に余裕をもたせるのがポイント。上下に重ねて入れるのではなく、並べて全体が見えるようにすると、子どもも選びやすいです。

引き出しにラベルを貼っておく

さらに、引き出しのどこに何が入っているのか、一目で分かるようにラベルを貼っておきます。

ラベルは無料素材や100均にも売っているのですが、個人的には子どもにも読める平仮名と、より分かりやすいイラスト付きにしたかったため、自作しました。フォントと枠だけパソコンで作って、イラストは手書きです。おしゃれインテリアとしてはイマイチかもしれませんが、ここは分かりやすさを重視しました(私はそこまでしませんでしたが、写真を撮って貼ればより分かりやすいです)。

 

毎日使うものは引っ掛けて収納

引き出しに入らない帽子、リュック、園服は、カラーボックス脇にフックを取り付けて、引っ掛けました。

園服を引っ掛ける場所も作りたかったのですが、どうしても場所が確保できず園服だけは仕方なくドア上のフックにかけてます。子どもは届かないのですが、これは出かける前に私が取ってあげたらいいかな…と妥協しました。

ちなみに、フックはあとから取り外すこともできる両面テープタイプを使用しています。

 

持ち物準備ボードとボックスを活用!

収納はここまでなのですが、子どもが必要な持ち物を理解するために、準備ボードも作成してみました。

写真を撮って印刷し、ホワイトボードに貼っておきます。リュックに入れられたら、OKマグネットを貼ります。OKマグネットは、100均で売っている白いマグネットにシールを貼って自作しました。ちょっとマグネットが大きすぎました。子どもの好きなキャラクターなんかにしてもよさそう(つい私の趣味に走ってしまったけれど…まあ子どもも喜んだのでヨシ)。

収納場所の近くにボードを貼っておいて、子どもが写真を見て、自分で必要なものを順番に取り出してリュックに入れられるように工夫しました。これはすごく分かりやすいようで、まだ幼稚園始まったばかりなのに、自発的に結構がんばって用意してくれています。

リュックの準備ができたら、空の収納ボックス内に入れて玄関に置いておきます。リュックには入れないけど必要なものがあるときは、一緒にまとめて箱に入れておくと、忘れ物が減るので良いです。水筒とか、大人が持ってく提出おたよりとか。

 

まとめ

子どもは新しい引き出しに、新しい幼稚園グッズがたくさん入っているのを見てご満悦。

「ここがタオルで~ここが靴下で~」とか言いながら引き出しを開けては幼稚園を楽しみにしていて、なかなか可愛いです。とりあえずは毎日必要なものの準備を自分でできるようになるのが目標。これが定着すれば、今後小学生になったときに急にハードルが上がる持ち物準備にも少しずつ対応できると目論んでいます。

もし、おうちに新しい家具を置くスペースがあるなら、制服掛けも付いている専用の棚を購入して、そこに幼稚園グッズを全て収納するのもアリかもしれません。

子どもにも分かりやすい収納をすることで、楽しみながら明日の用意ができるようになるといいなと思う今日この頃でした。