1歳児を連れて富山へ旅行。黒部市にある宇奈月温泉の宿『桃源』に宿泊しました。
子連れに嬉しい貸切露天風呂をはじめ、食事処での椅子や子ども食器、キッズスペース、おもちゃのプレゼントなど、子連れに優しいサービスがたくさんあり、とても快適に過ごせました。
どんな宿だったか、詳しくご紹介します。
目次
『ホテル桃源』は、黒部市宇奈月温泉にあるお宿です。
今回私たちは、北陸新幹線『黒部宇奈月温泉駅』よりレンタカーを借りて、宿へ向かいました。ここからなら車で約20分くらい(富山市内からなら1時間半程度)です。
電車で訪れるのであれば富山地方本線『宇奈月温泉』駅から徒歩6分で行くことができます。
このへんは温泉街になっていて、トロッコ列車の「宇奈月駅」もすぐ近くにあるため、宇奈月温泉観光には便利です。うちはここへ泊まった翌日の朝、トロッコ列車に乗車しました。
ホテル『桃源』に到着。
ロビーからは黒部川が流れる様子がよく見えます。ロビー横にはコーヒー、紅茶などを自由に飲むことができるコーナーもありました。売店でお土産も販売しています。
フロントで一通り説明を受けて、部屋に案内してもらいました。
部屋はかなり広々。
窓からは黒部川と吊り橋がばっちり見えて、ロケーション最高でした。
建物自体は古さを感じるところもあった(部屋入口の扉や一部の壁や洗面台など)のですが、いいかんじにリノベーションされていて、お部屋の中は新しく、ほとんど古さを感じませんでした。畳のスペースが広いので、子どもも大喜びでした。
宿で着る浴衣は、子どもサイズも置いてくださっていました。
正直1歳児には大きすぎましたが、せっかくなので裾をたくし上げて着せてみたら、相撲部屋の子みたいで笑えました。
また、今回親の還暦祝いで訪れたのですが、還暦用の赤ちゃんちゃんこも宿で用意してくださり、親はテンション上がってました。いろいろサービスが行き届いててありがたかったです。
お風呂は、大浴場、有料貸切露天風呂、無料貸切風呂、足湯の4種類あります。
有料貸切露天だと8名入れる大きめの露天風呂で45分2000円とのことでしたが、家族3人でそこまで広い必要はないかなと思い、無料貸切風呂を利用しました。
無料貸切風呂は3種類あり、そのうちの1つが露天風呂です。2~3人くらいが入れるサイズの湯船と、洗い場が1つありました。露天と言っても、簾がかかってるのでここから景色は見えません。とはいえ家族で利用するならこれくらいでちょうどいいし、まだオムツのとれてない子ども連れにはありがたい貸切風呂でした。
子どもは夫に託して大浴場にも行ってみたのですが、こちらはめっちゃ広くて、露天風呂からは黒部川が眺められて最高に極楽でした。
貸切風呂もいいけど、『桃源』に来たら大浴場にもぜひ行ってみてほしい…!!
ちなみに、大浴場にも脱衣所にベビーベッドがあったり、洗い場に子ども用のイスやおもちゃが置いてあったりして、子連れ歓迎のムードがあり、個人的にはとてもありがたかったです。実際幼児さんも何人かいました。もうちょっと大きくなったら一緒に入りに来たいです。
夕食と朝食はそれぞれ別の場所だったのですが、どちらも子連れで問題なく利用できました。
夕食時は、大人用のイスにクッションを敷いて、高くした椅子をあらかじめ準備してくださっていたのでとてもスムーズだったし、食器も子ども用のプラスチック製のものを出してもらえました。
朝食時は座敷席に案内してくれてとても助かりました。
食べ物は、白ごはんをもらって、おかずは大人の会席料理から食べられるものを取り分けて食べさせました。普段からよく食べる娘ですが、この日は私も見たことないくらいモリモリ食べてました。
それにしても、富山の海鮮は口に入れたら思わずふっと笑ってしまうくらい美味しかったです。
今回はお祝い事ということで、奮発して舟盛りを注文していたのですが、すごいボリュームの刺身が出てきて感動しました。アワビの刺身…おいしすぎた…。日本酒にたまらなく合うよね。富山は日本酒もおいしいので、もう飲むしかないよね。
お風呂の側の休憩所近くには、子どもが遊べるキッズスペースもあります。
こういうちょっとしたスペースがあるかどうかって子連れにとってはすごく嬉しいんですよね。娘は速攻でアンパンマンのぬいぐるみに反応していました。
また、館内のスタンプラリーを集めればおもちゃも1つもらえるとのことで、砂場セットをゲット。
しばらく手離さないくらい気に入ってました。
宇奈月温泉ホテル『桃源』は、お部屋・景観・温泉・食事すべて大満足のお宿でした。親もとっても満足してくれて嬉しかったです。
今回は特別子どもが楽しめることを目的にしていたわけではなかったのですが、想像以上に子どもへのサービスがよくて、本当にいろいろありがたかったです。
宇奈月温泉に宿泊するときは、よかったら参考にしてみてくださいねー。