どうも。50m走の記録は10秒台、運動神経悪い主婦ユキコです。いやー、ほんとに。昔から運動は大の苦手。「アメトーーク」の運動神経悪い芸人の気持ち、分かりますw
きっと世の中には、私と同じように学生時代、体育の時間のたびに苦い思いをしては、極力運動することを避けて大人になった人も多いのではないでしょうか。
ダイエットや美容、健康のために運動をすることは大事だと分かっていても、苦手でなかなかできていない…そんな人に、おすすめしたいのがユキコ流ジョギングです。「ユキコ流」とか言うとめっちゃ偉そうですが、ただ単に運動音痴がこれならできるようになったというお話をご紹介したいと思います。
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このジョギングは、まだ私が職場にいた頃、バリバリの元陸上部だった先輩に教えてもらった走り方です。これを実践したら、私でも本当に走れるようになりました。
「自分のペースで走ればいい」ってよく言われます。でも、運動音痴には「自分のペース」なんてどれくらいか分かりません。なので、今までジョギングなんてしたことないよ!という人は、まず歩くくらいのスピードで走ってみてください。私は始めのうちは、歩くくらいのスピードでも15分が限界でしたw(体力なさすぎ)
でも続けているうちに、「お、なんか今日はちょっとスピード上げてもいける気がする!」みたいな日が来ます。その日が来たら、少しだけペースを上げてみます。その繰り返しでOK。
タイムを計測しているわけではないので、途中でしんどくなったら無理はせず、ペースを落とします。とにかく途中で止まらず、走り続けるということだけは意識しましょう。走ったり止まったりするのは余計しんどくなります。
初めて走る人は、最初のうちはできるだけすぐに帰れるところをぐるぐる走るのがおすすめです。いつでも帰れる安心感大事。慣れてきたら、自分のお気に入りの公園などに行って走れば気分もリフレッシュできるのでおすすめです。
フォームだなんて!それ以前の問題だし!と思う方、実はそうじゃありません。
ちょっと姿勢に気を付けるだけで、かなり楽に走れるようになります。基本姿勢は、体を少し前に倒すようなかんじの前傾姿勢。猫背にならないように、真っ直ぐ体を傾けることを意識しましょう。そうすることで、自分から足を出さなくても、重力によって自然に足が前に出るんです。これ、走れる人は自然にやってることらしいのですが、運動音痴は皆、無意識に体を反らせてしまってるらしいですよ。
また、腕を激しく振りすぎると疲れるので、腕は少し後ろに引くだけでOK。短距離と違ってジョギングでは、腕の振りはほとんどいりません。
ちょびっと意識するだけで全然違うので、ぜひ試してみてください。
普通に走っていたら、すぐに息が苦しくなるのですが、走るリズムに合わせて、2回吸って2回吐くという呼吸法を意識すれば、苦しくなくなります。
というようなことを言われて実践したら、運動音痴の私は、一つ気付いたことがあります。
私、運動中めっちゃ落ち着きがなかったんや!ということ。2回ずつ呼吸を意識すると自分の呼吸が安定して落ち着いて走れます。「しんどい!しんどい!」と思いながらゼーゼー言ってしまうと逆効果。しんどければしんどいほど、落ち着いて呼吸を安定させるようにすれば、楽になります。
これはジョギングだけに限ることではありませんが、三日坊主で終わらず、継続することが大事です。2日に1回くらいのペースが理想ですが、無理なら1週間に1度でもいいと思います。私も気を抜くとすぐにサボりたくなるので、全然人のことは言えないのですが、走れるようになりたいのであれば、少しずつでいいので継続しましょう。
これは経験から言えるのですが、期間は開ければ開けるほど、次に走るときはしんどいです。少しずつでも走る習慣をつけておけば、どんどん楽に走れるようになりますよ。
ちなみに私の場合、初めて走った日から6年が経過。決して速いペースとは言えませんが、「歩くスピード」からは一応卒業し、30分くらいかけて4キロ程度なら軽く走れるようになりました。私からしてみれば、人生で一番運動しるんじゃないかというくらいの驚きの出来事ですw
ここで、運動音痴の私が、なぜジョギングならできるようになったのか考えてみます。精神面のお話。
運動音痴なのに走るなんてとんでもない!と思う方、きっとたくさんいると思います。しかし、ちょっと立ち止まって考えてみてください。あなたは運動が「苦手」なだけでなく、いつからか「嫌い」になってませんか。
私は小学生くらいの頃からもうすでに、運動が嫌いでした。なぜ嫌いになったかというと、それは、ずばり、周りのみんなと比べられるからです。ドッジボールで速い球を投げられる子、リレーで1番を走る子、そんな子が輝く小学校時代。「自分は運動ができない」「誰かに笑われるんじゃないか」というコンプレックスがどんどん膨らんでいく毎日。
運動会なんて最悪です。足の遅い自分を見世物にされているようで恥ずかしく、応援なんてやめてー!!と心の中で叫んでました。
中高生くらいになると、バレーボールやバスケットボールなどはもはや苦行。運動神経の悪い自分が、チームメイトに迷惑をかけていることが申し訳なく、さらに萎縮する体育の時間。もはや、運動の楽しさなんて1ミリも分かりませんでした。
そんな私にとって、ジョギングだけは、そんな「運動=嫌い」という思いから、逃れられる唯一の運動だと、大人になってから気付きました。
私にとって、何よりもこれが大きな意味をもちました。暗いですねw運動音痴の私にとって、誰かと一緒に運動をするというのは、大変なプレッシャーです。ジョギングって1人でできますよね。誰にも見られなくて済むし、誰かとチームになる必要もありません。とても気が楽なんです。
1人でするジョギングには、勝ち負けもありません。やはり暗いw
スポーツを楽しむ人たちにとっては、勝負こそがスポーツの面白さだというのも理解できます。私も観戦は好きなので、熱くなる気持ちも分かります。けれど、運動音痴で運動嫌いの私にとっては、勝ち負けも相当なプレッシャーでした。バレーボール親睦会などの行事に参加するのさえ、今でもめっちゃ怖いです。
ジョギングは、準備しないといけないのは靴くらい。道具を準備する必要もなければ、体育館に行く必要もありません。近所の道や公園でもできます。そんな手軽さも私にとっては入りやすかったのだと思います。
また、走っている間、好きな音楽を聴くこともできます。これは、他のスポーツではできませんよね。そんな自分なりの楽しみ方を見つけるのも一つの手かと思います。
運動は、本来気持ちのいいもののはずなんです。
体を動かしたあとは、肩こりも解消!スカッとしますよ。
私自身、それに気付けるようになったのは本当に最近なんです。けれど、運動が大嫌いだった私でも、そんな風に思えるようになって、本当に嬉しいです。
同じような思いで運動を遠ざけている人は、まずはマイペースに、自分ができるだけ楽しめる方法で、走ることから始めてみてはいかがでしょうか。